レビュー
「無限邂逅メガロマリア 風魔」レビュー
忍者装束のアナザーが魅せる和風デザインとスピーディーなアクション表現
2025年2月26日 00:00
- 【風魔】
- 開発・発売元:コトブキヤ
- 発送日:2025年2月
- 価格:7,260円
- ジャンル:プラモデル
- サイズ:全高約160mm
コトブキヤより展開されている「可動と演技性の追求」をテーマに圧倒的な可動範囲と高い表現・演技力を兼ね備えたプラモデル「無限邂逅メガロマリア」シリーズより忍者モチーフのアナザー(キャラクター)「風魔」が2月に発売された。
「風魔」は「無限邂逅メガロマリア」シリーズ第8弾で、狐の面やマフラー、鉤爪など忍者を彷彿とさせるデザインとなっている。脚部も忍者装束の袴のように膨らみのある造形となっている。
カラーリングは落ち着いた色合いで、白色、灰色、赤色、紺色など隠密に向いた色で構成されている。もちろん、「プリンシパル」から継承されている全身約50カ所の可動に加え、頭部や首のジョイントは新規造形となっている。
今回は「風魔」の組み立て工程からポージングまでその魅力を紹介していく。
忍者装束の「風魔」を組み立てる
「風魔」のパッケージイラストは躍動感あるポージングが描かれ、和のテイストが感じられるものとなっている。
中のランナーはPC(ポリキャップ)を含む16枚、ハンドパーツ、取扱説明書が封入されている。
中身を確認したところで、次は組み立て工程を見ていこう。
最小限のパーツ構成で最大限の造形と可動を実現
「風魔」は「無限邂逅メガロマリア」シリーズ第1弾となる「プリンシパル」と共通パーツを使用しつつ、新規パーツが採用されている。
頭部は「狐面」となっているほか、ケモミミ付きヘッドギアがあり、細かいパーツで色分けもされている。また、後頭部も新規パーツとなっており、ボブカット風のデザインとなっている。
胴体部分は胸部と腰部で構成されている。
胸部は上着を彷彿とさせる袈裟懸け造形の入ったパーツが採用されている。そして、マフラーは首元のボリューム感や先端部は使い古したような表現でリアリティある雰囲気となっている。
腰部は腰布や前垂れのようなデザインが造形されている。もちろん、肩や腹部など内側には細かな可動機構を備えている。
腕部は「無限邂逅メガロマリア」シリーズの特徴である三連リストジョイントと通常のリストジョイントの2種類が引き続き採用されている。
三連リストジョイントに装着する武器は「鉤爪」となっている。爪部分はパーツ分割され、それぞれ独立して可動する。
腕部は細いシルエットで肩アーマーもスマートな印象となっている。
脚部は女性型アナザーの共通デザイン、機構が採用されている。そして、新規パーツとして太ももを覆う袴パーツや、足袋のような足先パーツが登場。
袴パーツは太もものボリュームアップ。忍者装束のように脛あたりで引き締まった雰囲気が感じられるものとなっている。足袋は鼻緒や裏面が鮮やかな赤の成型色でアクセントが入り、メリハリのある彩色となっている。
武器の苦無と手裏剣はパーツを切り出して完了。肩部や脚部に携帯できるジョイントパーツも付属している。
そして、刀は刃と柄の2つを組み合わせて完成する。そして、マウントできる鞘に差し込むことができる。
最後にすべてのパーツを合わせることで「風魔」が完成。
次のページでは完成した「風魔」の可動やポージングを紹介していく。
(C) KOTOBUKIYA
※画像は試作品です。実際の商品とは多少異なる場合がございます。