【あみあみ展示撮り下ろし】これが我々の望んでいた立体化（ロマン）！　「アズールレーン 平海 遊興の夏？」

　ミメヨイより、11月に発売予定のフィギュア「アズールレーン 平海 遊興の夏？」。人気スマートフォンアプリ「アズールレーン」に登場するキャラクター「平海」の水着スキン姿が、ゲームイラストに忠実に立体化されている。

　中華民国海軍の寧海級軽巡洋艦の二番艦である平海を擬人化した「アズールレーン」の「平海」。可愛らしい小柄な少女といった容姿でありながら、大人びた落ち着いた表情が良いギャップになっている。

　あみあみ秋葉原ラジオ会館店で展示されている実物を見てきたが、とにかく見所が多い。夏の海を楽しむといったシチュエーションを想像させる作りで、海の必須アイテムといえる浮き輪はクリアパーツが使用されており、まるで本物のビニールのような質感を見事に表現している。さらに、風になびくリアルなタオルパーツにはパンダの平平もくっついていてとても可愛らしい。これらの小物がアクセントになっていて、平海の魅力をさらに引き立たせている。

浮き輪やタオルの質感がとてもリアル

140mm連装砲もしっかり装備している

　身に着けている小物のクオリティも素晴らしいのだが、もっとも注目すべき点は他にある。これまでの写真でもしかするとお気づきかもしれないが、肉感的な造形が文字通り神がかっている。

　全体的に幼さが残る丸みを帯びたプロポーション。どうしても胸元に目が行きがちだが、見所はその横の“脇下から胸元にかけての身体のライン”だ。筋肉の流れも感じさせるこの曲線美は他のフィギュアではお目に掛かれないクオリティである。

　ほかにも、うっすらと透けて見えるアバラ骨、腰周りの肉のたわみ具合、そして極めつけは水着からチラリと覗かせる“腿の肉”。ギリギリアウトのようにも思えるこの造形は元イラストには描かれていない部分で、このフィギュア独自の解釈で作り込まれている。原型師の狂気的なまでの肉感表現へのこだわりがダイレクトに伝わってくる素晴らしい作品である。

この脇のライン、腰のたわみがたまらない

背徳感すらも感じさせるこの造形……これはマニアも唸る作り込みだ

　台座はアクリルプレートが使用されており、美しさと高級感を演出している。そして、台座にはアイスクリームなどの可愛らしいアイテムが散りばめられているのもポイントが高い。

台座は厚みのある透明アクリルプレート。「平海」のプリントもカッコ良い

　今回実物を見てきた「アズールレーン 平海 遊興の夏？」だが、小物からキャラクターに至るまで圧倒的な造形レベルを目の当たりにした。ここまでのクオリティになると「アズールレーン」のファンでなくとも惹かれるものがあるのではなかろうか。

　1次出荷分の予約は終了してしまい、1月発売分となってしまうがあみあみでは限定アクリルストラップ付きで予約受付中。この記事で気になった人は無くなる前の予約を強くおすすめする。

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