まるで立体パズル!RGならではの超絶設計でゼロを組み上げる!
それでは早速組んでいきましょう!珍しいパターンですがまずは脚部からとなります。ウイングガンダムゼロの脚部は変形に伴って実はかなり複雑な変形機構を持っています。それもあって脚部は全体にわたって複雑な構造になっているようです。まるでパズルのような組み立てを存分に楽しんでまいりましょう!
右脚を組んであります。中ほどにメカフレーム、右に装甲などのパーツを配置してみました。メカフレームが多くのパーツで構成され、複雑な構造を予感させます! まずはソールから組みます。変形の際にかかとが分割するため細かな構造になっています コアになるメカフレームに外側のフレームを組んでいきます ソールの裏側にスライドするノズルがあることに注目です 大腿部と膝関節、脛下のメカフレームを組んでいきます 見えない部分での組み合わせになるのでよく見てパーツ構造を理解して入れ込んでいきます 変形時に2つに分かれる(表現が難しい)膝関節を組んでいきます ツメが噛み合うように膝関節が組み上がることに注目です 軸ごとに爪が設けられており可動させても抜けにくくなっています 組み上がったメカフレームに大腿部の装甲を組み付けていきます メカフレームが組まれた様子です。凄い設計ですね!ここで各部可動と連動機構をじんわり可動させ慣らしておくことをお勧めします 組み上がるとごついメカフレームを内包しながらこのスタイリッシュな脚部を見ることができます 膝関節の可動性能はこの通り。変形する機体でありながら、スムーズで破綻のない可動がすごいです。 一部パーツを外すことで脚部の変形の前後を見ることができます。これすごいですよ! 変形させるとソールは脛下に飲み込まれますが、位置がピッタリ合えば軽くロックされてすごい精度で形になります。膝関節も2つに割れているところに注目です 次に腰部を組んでいきます。こちらの構造はそれほど難しくはありませんが、やはりRGシリーズの組みごたえは健在です。左右のサイドアーマーは変形のために外側へスライドする機構を持っていますのでその構造にも注目です。股関節も左右独立でスイング可動でき、変形やポージングに寄与します。フロントアーマーは可動軸とディテールを両立させる構造が楽しいポイントになります。
腰部は変形時に機体前面に来てコックピットまでカバーします。ここでそのヒンジなどを組み込んでいきます スタンド接続用の軸にはカバーがありディテールを壊さない配慮がされています リアアーマー裏面はメカフレームのディテールがびっしりです コアとなるメカフレームにはスイング可動する股関節が組まれます コアのメカフレームに胴体部との接続部他を組み付けていきます サイドアーマーはシャープな造形。メカフレームと接続用ヒンジを組みます フロントアーマーは接続軸を持つグレーのパーツがディテールにもなっています 出来上がった腰部に脚部をドッキング、下半身が完成しました 胴体部を組んでいきましょう。ウイングガンダムゼロは左右の肩にマシンキャノンを装備していますし、胸部のマルチプライヤーの多層構造、腹部の多重関節、コックピットハッチの開閉機構などを1/144スケールの小さなボディにギミックを凝縮していて見どころたっぷりです。
中央にメカフレーム、その周りに装甲類を置いてあります。左には胸部マルチプライヤーのパーツ群を置きました メカフレームを組んでいきます。ボールジョイントではなく関節軸を一つずつ組み上げていく楽しさを感じます 写真は逆向きになりますが、首関節部を組み込みました。下側が背面側になりますが、背骨的に曲がることがわかります 前方へと振り出せる肩関節を組み込みます。抜けにくい構造なのでツメに注意します マルチプライヤーは3つのパーツ+シールで再現されます 胸部にマルチプライヤーを組み付けて胸部のパーツ、マシンキャノンを組んでいきます マルチプライヤー前面のレンズパーツを取り付けました 続いて腕部を組みます。腕部は脚部ほどの複雑な変形はありませんのでそれほど多くのパーツで構成されてはいない印象です。肩部のカラフルな構成は設定通りにパーツ分けされ、中に入るビームサーベルもしっかり再現されています
右腕を組んであります。腕部はこれまでに培われてきたガンプラの技術でとてもスタンダードかつ緻密なパーツ構成になっています 見所となる肩の装甲にはメカフレームと加飾パーツがてんこもりです 装甲裏にビームサーベルを収め、メカフレームにノズルや装甲を組み付けていきます さらに加飾装甲を組み付けていきます。カラフルですね 前腕には肘関節をロックしつつ回転軸を持たせる構造のメカフレームがあります それでは本体最後の頭部を組んでいきましょう。1/144スケールですからとても小さいパーツが並びます。心配なら作業するまでランナーを大きく切り出しておく方がよいと思われます。
ツインアイはメカフレームがくり抜かれていてクリアーパーツがはめ込まれます。なので今回はシールは使いません! 頭頂部のとさかと左右のヘルメットを組み付けていきます 左右の耳にあたる部分とアンテナを組み付けて完成です 装備はウイングバインダー/ツインバスターライフル/シールド/ビームサーベルが付属します。まずはウイングガンダムゼロの特徴であるウイングバインダーを組んでいきます。これまでのイメージからするとだいぶ大きくデザインされているように見えるウイングバインダーは5軸の多重関節で1枚ずつ保持されていてかなりフレキシブルに動くようになっています。これによっていかようにもウイングを展開できそうです。本体のメインバーニアノズルは回転させることでフィンの展開とノズルの伸張するギミックがあります。
片側のウイングバインダーを組んであります。中央左がバックパック本体、それより右がウイングバインダーのパーツ群です まずは本体と接続されるメカフレームを組んでいきます。ウイングバインダーを接続する太い軸穴のパーツを組み込みます バックパックの装甲には2基のバーニアノズルが組み込まれます 先にメカフレーム、後に装甲の順で本体に組み付けることでロックされます ウイングバインダー本体のメカフレームを組んでいきます。まずはバーニアノズルのフィンを組みます フィン基部のメカフレームを組みます。ここのパーツをねじる動作をさせることでノズルとフィンが可動します ウイングバインダー本体のメカフレームに組み込んでいきます。ねじる構造をどのように実現させるか観察してみてください ノズルの操作部をねじるとフィンが広がり、同時にノズルが伸びます! ウイングバインダー本体の先に装甲とビーム砲を組み付けます ウイングバインダーを支えるアームを組みます。5軸もあって可動性能を高めます ウイングバインダーと本体をつなぐ関節を組みます。それぞれの軸が独立で動きます 大きいサイズのウイングバインダーの存在感があって写真で見るより実物はもっとかっこいいです 装備はツインバスターライフル/シールドを組んでいきます。ツインバスターライフルは各カラーごとにパーツ分けがされており、2丁をドッキングさせるための機構を盛り込んであるほか、RGオリジナルギミックとして銃身が伸縮し射撃時の迫力を演出できます。シールドもカラフルなデザインとノーズブロックの延長可動機構を持ち、こちらもRGオリジナルギミックとして小翼の連動可動を搭載しています。
【組立:装備(ツインバスターライフル/シールド)】
1丁(写真上)を組んであります。カラーごとに分けられていますが組み立ては難しくはありません 延長される構造を確認しながら本体に銃身を組み込みます ノーズブロックをシールド本体のメカフレームに組み込んでいきます。表側の装甲にはツインバスターライフルとの接続軸を持つディテールパーツを組み込みます 武器保持用ハンドパーツはなんとスライド金型による設計です 武器保持用のハンドパーツは最近のトレンドになりつつあるピン付きのボールジョイントで、これで重量物を持たせてもがっちりロックできます。間違ってピンを切り落とさないように!