レビュー
ガンプラ「MG 1/100 V2アサルトバスターガンダム Ver.Ka」レビュー後編
宇宙世紀最強のV2ガンダムの装甲・武装をさらにパワーアップ!
2022年5月26日 00:00
- 【MG 1/100 V2アサルトバスターガンダム Ver.Ka】
- 開発・発売元:BANDAI SPIRITS
- 発売日:2018年12月(プレミアムバンダイ限定)
- 2022年12月 3次再販
- 価格:7,700円(税込)
- ジャンル:プラモデル
- 全高:約167mm
前回のレビュー前編はいかがだったでしょうか。ガンプラMG(マスターグレード)シリーズ、それも“Ver.Ka”ブランドでのさらにエッジの利いた細かな設計によって全高15.5mの小型MSを見事に1/100スケールで実現、ファンが追い求めた完全変形「V2ガンダム」が見事なまでに組み上がりました。
レビュー後編では、このキット本来の姿である「V2アサルトバスターガンダム」にすべく追加される装備を組み立てていきたいと思います。「V2アサルトガンダム」と「V2バスターガンダム」は組み替えて再現できるようですが、それぞれへの追加装備用のマウント軸などは特に見当たりませんでした。キットでどのように実現されたのかを確認しながら組んでいきたいと思います。
追加装備を組み立てる。複雑に見えるも練られたパーツ割りと設計で意外とかんたん!
それでは追加装備を組み立てていきましょう。V2バスターガンダム用のメガ・ビーム・キャノンとスプレー・ビーム・ポッドはレビュー前編で組み立ててありますのでそれ以外ということになります、腰にIフィールド発生器と両肩両膝に対ビームアーマーがツヤ消しゴールドのパーツになり、腰左右のV.S.B.R.(ヴェスバー)、右腕のメガ・ビーム・ライフル、左腕のメガ・ビーム・シールド、腰部・脚部のマイクロ・ミサイル・ポッドと全身にわたっての装備となります。それだけ数も多くありますのでじっくり取り組んでいきたいと思います。
組立説明書とパーツの印象から複雑感がありますが、ランナーから切り出して並べてみたらとても少ないパーツ構成だということがわかっていただけたのではないかと思いますがいかがでしょうか。続けて腰のIフィールド発生装置とヴェスバー、両膝の対ビームアーマーを組んでいきますがこちらも同様の印象です。
長尺武器のメガ・ビーム・ライフルを組み立てます。この装備は砲身の伸縮と本体各部が展開する機構を持っているので少々複雑ですがこちらも精度の高いパチピタ組立で剛性感が高い大型の装備が組み上がります。
メガ・ビーム・シールドを組み立てます。劇中Vガンダムヘキサではそのパワーを使いきれなかった描写や、3基のバリア・ビットを大きく飛ばしビーム・シールドを展開したことが印象的で「RX-93 νガンダム」のフィンファンネルによるピラミッド・シールドが発展したような装備でした。キットでも3基のバリア・ビットの取り外しが可能、それぞれのバリア・ビットも多重構造になっていて作りごたえたっぷりです。
両膝外側、リア、フロントアーマー用のマイクロ・ミサイル・ポッドを組み立てます。キットではマイクロ・ミサイルの発射口の開閉状態を選択できます。今回は開き状態を選択しました。細かいミサイルのモールドが発射口から除くので情報量が格段に上がります。