特別企画

トミカ歴代名車コレクション 001「日産 フェアレディZ 432」002「スバル 360」003「トヨタ 2000GT」

“てんとう虫”という愛称の国民車「スバル 360」


    【スバル 360】
  • 発売日:2023年6月13日
  • 価格:1,969円(税込)
  • スケール:1/50
  • アクション:サスペンション・ボンネット開閉
【スバル 360】
002「スバル 360」2023年6月13日発売
【第2号『トミカ歴代名車コレクション』発売!】

 かわいい!まさにそんな言葉がぴったりな富士重工業(現スバル)が1958年から1970年もの長きにわたって生産・販売し、まさにロングセラーとなったクルマであり“日本最初の大衆車”とまで呼ばれるようになったのが「スバル 360」です。それだけたくさんのオーナーがいたことで“マイカー”という言葉が誕生したのもうなずけるエピソードです。

【スバル 360】

 そのフォルムからもわかるようにフォルクスワーゲン・タイプ1“ビートル(カブトムシ)”を参考にデザインされ、ビートルよりコンパクトないでたちは“てんとう虫”の通称となったのもかわいいエピソードです。

 性能面では356ccの強制空冷2ストローク直列2気筒エンジンで16psを発生、3速マニュアルトランスミッションというこれまたかわいい仕様!その分車両重量は385kgととても軽いものとなっています。RR(リアエンジン・リア駆動)という駆動方式は後のスバル・R-2へと引き継がれます。

【スバル 360:パッケージング】
“てんとう虫”という愛称のスバル360
それはVWビートルの弟分的な印象!

 それでは「スバル 360」のトミカ歴代名車コレクション版を見ていきましょう。終始まるっこい車体のシェイプを忠実に再現しています。実車はRRでありながら乗車定員は4名となっており、エンジンはリアセクションにありますがそれ自体は小さいのでキャビンへの影響は少なく、キャビンのサイズはボディ全体に対して大きい印象があり問題なく4名乗車ができることが想像できます。

 トミカでは左右ドアは開きませんが実車ではドアヒンジが後ろにあり前開きになっています。その構造のおかげでドア前方はえぐられる形状を作ることができ実は乗り込みがしやすくもあります。エンジンのあるリアセクションは後部左右にエンジンへのエアインテークがあり真後ろにエンジンの放熱用スリットがモールドされているので空気の取入れから熱の排出経路を想像するのも楽しい部分です。

【スバル 360】
フロント:かわいい!なでたくなる気持ちになる顔です
サイド:終始丸っこいボディが愛らしい!
リア:エンジンのあるリアセクション、こちらも丸いです
底面:クロームメッキのシャーシ

 ホイールはトミカ一般車向けの台形5穴のクロームメッキ版です。そして歴代名車コレクションシリーズ共通のポイントは“クロームメッキ化”されたシャーシがメッキバンパーにもなっていてとても印象がいいです。ボディーカラーは淡いピンクでルーフがホワイトに塗り分けられていてとてもかわいいイメージとなっています。

 このトミカのアクションはサスペンションとボンネットフードの開閉!ボンネットフードを開けることでそこにエンジンがないこと、左右にタイヤハウスのふくらみを見ることができてこのクルマのキャラクターを感じることができます。左右ドアのガラス部分はなく窓を開けた状態になっています。車内は赤内装でハンドルや4座シートが確認できます。シートはオールドファッションな縫い目も見えて楽しい部分です。

【スバル 360:ディテールとアクション】
これが街中を走ってるだけですてきな風景だったでしょう
ちっちゃなボディに4人のれる!
ルーフは白く塗られています
エンジンルームの廃熱スリットが見えます
クロームメッキのシャーシによるバンパーがいい雰囲気
フードを開けてみました
左右の前輪が入る部分も確認できます
フードが開いていてもかわいいですね
アクションはサスペンションとフード開閉です
【スバル 360:飾ってみよう!】
ちょこんと飾ってあるだけでかわいさ満点!
前開きドアの形状がおもしろいです
おしりがかわいいんです
ぽこんとでたフード!
フード開きます!
荷室にひまわりの模型なんか入ってると楽しいかも!