レビュー
「ROBOT魂 <SIDE MS> アンカーガンダム」レビュー
2024年2月28日 00:00
大胆なアクションも楽しめる可動域の広さ
ここからは「ROBOT魂 <SIDE MS> アンカーガンダム」のアクションポーズを紹介していく。
「ROBOT魂」シリーズの可動域の広さによって、劇中のアクションの再現ができる。特に腹部の可動によって前傾姿勢を取りやすくなっており、「パイルバンカー」を使う際のポーズなど角度調整ができる。
左腕部の「回転シールド」は肘の可動に追従することはできないが、支柱上げて基部の回転を使用して表情付けができる。
そして、劇中再現遊びとして「HGUC 1/144 バイアラン」と「ROBOT魂 <SIDE MS> ファントムガンダム」との組み合わせてみた。
マンガ第1話にて「バイアラン」のボディに‟ガンダムの顔”をした機体が登場し、激昂したアッシュの猛攻や物語の始まりを象徴するドラマが印象的となっている。
そして、恩人である‟幽霊”(ゴースト)ことフォント・ボーとの再会。劇中では新装備を付けた「ファントムV2」が登場し、過去のトラウマに苦しむアッシュに選ぶ道を示すなど今後の展開にワクワクした。
以上、「ROBOT魂 <SIDE MS> アンカーガンダム」レビューをお送りしてきた。
造形再現に始まり、機体に詰め込まれた数々のギミックも余すことなく再現されており、非常に満足度の高いフィギュアとなっている。マンガで読んだ名シーンや印象的なアクションも「ROBOT魂」の可動によって表現でき、ポージングする手が止まらなくなるほど楽しい。
補助の支柱が必要になるが「イカリマル」の巨大感はマンガの印象がしっかりと再現され、担いだポーズも非常に迫力あるものとなっている。
今後も改良機となる「アンカーガンダムV2」や参考展示もあった「ファントムV2」など「機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST」の機体の立体化が待ち望まれる。
(C)創通・サンライズ