レビュー
ガンプラ「HGUC 1/144 ガンダムGP03 デンドロビウム」レビュー完成編
2023年12月22日 00:00
完成!「HGUC 1/144 ガンダムGP03 デンドロビウム」
ここまで「HGUC 1/144 ガンダムGP03 デンドロビウム」の組み立てはいかがだったでしょうか。その規模たるやまさに“これがモビルスーツだっていうのか!?”という言葉がピッタリでしたね。
21年前のものではありますが、こんな巨大な製品が企画され実際に手に取って組んで遊んで飾れるというガンプラの世界の奥深さ・偉大さを痛感することができたと思います。文章や言葉では“話す舌”どころでは語り切れそうもない情報量ですのでギャラリーにてその雄姿をご覧いただければと思います。まずはステイメンから!※一部シールがはがれている場合がありますが年代物ゆえご了承ください。
続いてオーキスを見ていきましょう。組みあがったオーキスはキットのサイズで全長約850mm 全幅約470mm 全高約350mm(台座含む)とまさに“抱える”という表現がぴったりのガンプラのカタマリというべきでしょうか。中は鉄板を芯にビスやパーツ同士で強固に組まれていてぐねぐねすることもありません。しかも接着不要なわけですからガンプラってホントすごいプロダクトだと感じられますね。
ついにオーキスにステイメンをドッキングさせるときが来ました! アナハイム・エレクトロニクスのメカニック、モーラ・バシットが“これがモビルスーツだっていうのか!?”と驚くほどの規模であるデンドロビウムはオーキスとステイメンがドッキングし、まさに“宇宙の拠点防衛用の機体”と呼ぶにふさわしいスペックを持つ機体となっています。
本来この機体の担当であるアナハイムのルセット・オデビーから引き継いだニナと地球へのコロニー落着を阻止したいコウの“使いこなして見せるさ……どんな機体でも”という思い。短時間でありながらアナハイム最大のドック艦ラビアンローズと地球連邦軍の強襲揚陸艦アルビオンでのメンテナンスで体制を整え、デンドロビウムはコロニーの軌道を変えるべく出撃。そしてコウは宿命のライバル・ガトーと最終対決に臨みます・
「HGUC 1/144 ガンダムGP03 デンドロビウム」レビューを終えて
いかがだったでしょうかデンドロビウムの雄姿! 21年もの間我が家で目覚めるのを待っていた超巨大ガンプラがついに完成まで到達できました! 今回の決選投票で1位に輝き、先日プレミアムバンダイ・一般店頭での販売が開始されSNSのトレンドにも表示されるなど注目の的となったのも驚きでした。
各パーツもランナーより大きなパーツがいくつもあり、金属板やビスでの固定など取り回しも大変な部分もありましたがそれもまたなかなか味わうことのできない特別なガンプラだったように思います。組みあがったデンドロビウムはその工程を思い返してみても特別感とともに充実感と達成感のレベルが段違いに感じられました! 今回スルーされたガンプラファンにもいつかは体験してほしいキットです。
最後に、ガンダムGP03Sステイメンについて思うことがありました。やはり、ここは同系列機である「ガンダムGP01/Fb ゼフィランサス」「ガンダムGP02A サイサリス」共々最新HGフォーマット版での姿を見たいと思いました。それこそ「ガンダムGP04G ガーベラ」も含めて「新・ガンダム開発計画(GPシリーズ新章)」としてリバイバルしていただけると今回のデンドロビウム祭りがさらに楽しめると思います。そんな期待を込めて今回のレビューは以上となります!
(C)創通・サンライズ