レビュー
ガンプラ「RG 1/144 RX-93ff νガンダム」レビュー後編
2022年4月26日 00:00
腕部を組み立てる。カラフルな外装を少ないパーツで再現!
腕部は意外と少ないパーツで可動とディテールを実現しています。少ないパーツということはそれだけ練り込まれた設計の賜物ということですね。実際組んでみると密度の高いディテールを持った腕部がすぐに組み上がることが実感できます。肩部が独特な構造をしているので組む途中、組んだ後でどの用に作用するかを見極めたいところです。
頭部を組み立てる。νガンダムを象徴づける“イケメン”な顔を作り上げる!
頭部もカラフルな構造ながら少ないパーツでの構成となっています。特徴はリアリスティックデカールを使ったツインアイの再現ですが組み立てとしては1/144スケールということもあり少々ハードルが高いです。貼り付けが大変ならクリアーグリーンで成形されたツインアイをガンダムマーカーなどで塗る方がいいかもしれません。
バックパックと装備を組み立てる。ロングレンジ・フィン・ファンネルは別次元のかっこよさ!
バックパックを組み立てます。こちらもボディ相当に細かなパーツ分けとなっています。「実物大ガンダム」「実物大ユニコーンガンダム」ではバックパックにアレンジが加わっていましたが、「実物大νガンダム」ではロングレンジ・フィン・ファンネル専用の接続ポイントになっただけで大きな変更はありません。
装備を組み立てます。ここではνガンダムの通常装備である「ビーム・ライフル」「ビーム・サーベル」「ニュー・ハイパー・バズーカ」「シールド」を組み立てます。冒頭でのランナー紹介の時にも気になりましたが6枚の「フィン・ファンネル」はパーツが大きな面積をとっているものの全てそろっていないので組み立てることができません……「フィン・ファンネル」も入った“νガンダム・パーフェクト・パック”の登場を期待しましょう!
最後はいよいよ「ロングレンジ・フィン・ファンネル」を組み立てます。一見してそのパーツ数は多いのがわかります。νガンダムの身長より大きく、カラフルでもありますのでおのずとそうなるわけですね。デザイン上、直線主体の長尺のパーツが多いので作例写真のようにいったん並べてみると構造含めわかりやすいと思います。
実物大νガンダム立像で目につくところだけではありますがマーキングシールを貼り付けてみましょう。アムロのパーソナルマークは富野由悠季総監督によってカラフルなものにリニューアルされています。左肩のマークは上下のパーツに合わせてシールも2つに分かれていて本体でドッキングさせたうえで貼り付けるとうまくいくでしょう。
フロント右アーマーの青と赤のラインはハードルが高い!筆者も何度かチャレンジしてそれっぽく貼れたと思います。肘と膝の丸モールドにもリアリスティックデカールを貼りました。立像の再現には必須の部分ですのでぜひチャレンジしてみてください。
©創通・サンライズ