特別企画

トミカ新車インプレッション 11月はトミカ新車「フェアレディZ NISMO GT500」&「BMW i4」が登場!

第5世代のBMW eDriveを搭載し、完全電動グランクーペ「THE i4」が登場!

トミカ【No.36 BMW i4:通常仕様・初回特別仕様】

  • 価格:各550円(税込)
  • スケール:1/65
  • アクション:サスペンション

 積極的に電動化を進めるBMWからクーペスタイルながら4ドアで5人乗りを実現している“グランクーペ”の完全電動車「i4」が登場。BMWが持つ美しいクーペフォルムと先進の電動化技術でさらに一段高いカーライフを提案するクルマです。ちなみに流線形フォルムの2ドア車をクーペ、4ドア車をグランクーペと呼んでいます。

 エクステリアデザインでの大きな特徴はフロントセンターに配置された巨大な縦型の“キドニーグリル”。BMWといえばキドニーグリルですが、ここ最近は大型化される傾向にあり、この「i4」のグリルの大きさはまさにキャラクターを表すものとなっています。ルーフからなだらかにリアへ流れ落ちるクーペスタイルということもあり、リアのラゲージスペースはテールゲートが大きくがぱっと開くようになっています。

【No.36 BMW i4】
BMWのアイコン“キドニーグリル”が巨大化

 今回トミカ化されたのはi4の中でも最上級グレードである「M50」というモデルです。M50は五感を刺激する2基の「BMW M eDrive」モーターにより544馬力(400kW)を発揮するとともに、0-100km/h加速を3.9秒で達成しアドレナリンが全身を駆け巡るようなダイナミクスを持っています。インテリジェント4輪駆動システム「BMW xDrive」で高度な走行安定性を誇りながら最大航続距離は546kmとなっています。

【No.36 BMW i4】
最上級グレードの“M50”をモデル化!

 それではトミカになった「BMW i4」を見ていきましょう。フロント左右のエアインテーク、フロントフェンダー後端のエアアウトレットの形状、リアのエンブレムからモデルとなったのが最上級グレードM50だとわかります。実車の新車価格は¥10,810,000~となっていますのでおいそれと手が出せるものではありませんがトミカならさくっと買えてしまうのがうれしいところです。大型キドニーグリルも実車同様大迫力! 正面から見るとハイパフォーマンスなクルマであることを見せつけてくれます。

 キドニーグリル内のメッシュパターンも細かく再現。キリっとしたヘッドライトと最近BMWでの共通デザインとなっているリアのコンビランプは塗装で再現されています。ボンネットには空力考慮のキャラクターラインが入っていますし、ルーフからなだらかに流れ落ちるクーペラインが美しい! BMWはスポーティなイメージがありながらこのクーペラインが素晴らしいメーカーでもあり華やかさをもってカーライフを一段高いものにしてくれます。

【No.36 BMW i4:パッケージング】
通常版はホワイト
初回特別仕様はブラック

 今回の「No.36 BMW i4」のホイールはトミカのスポーツカーシリーズで使われるシルバーメッキのラインが入るものになっています。4ドアの一般車にもかかわらずこのホイールが採用されているのはスポーティ感のあるBMWのメーカーイメージを端的に表していると思います。リアゲート上には実車でもオプションの「リヤスポイラー」が塗装で表現されているようです。

【No.36 BMW i4】
フロント:大きなキドニーグリルが迫力満点!
サイド:流麗な4ドアクーペの魅力
サイド:フロントフェンダー後端のエアアウトレットの形状が上級モデルの証
リア:オプションのトランク部スポイラーとリアランプコンビネーション
底面:バッテリー搭載と空力が考慮されたフラットな底面

 ボディカラー通常版の白は「アルピン・ホワイト」、初回特別仕様の黒は「ブラック・サファイア」がモデルのようです。どちらも実車で人気のカラーです。アクションはサスペンションとなっています。

【No.36 BMW i4:ディテールとギミック】
美しいグランクーペに完全電動機構を内包するi4のスタイルを見事に再現
テールゲートを持つ美しいリア
ルーフからなだらかにリアへ落ちていくクーペスタイルが美しい
迫力のキドニーグリルも違和感なく再現しています
キドニーグリル内のメッシュも再現しています
光が当たって見えてくるソリッドなサイドシルエット
リアからサイドへ回り込むコンビネーションランプ
フロントサイドのエアインテークもモールドされています
M50のエンブレムが見えます。最上級グレード!
サスペンションアクションを搭載

 さすが完全電動のi4!もうガソリンスタンドへ行くこともなくなったなぁ……それにBMWは走りがいい。2トン近くあるクルマなのに電気モーターならではの加速フィールは怖いくらいだ。完全電動車でも“駆けぬける歓び”のスローガンはしっくりくるね。

【走行シーンを表現】
立ち寄らなくなったガソリンスタンドを見るとおもわず「行かなくなったなぁ」とつぶやいてしまう
おや、おたくもそうでしょう
さすがBMW!2トンもある車重なのに足回りもいい感じ
この駐車場にも急速充電器用意してほしい!

今回の2車種は2022年11月19日(土)発売予定!

 11月のトミカ新車「No.13 日産 フェアレディZ NISMO GT500」と「No.36 BMW i4」はトミカの日にあたる第3土曜日の11月19日に発売予定となっています。

【カーライフの充実とレーシングカーの衝撃】
今回のトミカはどちらも1/65スケールとなっています
価格も同じ550円の定番トミカシリーズでコレクションしやすいですね

 なお、今回「トミカ No.13 日産 GT-R NISMO GT500」「トミカ No.36 ダイハツ ロッキー」と入れ替えとなります。特にNo.13のスーパーGT車両は貴重な存在であり、実車での世代交代を実感できるトミカですから納車もれがあれば今のうちに見つけておくことをお勧めします!

【今回入れ替えとなるトミカ】
トミカ No.13 日産 GT-R NISMO GT500
トミカ No.36 ダイハツ ロッキー

来月の注目トミカはこちら!

 次回2022年12月の新車ラインナップの中から筆者の目に留まったのは定番トミカ「No.78 ホンダ シビック TYPE R」とトミカプレミアム「07 ランボルギーニ エッセンサ SCV12(Lamborghini Essenza SCV12)」です。ファン待望の新型“シビック TYPE R”の初回特別仕様はなんと開発車両のカモフラージュ柄!なんともレアなチョイスがトミカらしくて楽しい一台となりそうです。ランボルギーニ「エッセンサ」もかなりの希少なクルマですのでどちらも納車していただきたいと思います。

【2022年11月登場予定のトミカ】
No.78 ホンダ シビック TYPE R
07 ランボルギーニ エッセンサ SCV12(Lamborghini Essenza SCV12)