レビュー
ガンプラ「HG 1/144 ガンダムキャリバーン」フォトレビュー
2023年7月14日 00:00
バリアブルロッドライフル(Variable Rod Rifle)
GUNDフォーマットを取得したキャリバーンは特徴として魔女をイメージさせる箒(ほうき)に見える“バリアブルロッドライフル”を装備します。強力な攻撃力と推進力のエネルギーはバックパックから供給されます。
後端部の4基の推進器は“クアドラ・スラスター”と呼ばれ、状況に合わせて展開する機能を持っていてキャリバーンの追加推進装置として機能します。グリップはバリアブルロッドライフル上面にあり、サイドには左手で持つための可動グリップを備えます。
シェルユニット(Shell Unit)
数機開発されていた“ガンダム”は共通仕様としてパーメットスコアに応じてシェルユニットが発光します。キャリバーンではルブリス系とは違う制御となっていて虹色の発光色となります。
このガンプラではインサート成型によって虹色のシェルユニットを表現しています。さらにブレードアンテナも同様のインサート成型で虹色になっています。これはぜひご自身の目で確認していただきたいこのキットの見せ場となっています。
エスカッシャン(Escutcheon)
エアリアル(改修型)の11基のビットステイヴをエアリアル(改修型)と同じところにあるキャリバーン本体のハードポイントに接続することで機体性能を向上させる事ができます。そういった意味ではエアリアルとキャリバーンはある程度同様の機体設計ではあったものと推測できますね。
11基が集まってシールド形状を構成した姿を“エスカッシャン”といい、多目的攻防プラットフォームとして機能します。今キットではランナー上に再配置される形で白いビットステイヴが用意されています。
「HG 1/144 ガンダムキャリバーン」ついにリリース!
ここまで「HG 1/144 ガンダムキャリバーン」のフォトレビューはいかがだったでしょうか。最大の特徴はやはり“バリアブルロッドライフル”となるでしょうか。さらに最終回でまとうことになったエアリアルのビットステイヴで構成される“エスカッシャン”もファン歓喜の装備ですね。
とても素晴らしいキットでデザインはもちろんのこと、各部ディテールはアニメ設定を超えているように思えます。組み上がってバリアブルロッドライフルを装備、さらにエアリアル(改修型)のビットステイヴを身にまとえば劇中最終回のあのシーンの姿になります!その姿がとてもかっこよすぎます。
最後に、各パーツにストレスのない部分まで分解してみました。膝や足首などの主要な関節は“後はめ式”になっていてルブリスやエアリアル、その改修型などと同様のパーツ構成になっていてかんたん組立であのガンダム・キャリバーンが完成します。
「機動戦士ガンダム 水星の魔女」素晴らしいガンダムになりましたよね。筆者も毎週が楽しみでしょうがなかったガンダムとなりました。最終回の翌週となる7月9日(日)17時には存在しないはずの第25話がTwitterでトレンド入りしているほどで、筆者も含め水星ロスがひどすぎます……今回キャリバーンが発売されたことで他のガンダムたちも揃えたくなりました! 水星の魔女、この先の映画化やスピンオフ作品などがあるといいですね。また皆さんと盛り上がれればいいなと思いつつ今回のフォトレビューは終了となります!
(C)創通・サンライズ・MBS