レビュー
「無限邂逅メガロマリア シーカー」レビュー
2024年5月16日 00:00
ステルスアクションを彷彿とさせる繊細な動きも表現できる
完成した「シーカー」は独特の怪しさを持ったデザインが印象的だ。
これまで発売された「無限邂逅メガロマリア」シリーズではメカ的なビジュアルで、なだらかなラインが最初に目に飛び込んできた。今回の「シーカー」では頭部や胸部の骨のデザインが随所にあり、刺々しい雰囲気が際立っている。
ドクロの有機的なデザインでアサシンのキャラクター性が現れている。
「シーカー」でも柔軟な可動は健在。
軽やかなアクションポーズはもちろん、アサシンらしいステルスアクションや相手の死角から隙をつくスニーキングアクションも楽しめる。
「M.S.G ウェポンユニット」シリーズと組み合わせれば、アクションシチュエーションも広がる。今回は「ウェポンユニット42 フォールディングアーム」(塗装済み)を使用したポーズを紹介。
「ウェポンユニット42 フォールディングアーム」は各種3mm軸を多用した接続パーツにより、 ボックス型の収納状態から上部と下部でアームを展開することができる。持ち運びがしやすく、戦闘時には展開してケレンミあるアクションが可能。
アサシンとして身軽でありつつ、取り回しやすい武装を華麗に使用する「シーカー」が楽しめる。
以上、「シーカー」のレビューをお送りしてきた。
「無限邂逅メガロマリア」シリーズとして敵キャラクターとして造形され、これまでのカッコ良さや可愛さとは異なる‟怪しくもカッコいい”印象を受ける。
シンプルな造形ながら有機的な骨のデザインをちりばめ、不穏な雰囲気が表現されている。また、動きの表現力が高い「無限邂逅メガロマリア」シリーズだからこそできるステルスアクションなどの繊細な動きで、その個性が光る。
動かしてポーズを付けて遊ぶほどに「シーカー」のキャラクター性が、作り手の中で熟成されていくような面白さが詰まっている。また、「M.S.G ウェポンユニット」シリーズなどと合わせて、自分だけのキャラクターを作るのも魅力だ。
(C) KOTOBUKIYA
※画像は試作品を使用しています。実際の製品とは若干異なります。ご了承ください。