レビュー
ゾイド「AZ-02 ライガーゼロ」レビュー
LEDユニットによる新たな演出と動物的な動きでアニメのアクションを再現
2023年10月13日 15:08
- 【ゾイド AZ-02 ライガーゼロ】
- 開発・発売元:タカラトミー
- 9月29日ごろ 発売
- 価格:14,300円
- ジャンル:組み立て
- サイズ:全長約200mm
- スケール:1/72スケール
タカラトミーの組立キット「ZOIDS」シリーズ生誕40周年を記念したアニバーサリーキット第2弾「AZ-02 ライガーゼロ」がついに発売された。
「ZOIDS」アニバーサリーキットでは、歴代TVアニメシリーズの主役ゾイドをアレンジを加えて再立体化され第1弾は「ゾイド -ZOIDS-」より「ブレードライガー」、2024年1月下旬には「ゾイドジェネシス」より「ムラサメライガー」が発売を予定している。
そして、第2弾「ライガーゼロ」はTVアニメ第2作目となる「ゾイド新世紀スラッシュゼロ」にて登場、さらにアニメ3作目となる「ゾイドフューザーズ」でも主役ゾイドとして登場した。
白いアーマーに覆われたライオン型ゾイドで、バイザー部分が瞳のようになっており雄々しい表情や俊敏な機動力、前足に装備されたストライクレーザークローなど格闘戦を得意としたゾイドとなっている。
「ゾイド 新世紀/ZERO」では、チェンジングアーマーシステム(CAS)によって、白いアーマー(ゼロアーマー)からシュナイダー、パンツァー、イエーガーの3つのアーマーを戦況に応じて換装。7本のレーザーブレードを使用する格闘戦特化のシュナイダー、ハイブリッドキャノンやミサイルポッドなどの火力特化のパンツァー、大型イオンブースターを背負った高速戦闘特化のイエーガーとた目の変化やその戦い方の変化に筆者は魅了された。
「ゾイド フューザーズ」では新たに登場したブロックスゾイドとの合体換装ブロックス・チェンジング・アーマー・システム(B-CAS)によって巨大な翼を背負った「ライガーゼロフェニックス」や「ライガーゼロファルコン」となり強敵を打ち破った。
アニメでは第1作目から金属生命体らしい重厚感と滑らかな動きの表現に磨きがかかり、「ブレードライガー」とは異なる武装の換装によってアクションの幅も大きく進化した。さらに、両作品はゾイドとゾイドが戦う競技である「ゾイドバトル」を主軸にゾイドとの絆、ライバルとの激闘と戦記物とは異なる魅力に溢れている。
今回は40周年を記念した「AZ-02 ライガーゼロ」をじっくり見ていこう。
アニバーサリーパッケージに豊富なパーツ
パッケージデザインから見ていこう。第1弾「AZ-01 ブレードライガー」と同様にパッケージには「AZ-02 ライガーゼロ」が映し出され、迫力あるデザインとなっている。
裏面ではキットの説明やモーターによる動きや各部の可動部位などが記載されている。
中にはランナーが19枚、胴体となる動力部ユニット、CAPパーツS/M/Lサイズ各種、取扱説明書、ディスプレイスタンドパーツ、シールが入っている。そして、本キットにはLEDユニットが搭載されたストライクレーザークロー発光ユニットが同梱されている。
一部ランナーには塗装が施され、素組の状態でも細かな色分けが期待できる。
中身を確認したところで、次は組み立て工程を見ていこう。
(C) TOMY (C)ShoPro