レビュー
「HG ヒュッケバイン」レビュー
PTX-08R
2025年12月19日 00:00
ヒュッケバインを象徴する大型武装「ブラックホール・キャノン」も再現
「ヒュッケバイン(PTX-08R)」最大の武装「ブラックホール・キャノン」は、グリップ部分がボールジョイントで自由に可動します。底部のアクションベース接続孔にもボールジョイントが採用されているため、設置角度を調整できます。
アクションベース接続パーツが付属した「リープ・スラッシャー」
遠隔操作武装である「リープ・スラッシャー」は刃のエフェクトパーツがクリアブルーで成形されています。完成後は専用接続パーツでアクションベースにディスプレイできます。
近接武装「ロシュセイバー」には、HGガンプラなどで使用されるクリアピンクのサーベルエフェクトが付属します。
以上で「HG ヒュッケバイン(PTX-08R)」を構成するパーツは全て組み立て完了です。ここからは完成した「ヒュッケバイン(PTX-08R)」を見ていきます。
「HG ヒュッケバイン(PTX-08R)」完成!丸みを帯びたデザインとスカイブルーの装甲が特徴的なパーソナルトルーパー
まずは素体の「ヒュッケバイン(PTX-08R)」を前後側面から見てみます。発売中の「HG ヒュッケバインMk-II」、「HG ヒュッケバインMk-III」では、機体のメインカラーはダークブルーでしたが、今回の「ヒュッケバイン(PTX-08R)」はスカイブルーの鮮やかなカラーリングのため、同系統の機体でも印象が異なります。
「HG ヒュッケバイン(PTX-08R)」の可動性は非常に優れています。各部関節には引き出し機構や二重、三重関節を採用しており、様々なポージングに対応します。
付属武装を見ていきましょう。本キットに付属する武装を使用することで、様々なシチュエーションを意識したポージングでディスプレイできます。
大型武装の「ブラックホール・キャノン」は、重量があるためアクションベースを使用して発射シーンを再現します。
最後に過去にレビューした「HG ヒュッケバインMk-III」と並べてみました。HGシリーズで立体化された同系統の機体ということで、サイズ感も近く、統一感のあるディスプレイができます。
今回紹介した「HG ヒュッケバイン(PTX-08R)」は、「ヒュッケバイン」シリーズの始祖となる機体です。機体のデザインは、『第4次スーパーロボット大戦』が発売された1990年代前半を感じるもので、丸みを帯びたシンプルながらも洗練されたデザインでした。プラモデル化にあたり、内部構造は最新のHGシリーズらしく可動域に妥協はなく、色分けもパーツ分割が活用されているため、素組みでも原作通りの姿に組み上げることができます。
「ヒュッケバイン(PTX-08R)」が登場した『第4次スーパーロボット大戦』では、機体のカラーリングを変更するシステムがありました。「HG ヒュッケバイン(PTX-08R)」は、実際に組んでみると塗装もしやすい設計になっていると感じました。原作通りにオリジナルカラーで塗装して、当時を思い出すという楽しみ方も面白いと思います。組んで楽しい、塗って懐かしい本キットを年末年始に楽しんでみてはいかがでしょうか。
(C)SRWOG PROJECT





















































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