特別企画
タミヤのRCカーに挑戦! “足回り大改修”、タイム短縮を意識できるようになった!
2021年5月11日 00:00
カスタマイズすることで得られた走行の安定性。ライン取りを工夫する楽しさも見えてきた
早速新パーツを組み込んだマシンで走ってみた。いざ走り出すと、明らかに直進安定性が向上し、ストレートでのフラつきが抑えられたのが伝わってくる。ストレートで微妙に前輪を動かしておっかなびっくり走っていたのに対し、アクセル全開でコーナーに備えられる様になった。
そしてストレートが安定すると、コーナーへの侵入も余裕が出るので、切り返しが巧くいくという好循環が生まれる。2時間走ったが、余裕を持ってスムースに周回できた。今までは壁にぶつからない様に必死に走っていたのが、どこを通って周回していくか考えられる様になった事が自分でも良くわかった。
今回も動画上で計ると、コンスタントに27秒台、巧くいくと26秒台になる時もある。練習を重ねている事は無論だが、足回りをチューンナップした成果がハッキリ出たと言えるだろう。
今回のチューンナップは良い事づくめだったが、1度走行中壁に当たった時にサスアームが外れてしまったことがあった。これはアルミハブキャリアになると固定方法が、タッピングネジから丸ネジに変わるので、緩むと完全に抜けてしまう構造になってしまったためだと思われる。このため走行前にしっかり部品の緩みをチェックする必要があると感じた。これはいつも心がけたい。
これは連続走行を行なってネジが緩んだ状態で、ぶつかってさらに衝撃が加わった為だ。こまめに増し締めしてやることが必要だ。そういったメンテナンスを忘れてしまう可能性がある。念のためネジ止め剤もきちんと使っておきたいところだ。
今回のチューンナップと練習を通して、RCカーは走り込んで上達し、思った様に走らせられる事と、様々にカスタムする事が楽しいと、改めて感じられた。動画を見なおすことで自分の走りが上達しているのがしっかりわかるのもうれしい。
「コミカルアバンテ」でのこれからの目標としては、レースへの再挑戦と予選突破であるが、コロナ禍により、「タミヤグランプリ」へは、筆者の居住地・埼玉県からの参加は難しいのが現状だ。今はレースの再開が見通せないが、社会情勢を注視しながら練習とチューンナップを続けていきたい。