特別企画
トミカ新車インプレッション 9月は「トヨタ GRカローラ」&「フェラーリ F355」が登場!
2023年9月16日 09:00
ほぼ手作業で作られるスーパーカー!「08 フェラーリ F355」
トミカプレミアム【08 フェラーリ F355(通常仕様・発売記念仕様)】
- 価格:各935円(税込)
- スケール:1/62(全長:約68㎜)
- アクション:サスペンション
フェラーリF355はイタリアのスポーツカーメーカー・フェラーリから1994年から1999年にかけて製造・販売されたMR(リアミッドシップエンジン・リアドライブ)のスポーツカーです。
トミカプレミアムになったのはルーフのある“ベルリネッタ”がモデルで、実車には他に取り外し可能なルーフを持つ“GTS”・ソフトトップのオープン仕様の“Spider”が設定されています。
デザインはピニンファリーナ(イタリアにある世界最大級の自動車製造工房)が担当し、308(1975年)から458イタリア(2009年)などに至るフェラーリを代表するスタイリングとなっています。エンジンは5バルブの新開発の90度 3.5L V型8気筒DOHC「F129B」型でこれが車名の由来となっています。角型2灯のリトラクタブルライトでフロントはかなり薄くデザインされていることがわかります。
それではトミカになった「フェラーリ F355」を見ていきましょう。ボディーカラーは通常仕様がフェラーリを代表するレッドです。実車では「ロッソコルサ」という名称のものが有名です。さらに、発売記念仕様のイエローは実車では「ジアロモデナ」となるでしょうか。レッドもイエローもまさにフェラーリを代表するカラーリングです。
リトラクタブルライト採用(トミカプレミアム版では開きません)によって薄く低く押さえられたフロントからなだらかに盛り上がりりつつフェンダーを形成。左ハンドル仕様のキャビンを覆うフロントガラスは空力特性を高めるために寝かされ、車高を引き下げることに貢献しています。
フェラーリを象徴する官能的なサウンドを奏でるエンジンはリアミッドに搭載されドライバーの真後ろに存在してドライビングの感性を引き立てます。そのエンジンを収めるリアセクションは独特の形状となり、サイドから見たボディラインはなだらかなものの実際はルーフからすとんと垂直に降りたラインはエンジン排熱スリットを多数形成しながらリアエンドに達します。
トミカプレミアムのシリーズは実車のホイールを忠実再現するのが見どころです。今回の「フェラーリ F355」でも実車の純正ホイールを忠実に再現しています!シルバー塗装で表現される5本スポークのホイールは5穴のボルト穴まで再現していて、スポークにある微妙なスジの形状も見事です。
トミカで遊んでみよう!
トミカシリーズには“トミカタウン”などの情景を作り出せる商品がたくさん発売されています。その名の通り“街”を表現できるパーツがたくさんそろっていますので毎月発売されるトミカを合わせて飾れば自分だけの街を作ることができます。走らせてもよいですし、置いておくだけでも楽しくなること間違いなしです!
今回の2車種は2023年9月16日発売!
今回ご紹介させていただいた9月のトミカ新車「No.52 トヨタ GRカローラ」とトミカプレミアム新車「08 フェラーリ F355」はトミカの日にあたる第3土曜日の9月16日に発売となっています。
なお、今回定番トミカの「No.52 マツダ CX-5 河川パトロールカー」、「No.89 ランボルギーニ シアン FKP 37」、「No.136 コマツ ハーベスタ 931XC」と入れ替えとなります。納車もれがあれば今のうちに見つけて納車しておくことをお勧めします!
トミカプレミアムでは「08 日産 スカイライン 2000 ターボ GT-E・S」と入れ替えとなります。1980年頃の日産にとってセドリック/グロリア、ブルーバード、そしてこのスカイラインがターボ技術導入の量産車ラインナップとなったマイルストーンとも言える車種です。ミニカーとしても貴重な存在なのでこちらも納車しておくことをお勧めします。