腕部を組み立てる。ここは意外とあっさりとした印象です
ボディ(上半身)はなかなかの組み応えを見せてくれ、さらにこのキットのすごさを感じることもできましたしなにより究極の金属表現をまざまざと見せつけてくれました。ここに腕部や脚部が組み合わさるとすさまじい存在感があってそれだけでもディスプレイに耐えうるかもしれません。
腕部は意外とあっさりとしたパーツ群に見えると思います。これまでのPGUやEGなどで培われた設計思想をも感じるほどで組みやすさ優先で設計されているように感じました。肘関節はガンプラスタンダードともいうべき2重関節です。ハンドパーツも豊富でプレイバリューも高いですね。前腕にあるビームシールド基部も前側にスイングでせりだす楽しいギミックがあります。
肩、上腕、前腕、装備などブロック単位で組み上がっていきます EGを彷彿とさせるような垂直ビルドを感じさせもします 肘関節は二重化されていまして、軸が2つの単純な構造 肩と前腕を組みます。できる限り1パーツ化され、組みやすい印象です ビームシールド発生器は2つの軸で引き出し式の関節を持っています 3つのブロックになるのでそれを組み合わせれば腕部本体が完成します ここではハンドパーツは3種類、後に装備編で2種類追加されます エモーションマニピュレーターは非常に精細にできているので…… 肩先のスラスターは上下2段になっていて連動可動します ボディ(上半身)に腕部をドッキングさせます。これだけでも大迫力です 上部カバーを引くと内部メカのノズル2つが連動して展開していきます ボディ(腰部)を組み立てる。機体を支える重要部は剛性感が高い!
腰部も上半身同様、ゴールドのフレームがふんだんに使われています。さらに脚部を大きく開かせる股関節の機構も大胆な設計がされています。ここではフロントとリアのスカートアーマーしかありませんがそれぞれに展開するギミックがついていますので最終装甲を付けた状態だともっと映えるようになるでしょう。
細かくディテールで分けられたパーツ群。主要な部分は太い軸が用意されていて本体を支えることが十分できそうです まずは股関節から組み立てます。両脚を大きく外側へ広げられる構造です グレー色のメカフレームの腰部基部には斜めに股関節を仕込む穴が開いています。ここへ股関節を配置することで自然と脚部全体を前方へ振り出すスイング機構をも持たせています。 クスィフィアス3レール砲を取り付ける基部を組みます。ここはリアに回り込むための機構を持っています フロント中央部を組みます。メカフレームにゴールドフレームを乗せていくイメージ フロントとリアのスカートアーマーは重ねていく構造です 脚部を組み立てる。現時点で最高の組み応え!
腕部のわりとあっさりとした組み立て感覚から一転、脚部はなかなかのパーツ数をもって多数のギミックを実現している印象です。ガンプラならではの膝関節可動に伴うフレームの連動可動は組んで触って大満足な部位になります。キットの公式サイトに掲載されているCGアニメーションを手で実感できるほどなめらかでスムーズな動きにしびれると思います。
パーツ数が大かったため、右脚はもう組んだ状態にしてあります。フレームだけでも多層構造なのがわかると思います 膝は可動で連動するのでその機構を見ることができます 膝フレームは左右からの挟み込みですが合わせ目が全く目立たないほどパチピタ設計です。もちろんアンダーゲートはなるべくきれいに処理します ふくらはぎにある3連バーニアも連動可動させられます カラー別でパーツ分けされており、細かいパーツながら難しくはありません くるぶしは左右にロールする機構を持っていて、左右が連動可動します 大腿部上部には股関節を接続するための軸を仕込みます 股関節パーツはシンプルな構造です。組付けに力が必要でしたのでペンチでじんわり締め上げました ソールを組んでいきます。ここも力が必要でしたのでペンチで組みました 脚部本体とドッキングすれば完成です。とてもディテールに満ち満ちた脚部はカッコイイの一言! 脚部はこれまでで一番多くのエッチングシールを貼り付けます