特別企画
碧き閃光の科学者(サイバネティシャン)が1/7スケールフィギュアで登場!「NiCO 藤ちょこVer.」
2020年9月19日 00:00
![](https://asset.watch.impress.co.jp/img/hbw/docs/1278/141/00_m.jpg)
- 2020年12月 発売予定
- 価格:17,800円(税別)
- 撮影:あみあみ秋葉原ラジオ会館店
Wonderful Worksより発売される、1/7スケールフィギュア「NiCO 藤ちょこVer.」。対戦格闘ゲーム「DEAD OR ALIVE 6」に登場する天才科学者「NiCO」を、人気イラストレーター藤ちょこ氏のタッチで立体化。12月の発売に先がけ、あみあみ秋葉原ラジオ会館店にて展示されている。
原作の「DEAD OR ALIVE」シリーズのキャラクターは、アニメタッチというよりも実写に近いリアル路線のキャラクターデザイン。立体物に落とし込むのはなかなかに難しいのが想像できる。
藤ちょこ氏のイラストをもとにした本フィギュアは、アニメ的なデフォルメを効かせながらも、原作のNiCOが持つ少女的な可愛さがしっかりと残されており、「コレジャナイ」とは言わせない仕上がりとなっている。
服装は科学者らしい白衣をイメージした衣装。足元まで伸びる布をはじめ、服のいたる場所にメタリックな青いラインがあしらわれており、豪華感とサイエンティストの雰囲気が漂っている。
NiCOの最大の特徴ともいえるのが、両手に装着した3つの指輪「EMF」から発生するプラズマだ。プラズマの碧い閃光にはクリアパーツが使用されており、電撃のバチバチ感を見事に再現している。このエフェクトパーツを装着することでゲームさながらのカッコ良さを演出することができる。
腰のポーチや胸のネームプレートなど、身に着けている小物もNiCOの可愛らしさを引き立てている。特に注目なのがネームプレート。小さいパーツながら、文字やNiCOの顔写真までしっかりとプリントされているのだ。細部まで妥協のない作り込みである。
全体的に原作再現度の高い本フィギュアだが、その中で最もアレンジを加えられているのが顔のパーツだ。藤ちょこ氏タッチのパッチリとした大きな瞳は、表情の奥底が読めないNiCOのイメージがうまく表現されており違和感がない。髪の毛はクリアパーツになっており、透明感のある藤ちょこ氏のイラストを再現。原作とイラスト、どちらのテイストも活きたファン納得の仕上がりとなっている。
原作ファンならニヤリとする台座デザインも注目だ。NiCOのホームステージといえる「M.I.S.T.」の研究施設モチーフにしている。台座はシルバー塗装によるメタリックな仕上がりで、中央はクリアパーツを使用してガラスの床を再現。デンジャーな雰囲気がヒシヒシと伝わる出来栄えである。
大きなアレンジを加えながらも、想像以上に原作の雰囲気を大事にした作りになっているのを今回直接確かめることができた。あみあみ秋葉原ラジオ会館店では、現在も「NiCO 藤ちょこVer.」が展示中なので、気になっている人はチェックしてみよう。