レビュー

コトブキヤ「武御雷 Type-00R Ver.1.5」レビュー

多重関節ならではの動きに驚愕

 オプションを作る前に、この段階で動きなどをチェックしていきたい。まずは完成した各パーツを並べて一気に組み上げる!んでもって、ちゃんと予想した通りの出来映えかを見ておこう。いやー、マジで「武御雷」だよ。こんな簡単にできちゃったよ。動きの方もかなり柔軟。注目すべきは上腕の構造。肩アーマーを外すと、上腕は直線ではなく根元から大きくカーブした構造で可動域の確保に余念がないことがわかる。

本体部分がすべて準備完了。バランスを見て完成品を予想して思わずほくそ笑むぜ
組み上げてみると高貴な機体であるType-00Rが目の前に!
【可動域の確認】
せっかくなので可動域を確かめる。このポーズはなんやねん!……的な感じだが、これくらい動く
裏側から見るとこんな感じ。膝はそこまで曲がらないが、肩から腕部にかけての可動域はすさまじい。肩アーマーを外すとわかるように肩は根元から大きく外側に逃がすことができるので、戦術機らしいポージングに生きてくる。肘も二重関節でしっかり曲がる

多彩なオプションの制作

 早速、仕上げのためのオプション作り。まずは、戦術機とほかのロボとの違いを明確にする跳躍ユニットの制作。この部分が「戦闘機らしさのなごり」なんだよね。なお、コイツがあればミノフスキー・クラフトばりに空を飛べるが、BETAの光線級がいると一瞬で蒸発させられてしまうので、どちらかというと機動用だ。

 そのほかのオプションとしては、大量の武器がある。日本製の戦術機はハイヴ戦(敵の要塞内での戦闘)を想定しているので、弾薬系よりも長時間戦える近接武器が充実している。特に74式近接戦闘長刀の美しさは格別。握り手も2種類あるので、好きな角度で刀を構えられる。また、重火器も組み換えで2種類用意されているのが嬉しい。

 なお、74式近接戦闘長刀にはブレードマウント、87式突撃砲、87式支援突撃砲はガンマウントがあるので、それぞれ武御雷の背部にセットできる。セットしない場合の無装備時パーツもあるのが気が利いている。

【跳躍ユニット】
跳躍ユニットは色が分かれているので、パーツ構成も細かい
完成した跳躍ユニットに可動パーツを組み込む。あとは本体に取り付けるだけだ
BETAとの戦闘のキモとなる跳躍ユニット。多重にパーツを組み込むことで美しいディテールを再現
【武装類】
65式近接戦闘短刀を含む近接武器。米軍機などにはない設計思想
武御雷のメイン兵装ともいえる、87式突撃砲、87式支援突撃砲、74式近接戦闘長刀
87式突撃砲と、87式支援突撃砲は、可動式ガンマウントと固定式のガンマウントに付けられる
使う装備によってマウントパーツを変えたり、武器を持たせたら未装備用のマウントに変更することもできる。マウントパーツの違いはこんな感じ
マニュピレーターが大量に付いてくるので、武器も持ち替えやすい

素組みでバッチリと武御雷の神々しい強さと輝きを再現できた!

 慣れないプラモ制作なので時間はそれなりに使ったけれど、完成品を見ると疲れなんて吹き飛んじゃう!とにかく武器が充実している上に、動きもいい。例えば、戦術機ならではの、ガンマウントを利用した背面撃ちや前面に移動させた一斉射撃もできる!自分の好きな武御雷を飾りたいなら、ぜひ制作にチャレンジしてみてくれ!

武御雷 Type-00R Ver.1.5の全周。武器マウントは外してある
ガンマウントに付けた状態……からの背面撃ち!
ガンマウントに付けたまま移動させ、87式突撃砲の火力を正面に集中させる。作中でもよく見られる構図だが、腕部を外側に逃がせる設計なので窮屈にならずバシッとキマる
差し替え式でナイフシースの展開状態も再現
近接武器も多様な持ち手でしっかりと保持できる
突撃砲の両手持ちも余裕でこなせる可動範囲で、動かしていて非常に楽しい