レビュー

「メカコレクションDX コスモパイソン」&「コスモタイガーII」レビュー

単座型/銃座型

宇宙戦の猛虎、コスモタイガーII。圧倒的な機動力と攻撃力を誇り、最前線で敵艦隊を粉砕!戦局を一変させる精鋭部隊の戦士!

 続いてコスモタイガーII。キットはコスモパイソンと同じようなカラーリングとなっていて、ランナーの量もさほど変わりなくA1〜BM1までの13枚だ。

「メカコレクションDX 1式空間戦闘攻撃機 コスモタイガーII(単座型/銃座型) [2機セット]」パッケージ
ランナー全景。一見コスモパイソンと同じように見えるが、細かいディテールは全く違う。(A3以外)
A1。機首パーツなどがあり、武装のバルカン砲もしっかり再現されている。
A2。ボディパーツ。表、裏ともに立体感のある造形となっている。
A3。武装パーツ。高機動ユニットなどの作りも場所ごとに変化がついている。
B1。オレンジとグレーの構成。よく見ると細かいディテールが刻み込まれている。
B2。コックピット部のパーツ群。こちらもパイロットがしっかりと再現されている。
NB。グレーのみのボディパーツとなっている。
台座パーツ。コスモパイソンとは微妙に異なる形をしている。
水転写式デカール。こちらは黒色となっている。

 コスモタイガーIIには複数の「型」が存在している。銃座のない型がニュートラルで、銃座が付いた攻撃特化型、三座使用の雷撃型、彗星探査型などが挙げられる。今回のキットではニュートラルな単座ボディと、銃座付きボディ、通常フォルム機首、イメージフォルム機首のパーツ選択で4種類の内から2機の組み上げが可能なセットとなっている。今回は銃座付きボディと通常フォルム機首を使用して1機作成する。

まずはボディから作成していく。銃座付きと通常タイプとなっている。今回は銃座付きを作成する。
エッヂの効いた速そうなボディになっていて、非常に情報量が多い。
機首パーツ全景。細かい武装まで作り込まれている。
繋ぎ目も自然で完成度が高い。先端から伸びる箇所からの絶妙な湾曲具合がスピード感を演出している。
ボディ下部。はめ込み用の突起が付いているパーツは高機動ユニットとなっている。
パーツ全景。色数、形ともにシンプルだが各所しっかりと存在感を放っている印象だ。
裏面にミサイルを取り付けていく。
台座はコスモパイソンとは微妙に違う形状になっている。
取り付け箇所は後ろに刺す形になっている。
完成!コスモタイガーII!

完成!コスモパイソン、コスモタイガーII!

 2つのキットを合わせて、ここまでの制作時間は撮影込みで約4時間だった。シール貼りが苦手なので水転写式デカールの扱いには苦労したが、パーツ数も少なくテンポ良く作っていけるのでサクサク進む。完成度の高さも必見で、細かい部分にこだわったキットだと感じた。では完成形を見ていこう。

【コスモパイソン】
まずはコスモパイソン通常戦闘モードの全景。水転写式デカールのおかげで完成度が上がっている。
コスモパイソン高機動モードの全景。全長が短くコンパクトになるだけでもかなりビジュアルが変わる。
俯瞰で見るとその差は歴然。
全長だけでなく、主翼の角度にも変化がついている。この微妙な角度の変化だけでも見た目にアクセントを加えてるように思える。
機首部分を稼働させることができるのがコスモパイソンの特徴で、作中ではものすごい旋回を披露している!
スタンドのボールジョイントで自在なディスプレイも可能になっている。
どの角度で飾っても様になる
【コスモタイガーII】
まずはコスモタイガーIIの全景。シールのディテールアップは見事だと感じた。
銃座部。もちろん可動式となっている。
機首部分の細かい作り込みには惚れ惚れしてしまう。
指向性複合メインセンサの再現もバッチリだ
後方のブースター部分もしっかり再現!
こちらも自在なディスプレイも可能になっているの。
お気に入りの角度で飾ると様になってしまう出来の良さだ。

 宇宙をイメージして黒い背景を使用してみた。付属ディスプレイが優秀なので、キットのみでも迫力ある絵作りができる。「1/1000 地球防衛軍アスカ級補給母艦/強襲揚陸艦 DX」、「1/1000 宇宙戦艦ヤマト3199(第3次改装型:参戦章叙勲式典記念塗装)」と合わせた発艦イメージ

アスカを背景に出撃するコスモパイソン。船と一緒に飾るとはストーリーが生まれてくるようだ、
空中で急旋回をするコスモパイソン。劇中での活躍を再現できる可動域を有している。
高速機動モードにフォーカスして角度をつけて撮影。飛んでいるようないい角度にすることができた。
黒背景での3機を真横から。編隊を組んで飾ってもまとまりがあり画面映えする。
ヤマト背景でのコスモタイガーII。こんなシーンも再現できる。
下からのコスモタイガーII。高速機動ユニットを主張させ光に向かうイメージ。

コンパクトで気軽にディスプレイできるサイズ感

 両キットともに、組み立てやすさと完成度のバランスが取れており、初心者でも十分に楽しめる内容だ。特に、原作での活躍を知っているファンにとっては、その細かいディテールを仕上げる過程が非常に楽しく、完成後の満足感も高い。どちらのキットも、「コスモタイガーII」と「コスモパイソン」の連携攻撃や原作での名シーンを再現したくなるような魅力を持っている。

 「コスモタイガーII」と「コスモパイソン」のプラモデルは、どちらも「宇宙戦艦ヤマト」の艦載機として非常に魅力的な機体であり、原作のストーリーを反映したデザインがしっかりと再現されている。これらのキットを手に取ることで、ヤマト艦隊の一員としての感覚を味わいながら、作り込んでいく過程を楽しむことができる。完成した際には、原作の名シーンが頭に浮かぶこと間違いなしだ。