特集

「リコリコ」ガスブロ「千束の銃」は東京マルイのこだわり満載! ストライクプレートだけじゃないこだわりポイント紹介

【千束の銃】

近日発売予定

価格:未定

【東京マルイFESTIVAL 2023 in ベルサール秋葉原】

11月11日・12日 開催

会場:ベルサール秋葉原

入場無料

 4年ぶりの開催となるイベント「東京マルイFESTIVAL 2023 in ベルサール秋葉原」にてアニメ「リコリス・リコイル(以下リコリコ)」とコラボレーションしたガスブローバックガン「千束の銃」の見本が展示されている。

 本稿では、アニメ劇中さながらに再現された本製品について、会場で担当者の方に伺ったこだわりポイントを紹介していく。

アニメ「リコリス・リコイル」の場面写真

なんといっても特徴的なストライクプレート7が徹底的に再現!

 本製品を見てまず目につくのが銃先端(マズル部分)のスパイクの付いたストライクプレートだろう。これは劇中でも実際に千束が的に押し当てて使用していたように近接戦闘時に銃の保護と標的への攻撃に用いられるもので、標的の弾を避けながら非殺傷性の命中率の低い弾を近距離で撃ちこむ彼女の戦い方と非常にマッチしている印象的なカスタマイズだ。

 今回東京マルイは、このストライクプレートをアニメの設定に合わせてデザインしたという。しかしながら、劇中ではパースが異なる場面もあったため、元となる銃(巷ではデトニクスと言われているが今回は名言されなかった)にサイズを合わせたという。

 さらに、ストライクプレートが射撃時にバレルが上向きに傾く「ショートリコイル」の邪魔にならない設計になっているという話も聞けた。というのも、ストライクプレートはバレルが後退すると発射できない機構を持つハンドガンを標的に押し当てた状態でも発射できるようにする役割もあるので、バレルに触れていては意味がないからだ。

バレルがストライクプレートに触れていない

特徴はストライクプレートだけじゃない!

 前述したように、「千束の銃」で最も印象的な部分はストライクプレートであることは疑いようがない。一方で、グリップもカスタマイズされており、劇中でも確認できる場面がある。さらに、今回展示されている製品では、リアサイトにも特徴がある。

 まずグリップだが、こちらには親指を添えた時に手になじみそうな加工が施されている。こちらは実際に劇中でも確認できる仕様で、彼女の銃を構えるスタンス「C.A.R.システム」と非常に相性がよさそうなものとなっている。

グリップ中ほどにある凸上になっている部分が手になじみそうだ。劇中の銃を準備するシーンで確認できる

 次にリアサイトについてだが、こちらは“コ”と“コ”のパーツで挟む形になっている。その理由としては千束のように近距離で戦う場合には通常の“II”の形だとサイトで標的が見えなくなってしまうためだという。コラボレーションモデルでありながら、こういった細かい気配りに東京マルイらしさを感じずにはいられない。

“コ”と“コ”のパーツで挟む形で近距離でも隙間から標的が見えるようになっている

女性はもちろん男性が持っても似合いそうな「千束の銃」に期待大! できれば「たきなの銃」も出してほしい

 発表からおよそ9カ月。長かった。今回ようやく実物がお披露目された「千束の銃」について筆者は当初「可愛らしい女の子が持ってた銃だし男は似合わないのかな?」と思っていた。しかし、実際に見てみると想像以上に無骨な雰囲気を醸し出しているし、大きさも男性が持っても申し分ない物の様に感じた。そもそも未成年の女の子が銃を持っている「リコリコ」の世界が特殊なので無骨で当然といえば当然だ。

 完成度も高く、性能についても安定安心安全の東京マルイ製なので全く心配ない。担当者の方によれば近日(東京マルイの近日の中でも近日)発売予定だという。発売が待ち遠しい。

 さらに、今回の「千束の銃」の反響が大きければ「たきなの銃」にも期待が持てるとのことだったので、是非とも成功してほしい。筆者は実物をみて「リコリコ」熱が再燃したのでこれを機に見返して発売に備える。

Amazon Prime Videoで視聴