スライド金型による脛や他のパーツ、クラス超えの組み応えに注目！
それでは早速組んでいきましょう！まずは頭部からです。ドムの頭部といえば胴体部に埋まっているデザインでもあり、あまり可動しなさそうなイメージがありますがこのキットの頭部はそんな常識を覆すほどの可動性能を持っています。クリアーパーツのモノアイシールドこそないものの、モノアイはボールジョイントで接続されて上下左右自由に視線を向けられることにも驚きです！
とても少ない頭部パーツ群。モノアイが極小のクリアーパーツになっています モノアイを組み込んだパーツをメカフレームにボールジョイントで接続します 次に胴体部を組んでいきます。ジークアクス世界のモビルスーツはとても複雑な構造やディテールでデザインされています。リック・ドムにおいてもドムらしさはきっちり残しつつ細かなディテールやキットの組み応えは、まったくの別物だと感じられます。肩の関節構造と肩自体の独特のユニット構造が目新しいのでそこを楽しんでいきましょう。
中央のメカフレームや両肩ユニットが目新しい胴体部パーツ群 肩関節の基部を組んでいきます。斜めに配置されるのがポイントです メカフレームに肩関節やディテールを組み込んでいきます 肩のユニット接続用のパーツを組み込みます。ここはツメ付きで抜けにくくなる構造です 肩部ユニットはメカディテールを挟む構造になっています 上下から挟むメカディテールは上側に組むほうが簡単でした 写真手前が背面です。肩部ユニットは後方へスイングします。ポージングにどういう効果をもたらすか楽しみです 胸部装甲にディテールパーツ、シールを組んでいきます 肩部ユニットにはヒート・サーベルのホルダーを両肩に組み込みます 頭部は二重のボールジョイントで胴体部と接続され、かなり動かせます 腕部を組みます。とてもシンプルなパーツ構成ながらあまり採用例のない組み方となります。そしてドムの肩アーマーの裏側の赤いメカフレーム部分もきっちり再現しているのがうれしいポイント！
右腕を組んであります。少ないパーツ構成ですがディテール再現のため珍しい組み立て方法となっています 肩の関節は単なる軸ではなくアームとボールジョイントで構成されています 肩関節に赤いメカフレームと装甲、フィンを組み付けていきます 上腕と肘関節はあまり見ないタイプの組み方となります 肘関節を上腕パーツの下側から組み入れて、90度下へ回転させて可動軸を作ります 腰部はこれまでに見たことのない構造になっています。特に、後方に向けて左右後端に配置される片側3基のノズルは目新しく、ジークアクス世界のモビルスーツに共通する推進機構が、高機動のドムらしく機体後部に集中している様子も感じられて楽しい部分です。キットは独特な形状のメカフレームや装甲など新鮮な組み立て方法を楽しめます。
中央のメカフレームと独特な形状・接続方法の装甲、左右後端の推進機・ノズルのパーツ群 メカフレームを組んでいきます。これは胴体との接続用ボールジョイントと装甲接続用の軸です 背面に位置する脚部を接続するアームを組みます。脚部は背中ではなく腰部に接続されることになります さらに外側のスカートアーマーを組み付けていきますが、ここにはラインシールでのディテーリングを行います スカートアーマーには左右それぞれセンサーのようなパーツが組み付けられます メタリックカラーのノズルがいいアクセントになっています 脚部はこのキット最大の見せ場になっています。前述の通り、計3本の脚部を装備する機体ですのでもちろん3本の脚を組み上げていくことになります。トピックはスライド金型を多用しての脛下の大きなフレア型の装甲パーツ、ノズルを1パーツ化しているところで、パッケージを開けるとこれらのパーツが目に飛び込んでくるものと思います。大きい部分の組み立てが一瞬で終わるため、3本の脚部といってもあっという間に組み上がります。そこも楽しんでほしい部分です。
ノズルの丸い部分をゲート処理せずにシャープな造形を楽しめます 主脚にあたる左右の脚を組んであります。背面用の脚部は膝下がそれらと共通パーツとなります 脛下フレアとその内部、膝アーマーとその内部を組みます その両方をドッキング、膝アーマーにはシールでのディテーリングを行ってあります ソール裏には計8基のノズルが備わります。これは軸側です こちらがソール裏側で、うち6基は軸で若干回転してスイングさせられます ソールの装甲にノズルのメカフレームを組み込みます。ノズルの軸が装甲への接続に使われるので正しい位置にあるのかをよく確認します ソール裏のすごいディテール！これ1/144スケールですよ…… さらに膝関節を組み込みます。脛裏にある突起のような装甲も見所です ぐっと持ち上げて正しい位置にします。全ての脚部の関節は大きいのでここで慣らしておきます 慣らしの過程で背面の脚部を下ろしてみました。独特なスタイリングです 装備はジャイアント・バズ／ヒート・サーベル／電磁ハーケンが付属します。巨大なジャイアント・バズはその名の通りとても大きい装備ですが組み立て自体は簡単です。ヒート・サーベルは予備が1セットありますが、この装備はガイア機のみに装備され、オルテガ機には装備されません。電磁ハーケンはリード線を使用して柔軟な遊びが可能になります。
左がジャイアント・バズ、右上が電磁ハーケン、右下がヒート・サーベルとハンドパーツです ジャイアント・バズにはセンサーパーツとグリップを挟み込みます 電磁ハーケンは手の甲パーツを通常の左手のものと交換する形になります リック・ドムに装備させてみました。ジャイアント・バズが文字通り大きい！ 
