レビュー
コトブキヤ「武御雷 Type-00R Ver.1.5」レビュー
2021年10月7日 00:00
多重関節ならではの動きに驚愕
オプションを作る前に、この段階で動きなどをチェックしていきたい。まずは完成した各パーツを並べて一気に組み上げる!んでもって、ちゃんと予想した通りの出来映えかを見ておこう。いやー、マジで「武御雷」だよ。こんな簡単にできちゃったよ。動きの方もかなり柔軟。注目すべきは上腕の構造。肩アーマーを外すと、上腕は直線ではなく根元から大きくカーブした構造で可動域の確保に余念がないことがわかる。
多彩なオプションの制作
早速、仕上げのためのオプション作り。まずは、戦術機とほかのロボとの違いを明確にする跳躍ユニットの制作。この部分が「戦闘機らしさのなごり」なんだよね。なお、コイツがあればミノフスキー・クラフトばりに空を飛べるが、BETAの光線級がいると一瞬で蒸発させられてしまうので、どちらかというと機動用だ。
そのほかのオプションとしては、大量の武器がある。日本製の戦術機はハイヴ戦(敵の要塞内での戦闘)を想定しているので、弾薬系よりも長時間戦える近接武器が充実している。特に74式近接戦闘長刀の美しさは格別。握り手も2種類あるので、好きな角度で刀を構えられる。また、重火器も組み換えで2種類用意されているのが嬉しい。
なお、74式近接戦闘長刀にはブレードマウント、87式突撃砲、87式支援突撃砲はガンマウントがあるので、それぞれ武御雷の背部にセットできる。セットしない場合の無装備時パーツもあるのが気が利いている。
素組みでバッチリと武御雷の神々しい強さと輝きを再現できた!
慣れないプラモ制作なので時間はそれなりに使ったけれど、完成品を見ると疲れなんて吹き飛んじゃう!とにかく武器が充実している上に、動きもいい。例えば、戦術機ならではの、ガンマウントを利用した背面撃ちや前面に移動させた一斉射撃もできる!自分の好きな武御雷を飾りたいなら、ぜひ制作にチャレンジしてみてくれ!
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