特別企画

「トミカ新車インプレッション」2月は新型「日産 フェアレディZ」&「光岡 バディ」登場!

「Z」はまさかの初回と通常で異なるリアデザインに

【「No.59 日産 フェアレディZ」/「No.21 光岡 バディ」】

2月19日 発売予定

価格: 各495円(税込)

 タカラトミーが展開するダイキャスト製ミニカー「トミカ」。誕生から50年以上の時を経てもなお日本のミニカー界をリードし続ける一大ブランドだ。そんなトミカは毎月第3土曜日の「トミカの日」に新車が発売され、そのラインナップを拡大し続けている。毎月どんな新車が登場するか、そしてその再現度はどのようなものか、楽しみにしているファンの方も多いことだろう。

 今回、弊誌HOBBY Watchでは、新たに「トミカ新車インプレッション」と題して、毎月登場するトミカの新車を発売日の「トミカの日」に先駆けてご紹介するシリーズ企画をお届けする。各トミカのモチーフとなったオリジナル車両を紹介しつつ、そのクルマたちがどのような姿でトミカとして再現されるのか、発売前の商品サンプルをもとにその完成度をお伝えしていきたい。

進化し続ける「トミカ」ブランド

 さて、「トミカ新車インプレッション」第1回目となる本稿では、いよいよ明日2月19日に発売となるトミカ2月の新車「No.59 日産 フェアレディZ」と「No.21 光岡 バディ」を取り上げる。日本を代表するスポーツカーの新型が公開されたということで話題沸騰中の「日産 フェアレディZ」と、オールドアメリカンテイストを盛り込んだエクステリアデザインが人気で大ヒットを記録している「光岡 バディ」がトミカに登場だ。

 どちらも実車の雰囲気をそのまま手の平サイズに落とし込んだトミカらしい完成度であったが、特に「No.59 日産 フェアレディZ」は初回特別仕様と通常仕様とでボディタイプまで異なる、という驚きの事実も明らかに。また、記事の後半では話題の公式ディスプレイケース「tomica ライトアップシアター」を使って、カッコよくクルマの世界観をも再現してみた。ぜひ最後までお楽しみいただきたい。

記事後半では「tomica ライトアップシアター」に飾ってみた

トミカ 2月の新車は「日産 フェアレディZ」&「光岡 バディ」!

 トミカの歴史は1970年にまで遡る。日本初の国産車ダイキャスト製ミニカーシリーズとして発売された「トミカ」。タカラトミーが展開する、この手の平サイズのミニカーは2021年12月15日の時点で累計販売台数7億台を突破。クルマに憧れる子供から大人まで幅広い世代を魅了し続けている。

 現在では毎月第3土曜日を「トミカの日」と制定して、通常トミカシリーズでは新車2車種が発売されるほか、通常仕様に加えて、ボディカラーなどが異なる初回特別仕様というモデルも用意される。

 今月2月の新車には、日本仕様モデルが公開されたばかりの新型「日産 フェアレディZ」と、光岡自動車初のSUV「光岡 バディ」が登場。トミカ「No.59 日産 フェアレディZ」には通常仕様のシルバーおよび、初回特別仕様のイエローをラインナップ。特別仕様車「Proto Spec」に採用されている“イカズチイエロー”を彷彿とさせるカラーだ。また「No.21 光岡 バディ」は通常仕様のみだが、代表カラーであるノースカロライナブルー/ホワイトの2トーンカラーのモデルが再現される。価格は各495円(税込)。

左から「No.21 光岡 バディ」、「No.59 日産 フェアレディZ」(初回特別仕様)、「No.59 日産 フェアレディZ」

新型「日産 フェアレディZ」がトミカに! 初回特別仕様は“イカズチイエロー”

【No.59 日産 フェアレディZ:初回特別仕様 / 通常仕様】
・価格:各495円(税込)
・1/57スケール
・ギミック:サスペンション

「No.59 日産 フェアレディZ」初回特別仕様:イエロー
「No.59 日産 フェアレディZ」通常仕様:シルバー

「日産 フェアレディZ」ってどんなクルマ?

 1969年の初代S30型の誕生以来、50年以上もの間、日本を代表するスポーツカーとして世界にその名を轟かせている名車「日産 フェアレディZ」。同じく2ドアクーペボディの「日産 GT-R」と並ぶ日産自動車の象徴ともいえる、フラッグシップスポーツカーの新型モデルが日本国内でいよいよ6月下旬頃より販売開始となるが、実車の発売に先駆けて、早くもトミカよりミニカーデビューを果たすことになる。

 1月14日に開催されたカスタムカーの祭典「東京オートサロン2022」では、この新型フェアレディZの日本仕様モデルと240台限定の特別仕様車「Proto Spec」を発表。ファン待望の新型モデルの公開ということで、日産自動車ブースには長い入場待ちの列ができるほどの注目を集め話題沸騰となった。

 またこれに合わせて、同イベントではそれまでヴェールに包まれていた2月のトミカの新車として、今回の「No.59 日産 フェアレディZ」が登場することも同時発表されると共に、通常仕様と初回特別仕様、両タイプの先行展示も実施された。

フェアレディZ Proto Spec(画像は日産自動車公式サイトより。© Nissan 2021)

トミカ「No.59 日産 フェアレディZ」ここに注目!

 今回登場する「No.59 日産 フェアレディZ」は、通常仕様のシルバーカラーと初回特別仕様のイエローカラー、の2つのモデルが展開される。

 実車で言うところの特別仕様車「Proto Spec」に採用されている、雷からインスピレーションを受けたとされる鮮烈な“イカズチイエロー”と同色のイエローが初回特別仕様として登場するということで、その再現度はトミカファンのみならず、「Z」ファンも注目するところだろう。まずは初回特別仕様から見ていきたい。

【パッケージ(箱)】
トミカには箱タイプとブリスタータイプが存在するが、今回は箱の方でご紹介する
イラストで表現された「日産 フェアレディZ」
側面の車体名にも“初回特別仕様”と書かれている

 箱からトミカを取り出して、まず目を引かれるのは色鮮やかなイエローに彩られたボディだ。“イカズチイエロー”を再現するべく幾重にも調整されたであろうこのボディカラーは、実車と同じくパール塗装が施されており、今回の新型フェアレディZのアイコンともいえる、鮮やかでメリハリのあるイエローカラーを見事に再現している。ルーフカラーも実車と同じくブラックとなっており、2トーンのボディカラーだ。

 また、何といってもロングフード&ファストバックという伝統的なFR(後輪駆動)スポーツカーのスタイルが醸し出すカッコよさと、車名に冠する“貴婦人(フェアレディ)”の名に恥じない美しさを手のひらサイズの1/57スケールで表現。「東京オートサロン2022」で実車を見ることができた人なら、その見たままの姿を手にできる喜びを味わえるはずだ。

 さらに、要所要所に見られる、歴代の「Z」へのオマージュを彷彿とさせるエクステリアデザインも見どころ。今回のトミカに搭載されるギミックはサスペンションのみで、各ドアの開閉アクションがないモデルとなっており、その洗練されたエクステリアデザインがよりシャープに見えるよう工夫されている。

 対象年齢3才以上の商品であるトミカは玩具安全基準への配慮から、ドアミラーなどの突起物をなくしたりと立体化に制限があるが、実車の雰囲気そのままを再現したプロポーション重視の1台に仕上げられている。これはぜひともゲットしたいところだ!

【「No.59 日産 フェアレディZ」初回特別仕様】
初回特別仕様。鮮烈なイエローが目を引くモデルだ
実車の雰囲気がそのままに再現されたエクステリア
フロント。線は少ないが、複雑な面で構成されている
サイド。ドアの開閉アクションはないが、ドアはスジ彫りで表現されている
S30型がもつ特徴的なサイドシルエットを表現したデザイン。丁寧な再現でクオリティが高い
リア。ロゴやエンブレム、テールランプをタンポ印刷で再現
シャーシの形状も表現。スケールは1/57
【トミカ 注目ポイント】
ホイールはスポーツカータイプのトミカに多く採用されているものを使用。4本スポークで、シルバーのラインは入っていない
240ZG(S30型)を彷彿とさせる2つの半円がイメージされたヘッドライト。クリアパーツではなく塗装&印刷で表現
同じくS30型のデザインを彷彿とさせるフードのバルジ形状(膨らみ)もしっかり再現
よく見るとフロントスポイラー(ロアスカート)もついている
リアにある「フェアレディZ」のエンブレムはタンポ印刷で再現。細かいがはっきり読める
デュアルテールタイプのマフラー。実車はカーボンで成型されるが、トミカでのリアバンパー等はメタリック塗装
初代S30型や4代目Z32型からインスピレーションを得たというテールランプ、「NISSAN」のエンブレムは印刷で再現
ドアハンドルは造形によって表現されている
かなり小さいが、サイドにある「フェアレディZ」のバッジ。ルーフラインを描くシルバーのアクセントも再現
ドアガラスは若干スモークがかかっているのか、インテリアが見えづらい。2シーターであることは確認できる
ダッシュボードには「Z」伝統の3連メーターも造形されている
長方形のフロントグリル。実車と同様に複雑な造形となっている
搭載ギミックはサスペンションのみ
こちらは通常仕様も同様だ