レビュー
アクションフィギュア「超合金×GUNDAM FACTORY YOKOHAMA RX-78F00 GUNDAM」レビュー
2020年12月31日 00:00
いざ起動実験開始!主要な部分はラチェット関節で強度十分
それでは実機同様に”起動実験”と称して動かしてみましょう。腕の跳ね上げ、脚の付け根の回転、膝関節の回転でラチェット(クリック)関節が採用されており、チッチッチッと気持ちい音をさせながら関節を動かせます。
装備類を着けてポージングを取らせる!
これは実機にはないことにはなりますが、ガンダムの標準装備品を携行させてみましょう。ビームライフル、ハイパーバズーカ、ビームサーベルにはそれぞれ左右の専用ハンドが用意されていますのでそれに付け替えるのですが、腕部との接続でだいぶ固いところもありますので、標準の握りこぶしをゆっくりじわじわぐりぐり引き抜き、おなじ要領で使うハンドを押し込みながら腕とハンドの隙間が埋まっていくのを確認しながら交換します。
ポージングをさせていて、太もも裏にも関節があるのに気付きました。脚の付け根と合わせることで深く動かせることになるのですが、この太もも裏の開き方、動き方が実機の動きとそっくりだったのに驚きました。実機には太もも裏には太いシリンダーが2本入っているのですが、もし現地に行かれることがあれば横からじっくり観察してみると構造が面白いと思います。
ガンダムファクトリー横浜のF00ガンダムが超合金になる意義とは?
正直、”超合金”ブランドの完成品アクションフィギュア版F00ガンダムがオープン初日に現地のガンダムベース横浜サテライトのみとはいえ販売されるとは思っていませんでした。実際こうやって手に取ってみるとその実際の重さからくる重量感、ダイキャストなどの金属の手触り感、完成品でしかありえないフルカラー彩色&フルマーキングの商品はこの”超合金”シリーズが最適なんだとわかりました。
ガンダムファクトリー横浜には金属の体躯を持つ本物のF00ガンダムがいて、動くところも見れます。併設されたガンダムラボではどうやって実機を実現するためにどのように検証されたかもわかるようになっています。この「超合金×GUNDAM FACTORY YOKOHAMA RX-78F00 GUNDAM」を手にされた方であればその意味を深く感じ取られたのではないでしょうか。
筆者も数十年ぶりに”超合金”ブランドの商品を購入してみましたがすばらしいディテールですね、ガンプラ同様にこちらのブランドも相当に技術革新が進んでいるのを感じられ本当に感動しました。なにより塗装済みで完成していることですぐに遊びだせることがすばらしいですね。このF00ガンダム用にもっとリアルなバージョンのガンダムキャリアーとガンダムドックがオプション発売されないかな、とひそかに期待しております。オープン初日にこの完成度ですから会期途中や後半にどういった限定グッズが登場するかとても楽しみです!
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