レビュー
「ゾイド AZ-03 ムラサメライガー」レビュー
ムラサメブレードによる大迫力アクション再現を可能とした待望の立体化
2024年2月15日 00:00
- 【ゾイド AZ-03 ムラサメライガー】
- 開発・発売元:タカラトミー
- 1月26日ごろ 発売
- 価格:14,300円
- ジャンル:組み立て式キット
- サイズ:全長約220mm
- スケール:1/72スケール
タカラトミーの人気コンテンツ「ゾイド(ZOIDS)」の生誕40周年を記念したハイエンドキットが展開され、2024年1月に第3弾となる「ゾイド AZ-03 ムラサメライガー」が発売された。
「AZ-01 ブレードライガー」、「AZ-02 ライガーゼロ」と歴代アニメ主役機。「AZ-03 ムラサメライガー」もまたアニメ「ゾイド ジェネシス」の主役機として活躍した。
最大の特徴は背中の太刀「ムラサメブレード」で、これまでの主役機とは異なる実体剣を主体に大立ち回りを見せた。そして、当時展開されたキットの特徴であるモーター駆動による動きも魅力となっている。
今回は「ゾイド AZ-03 ムラサメライガー」の魅力について紹介していく。
反旗を翻す古代ライオンゾイド「ムラサメライガー」
「AZ-03 ムラサメライガー」を紹介する前に「ムラサメライガー」について説明したい。
「ムラサメライガー」はTVアニメ「ゾイド ジェネシス」の主人公、ルージ・ファミロンが搭乗した古代ライオン型ゾイド。
本作では惑星Ziの地殻変動によって地上は高度な科学技術が衰退。その中で特定の武器以外の攻撃を無効化するバイオゾイドをによる武力侵略をするディガルド武国に反旗を翻す組織「ディガルド討伐軍」の旗印的ゾイドとして活躍した。
「ムラサメライガー」最大の特徴は背中の太刀「ムラサメブレード」だ。本武装は「リーオ(メタルZi)」と呼ばれる特殊な金属で作られ、バイオゾイドを切り裂くことが可能となっている。「ブレードライガー」や「ライガーゼロ シュナイダー」のような近接格闘を得意とし、背中のアームがフレキシブルに動き様々な斬撃を可能とした。
また、胸の3連キャノン、「ムラサメブレード」基部にあるソードキャノン、脚部につけたパイルバンカーが備わっている。
そして、操縦者の意思を読み取り変身する「エヴォルト」によって「ハヤテライガー」、「ムゲンライガー」に姿を変えることができる。
40周年を迎えて新たな姿を見せるパーツ構成
「ゾイド AZ-03 ムラサメライガー」のパッケージを見ていこう。正面には雄々しい「ムラサメライガー」が描かれている。裏面にはギミックなどの説明が記載されている。
中には本キットの中核となる動力部ユニット、17枚のランナー、CAPパーツS/M/L、細かいパーツ、ディスプレイパーツ、ラベルパーツ、取扱説明書が封入されている。
中身を確認したところで、次は組み立て工程を紹介していく。
(C) TOMY (C) ShoPro