レビュー
ガンプラ「HG 1/144 ドアン専用ザク」レビュー
2022年8月23日 00:00
組立開始!まずはボディ全体(胸部・ランドセル・頭部・腰部)から一気にスタートします
ボディ全体の見どころは1/144スケールにぎゅっと押し込まれたオリジン版ザクのガンプラの最新の可動性能を有することでHGシリーズの進化を感じられるところですが、ドアンのザクにはさらに損傷した動力パイプなどの処理も加わります。動力パイプはシールを貼りこんで処理しますので慣れていないと少々苦労するかもしれません。筆者もちょっと失敗してしまいましたがガンダムマーカーで補修してみました。
腕部を組み立て、ボディに組み込む
腕部は肘関節に簡易フレーム的な2重関節をもったオーバークラスな構造を持っています。右肩の大きなL字シールドはドアンのザク専用の損傷して内部が露出しているモールドがされているものになっています。使われるハンドパーツは左右の握り手と左手の平手となります。ドアンのザクの装備がヒートホークと岩(※付属しません)だけになりますのでこの選択になっていると思われます。
脚部を組み立てる
脚部はドアンのザクの中でも一番のパーツ数の構造になっています。それだけダメージ表現が多く盛り込まれている部位でもあります。特に脛から下のダメージ表現と動力パイプへのシール貼りこみなどちょっと難しい部分が集中します。特にシールは細かいのでじっくりと取り組んでいきましょう。
左右で使うパーツが微妙に違います。オリジン版ザク用のパーツ、ドアンのザク用パーツで似たようなパーツを使いますから組立説明書をよく見て番号を間違わずに切り取りましょう。もしもう一つキットをお持ちなら損傷が少ない時期のドアンのザクを作ることもできると思います。
装備とデカール貼り
これぞ漢のマシーン。装備はヒートホークのみです。キットには使用時用の柄の長いもの、収納時用の柄の短いものが付属します。映像を見ると背面にマウントしているヒートホークは右手で取り外す時に刃が下向きなのですがキットで同じマウント方法をとると刃が上向きになってしまいます。マウントの軸が回転しないのでこうなってしまうのですがここは別パーツででも再現してもらいたかったところです。
同時に大きなものだけですが水転写式デカールも貼ってみました。装甲のダメージ表現と同じようなかすれた状態のものとそうでないものが用意されています。キットはある程度ダメージなしの状態でも組めそうですからその場合はかすれていない方を貼っても面白いでしょう。
©創通・サンライズ