レビュー

プラモデル「FRSA マグナガルルモン」レビュー

TVアニメ『デジモンフロンティア』から2体の超越種がついに揃う!「スサノオモン」への合体まで徹底再現!

【Figure-rise Standard Amplified マグナガルルモン】
発売元:BANDAI SPIRITS
発売日:2026年9月19日
価格:6,600円
ジャンル:プラモデル
サイズ:全高約220mm

 今回レビューするプラモデル「Figure-rise Standard Amplified マグナガルルモン」は、TVアニメ『デジモンフロンティア』で源輝二が5つのスピリット(光・雷・闇・鋼・水)を得て進化したデジモンをキット化している。「Figure-rise Standard Amplified カイゼルグレイモン」に続いてBANDAI SPIRITSから注目の立体化となる。

 「マグナガルルモン」はバックパックや両腕の重武装を備えた超越種デジモン。中遠距離戦を得意としながら、装備をパージして近接特化の高速戦闘へ移行する劇中演出の再現はまさに男のロマンだ。「Figure-rise Standard Amplified」では、「As'まりあ氏」により魅力が増幅されたアレンジデザインで立体化。メイン武装の「スナイパーファントム」を肩に担ぐオリジナルギミックも搭載している。

 本稿では、大型キットならではの迫力や色分け、可動ギミックはもちろん、発売中の「Figure-rise Standard Amplified カイゼルグレイモン」と合体させて完成する「スサノオモン」へのエンシェントスピリットエボリューションまで徹底的に見ていこう。

TVアニメ『デジモンフロンティア』から「Figure-rise Standard Amplified マグナガルルモン」がプラモデル化。
装備のパージギミックも再現している。
「Figure-rise Standard Amplified カイゼルグレイモン」と合体して「スサノオモン」と「ゼロアームズ:オロチ」を再現。

光を纏い、重武装の獣戦士へ!マグナガルルモン、ついに降臨!!

「Figure-rise Standard Amplified マグナガルルモン」パッケージ

 まずはランナーを見ていこう。枚数的にはかなりのボリュームがあり、爽やかなブルーとイエローの成形色が美しく目を引く。ランナーはAからPC-7までの合計16枚に加え、PET素材のマフラーやシールも付属する。

 赤と金のランナーはスサノオモンに合わせた色味だ。カイゼルグレイモンとの合体や組み替えといったキットの特徴も見て取れる。ひときわ大きいエフェクトパーツやスタンドも付属しており、完成後のディスプレイが楽しみになる構成だ。

キットは計16枚のランナーで構成される。
色プラでライトブルーや金などの5色を使ったパーツ群。重装甲なのだが、ライトブルーで重苦しくなりすぎず、スマートな印象だ。
濃紺のパーツは逆に重さがあり、下半身にあることで安定感を与えるアクセントになっている。
しっかりしたジョイントパーツや細かいモールドの入った武装パーツが印象的だ。
足回りのイエローの装飾。完成後にはメリハリのあるカラーリングに期待。
アクセントの白。胸や腕の細かいパーツが多い。
スタンドとインパクトのあるエフェクトパーツ。
シール類にはジュエルシールと、スサノオモンの顔などのシールも付属。PET素材のマフラーパーツにも注目だ。

組み上げるほど進化を実感!鋭さと重厚感を兼ね備えたマグナガルルモンを組み立てる!

 早速パーツを説明書通りに組み立てていく。ランナーの状態でも大型パーツの多さは感じられたが、実際に組み始めると細かなパーツが組み合わさり、少しずつマグナガルルモンらしい鋭く重厚なシルエットが姿を現していく。まずは頭部や胸部などの本体から組み立て、マグナガルルモンの特徴的なボディが形になっていく過程を見ていこう。

頭部パーツ全景。鼻先のセンサーが小さく、紛失しやすいので注意が必要だ。
目と頭部のシールがメタリック調になっている。
頭部完成。光を受けるとキラリと反射し、鋭い表情をより引き立ててくれる。
胸部パーツ上側。肩や背中のジョイント部が太くしっかりしている。
胸部パーツ下側と首。こちらはシンプルな作りだ。
胸部パーツが完成。スマートなディテールになっている。

 次に手脚に取りかかる。腕部の色分けは成形色で再現され、前腕の装飾部はジュエルシールを貼り付ける。組み上げるとイエローのアクセントが効いた細身の腕が完成する。脚部も色分けは成形色で、爪や脛の金のラインのエッジが効いたシャープな仕上がりだ。

さらに装飾を追加する。
腕部完成。ジュエルシールで煌めきが引き立つフォルムとカラーだ。
次に脚部全景。濃紺とイエローで重さの中に軽さもある配色だ。
足、脛、太ももに分かれている。爪や脛の金のラインのエッジが効いている。
安定感のある脚が完成。
最後に腰。シンプルだがジョイントが太く、しっかりとした作りだ。
一度ボディ全景を並べてみる。細身のシルエットのマグナガルルモンが完成。装甲なしのモードはこのようになっている。
スタンドのパーツ数は多いが、可動域が広く、保持力のあるものになっている。
土台が広く安定感のあるスタンドだ。

スピード感あふれる装甲とゴツい武器のコントラスト!

 ここまでで頭部、胸部、腕部、脚部などが完成し、マグナガルルモンの本体が徐々に姿を現してきた。特に脚部は大ぶりなパーツが多く、足元までしっかりとしたボリューム感がある。一方で、腕や胸部には細かなモールドや装飾が施されており、ただ大きいだけではない情報量の多さも魅力だ。ここで改めて、マグナガルルモンが「重装備なのに速い」という相反する要素を併せ持つことに気がついた。この矛盾こそが、このデジモンの魅力なのだ。これから組み立てる装備は大きさも相まって、作りごたえを感じられそうだ。

まずはバックパック全景。細かいパーツが多く、ボリュームも十分だ。
各部をまとめるとこのようになる。特徴的な羽の作り込みが細かい。
マフラーはPETシートから剥がすだけで組み立ては容易だ。若干クセがついているので慣らしが必要だ。
胸部とマフラーを組み合わせると完成。
次に「マグナブレード」。両腕についている白いパーツを外して、エフェクトを付ければ完成。
組み合わせて一本にすることも可能だ。
次に「スナイパーファントム」の全景。1つの武器でこのパーツ数には驚いた。
メカニカルなディテールと金の装飾で華やかさが出てきた。
最後に左腕の「ストライクファントム」を作る。
パーツ数は少ないが、細かいディテールが完成度を高めている。

 以上で「Figure-rise Standard Amplified マグナガルルモン」を構成するパーツの組み立てが完了した。ここまで4時間ほどの工程だった。各パーツを接続してみると、身軽な素体と重装備のコントラストが映える。

完成したパーツを並べた様子。
「Figure-rise Standard Amplified マグナガルルモン」が完成。

完成!光速の獣戦士、マグナガルルモン!

 大型のバックパックと武装を取り付けることで、ついに「Figure-rise Standard Amplified マグナガルルモン」が完成。ライトブルーと濃紺を基調としたボディに、イエローの差し色。非常に鮮やかでメリハリのある仕上がりになっている。

 特に目を引くのが、左右に大きく広がった装甲。全身のシルエットを一気に広げており、本体だけの状態とはまったく違う迫力を感じさせる。細かな装飾やモールドも多く、近くで見るほど情報量の多さが際立つ。ここからは各部のディテールや可動範囲、そして大型武装のギミックをじっくり見ていこう。

まずは全景を4方向から。右腕のスナイパーファントムの存在感が圧倒的だ。ゴツい装備ながらスピード感、スマートさを感じるデザインはさすがガルルモン系のデジモンだ。各部のアップを見ていく。
両腕の武装は細かいモールドによってディテールアップされている。
流線形の顔立ちがスピード感を引き立てている。
濃紺の引き締まった脚部と鋭い爪が完璧だ。
特徴的な装甲はエンジンを彷彿とさせるデザインで、細かいディテールがワクワク感を加速させる。
ウイングは畳むこともできる。
スタンドの保持力も申し分ない。
アーマーをパージしたスタイルも見ていこう。
濃紺の割合が高くなり、より引き締まってスタイリッシュになる。
マグナブレードを両手に持たせることも可能だ。
柄を接続すれば連結することもできる。