レビュー

「IMS 1/100 ナイト・オブ・ゴールド・A-T」レビュー後編

完成!「IMS 1/100 ナイト・オブ・ゴールド・A-T」

 ここまで組み立て終わったらすべてを一体化して完成です。早速完成した姿を見ていきましょう。

まずは四方から見てみましょう。装甲同士がうまく隙間を埋めるデザインとなっており密度と重量感が感じられます。
頭部全体。放射状の王冠が特徴的となっています。
頭部正面。シャープなフェイスラインがとてもカッコいいです。
頭部のアップ。フェイスパーツは小指の先ほどの大きさですが眼のモールドもしっかりと成型されていました。
頭頂部にはモールドも細かく入っておりスミ入れを行なうことでよりくっきりさせることができます。
モーターヘッドの特徴ともいえる腹部蛇腹。フレーム状態でも十分カッコよかったと思いますが外装パーツが装備されることで色の対比が入ることでより色気が増しているように思います。
背面には特徴的なバックパックを装備。このディテール密度は圧巻です。
背部ユニットを細かく見ていくと、左右非対称の形状でありながらまとまりのあるデザインとなっていることがわかります。
背部スタビライザーは先端の細かな部分までしっかりとモールドが入っています。
肩部は大きいパーツなので特に目立つ部分。赤色の部分塗装がいいアクセントとなっています。
前腕にはアーマーがついてマッシブなシルエットになりました。
手先はフレーム完成時と変化がありませんが、ハンドパーツのフレーム色と前腕部外装色との対比で引き締まって見えます。
腕部背面。この角度なら内部フレームも楽しめます。
腰アーマーは前後2分割になっているので側面のモールドまでしっかりと表現されています。
背面の腰アーマーが長くなっており燕尾服のようなスマートさがあります。
武装の太刀は腰の両側にマウント可能です。
脚部正面。赤いラインが脚部の印象を引き締めています。
ふくらはぎ側はモールドなど情報量も多くフレーム色と外装色の対比も綺麗にキマっています。
足にも外装がついたのでよりシャープな印象となっています。
腰の刀は抜刀状態も再現でき手に持たせられます。

 いかがでしょうか。今回作成した「IMS 1/100 ナイト・オブ・ゴールド・A-T」は今までガンプラをメインに制作してきた筆者にとって刺激的なキットとなりました。当初は上級者向けのキットということで難しいものかと思いましたが、キットのかみ合わせも良くストレスなく組み立てることができました。キットの特性上、可動域は小さいのですが、それを補って余りあるディテールの密度感があると思います。IMSシリーズには1/144スケールのキットもあるので、入門にはそちらもオススメです。

今回使用した塗料一覧
工程使用塗料
下地GSIクレオス Mr.フィニッシングサーフェイサー1500 ブラック
上塗りガイアノーツ Exゴールド
上塗りガイアノーツ クリアーブルー
部分塗装ガイアノーツ ブライトレッド
部分塗装タミヤ エナメルカラーホワイト
スミ入れタミヤ エナメルカラーブラック
トップコートガイアノーツ Exクリアー