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100円ショップ商品で簡単! 夏にピッタリなプラモデル水中ボトルアクアリウムを作ってみた【夏休み特集】
2023年8月11日 00:00
4Lの保存容器の中に構築される水の世界
作成は保存容器の中に素材を入れていく非常にシンプルな作りだが、限られた容量となっているので入れられる数も限られてくる。
最初は水底を作るが、ここにセメント鉢ミニムーンストーン、セメント鉢ミニ縦ラインと配置して、インテリアガラスカラーサンドを入れていく。セメント鉢を埋める様にして、インテリアガラスカラーサンド各色を入れつつ、適度にかき混ぜて色合いを調整。
そして、アクアプランツを入れていくのだが、今回用意した3つすべてを入れるとプラモデルを入れるスペースがなくなるため、小と中の2種類を背景として配置。保存容器は高さがあるため、ある程度砂地の高さがないと、アクアプランツを入れても上部がスカスカで寂しいので今回は砂地多めにしている。
ここにガラスストーンに入っている貝殻などの小物と小石、ヒトデを入れて、海の中を表現。ヒトデのサイズが大きいが海の中らしいアクセントとして存在感を発揮する。
保存容器内のオブジェの配置が完了したところで、プラモデルを入れて風景を決めく。「HGUC 1/144 ズゴックE」はボトルに入れた後にポージングを調整し、配置や角度を決めていく。
プラモデルの配置が終わったところで、消臭ビーズを中に入れていく。今回はせっけんの香りの青と無香の無色の2種類があるので交互に入れつつ、消臭ビーズを入れる際に腕を上げるポーズなどでは下がってしまうので、長い箸などで適度に角度を調整する。
また、箸で消臭ビーズをかき回して色の割合も調整する。そして、保存容器の縁近くまでたっぷりと入れて準備が完了する。本容器では600gの消臭ビーズを2袋半使った。内訳は青が1袋、無色が1袋半となっている。
このままでは“水の中”というジオラマ感はおろか、中のプラモデルも見えない。
しかし、ここに水を注ぎこむことによって消臭ビーズが透過され、一気に水中の世界が広がっていく。
水を入れると気泡が発生するので、こちらも箸などを使ってかき混ぜて気泡を抜いていく。なお、今回使用したガラスストーンやセメント鉢ミニの影響で濁りが少し出やすい。
なので、セメント鉢ミニは事前に水洗いをするなどで表面の汚れを落としておくことをおすすめする。ガラスストーンも塗料が落ちて水に浮かんでしまうが、こちらは時間経過で沈殿していく。
「結城 まどか【水着】」と「結城 まどか【水着】ドリーミングスタイル サニースカイ」の場合は、水中を泳いでいる雰囲気を出すため、初めにある程度の消臭ビーズを入れてから配置していく。
消臭ビーズによって位置が固定できるので、先ほどと同様に位置を微調整しつつビーズを足していき、水を入れて完成となる。
完成したボトルアクアリムを見ていこう。
「HGUC 1/144 ズゴックE」では明るい海の中といった雰囲気でアクアプランツなども大きいためリアル感はないが、水中にたたずむ迫力や重厚感が出ている。
腕を上げた姿勢は水中での戦いを彷彿とさせる躍動感あるディスプレイもできる。
「結城 まどか【水着】」と「結城 まどか【水着】ドリーミングスタイル サニースカイ」ではキラキラの夏休みシチュエーションが楽しめる。
縦長の保存容器ながら水の中を優雅に泳ぐ表現ができ、またキットの体育座り用ボディパーツで“ばえる”表現も可能。そして、上下さかさまに配置することで素潜りをしているようなディスプレイもでき、アクアリウムならではのポーズも面白い。
ここまででも十分に“水の世界”が表現されているが、さらに深い水の世界を表現していきたい。
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