レビュー

東京マルイ「G17 Gen5 MOS」レビュー

「G17 Gen5 MOS」は冬でも戦えるガスブローバック!

 それでは最後に実射テストの結果をお伝えしよう。まず動作性だが、少なくとも10~12℃ぐらいの気温であれば、まったく問題なく動作する。気温12.1℃、湿度28.8%、マガジン表面温度10.6~12.3℃という環境であれば、1マガジンを撃ちきったうえで、スライドストップもしっかりかかった。

 また、気温8.7℃、湿度58.5%の環境でも正常に動作することを確認している。固定スライドガスガンであれば「ソーコムMk23」のように冬でも使えるモデルはあったが、「G17 Gen5 MOS」はガスブローバックであっても同じように動く「冬に強いガスガンだ」と言える。

初速は、0.20g弾で最大64m/s、最小61.8m/s、平均62.9m/sとなった(10発発射時)
気温8.7℃、湿度58.4%の環境下でも初速を計測したが、0.20g弾で最大56m/s、最小54.7m/s、平均55.4m/sとなった(10発発射時)。非常に安定している

 ちなみに、マガジンの表面温度26.8℃で初速を計測したところ、0.20g弾で最大76m/s、最小60.5m/s、平均71.23m/sとなった。これから暖かくなる春、夏シーズンでどのぐらいの戦闘力を発揮するのか本当に楽しみだ。

マガジン表面温度26.8℃時の初速は、0.20g弾で最大76m/s、最小60.5m/s、平均71.23m/s
発砲音についてはバラツキがあり、最大100.9dBA、最小80.2dBA、平均87.59dBAとなった

 弾道は非常に素直で扱いやすい。今回弾道を撮影した日はかなり風が強かったのだが、それでも0.20g弾では30m先のマンターゲットにほとんど当たっており、0.25g弾ではヘッドショットを狙えるぐらいまでにまとまっている。97mmの銃身長(インナーバレル)でよくこれだけ当たるものだと驚かされた。もう少し暖かくなって初速が平均70m/sを超えるようになれば、長物とも渡り合える戦闘力を発揮してくれそうだ。

【「G17 Gen5 MOS」実射】

春、夏にかけて尻上がりに調子がよくなっていくこと間違いなし!

 「G17 Gen5 MOS」は第5世代の機能性と使い勝手が盛り込まれただけでなく、シリンダー容量を約20%アップした新規ブローバックエンジン、ガス容量を約20%増やしたダイカスト製マガジンを採用することで、10℃を切る環境下でも10発発射で平均55.4m/sに達する作動性が確保されている。ブローバックの切れ味も鋭くなっており、撃っていて本当に気持ちがいいガスブローバックだ。

 これから春~夏にかけて尻上がりに調子がよく、強くなっていくことは間違いなし。サバゲーマー・シューターを問わず、誰にでもオススメできる1丁である。

 今後どのようなパーツが発売されるか楽しみだし、「G17 Gen5 MOS」の開発過程で得られたノウハウを生かし、東京マルイが今後どのようなガスブローバック、ガスブローバックマシンガンを出すのかにも注目していきたい。

カスタム例