特別企画
トミカ新車インプレッション 2月は「日産 フェアレディZ NISMO」&「モーリス ミニ」が登場!
2024年2月17日 09:00
41年もの歴史を持つ世界が愛したクルマ「12 モーリス ミニ」
トミカプレミアム【12 モーリス ミニ(通常仕様/発売記念仕様)】
- 価格:各935円(税込)
- スケール:1/50(全長:約63㎜)
- アクション:なし
イギリスのBMC(ブリティッシュ・モーター・コーポレーション)から1959年から2000年の41年間もの間生産され続けたクルマがMINI(ミニ)です。初の量産モデルはオースチン・セブン及びモーリス・ミニ・マイナーの名でイギリス国内向けに発売されました。2001年には権利を取得したBMWよって新生MINIが誕生。大本のミニは“BMCミニ”などと称されることがあります。
2ドアのスタイル、リアタイヤはボディ後端ぎりぎりまで寄せられFF(フロントエンジン・フロントドライブ)駆動方式で小さいボディでとにかくキャビンの広さを確保するデザインが特徴です。走っている姿はキュッと凝縮され小気味よく、クラシックな雰囲気もありつつ現代の目線でも古さはそれほど感じず今でも通用するデザインです。
全長は3mほどのとにかく小さいボディは1400mmにも満たない全高でありながらリアシートも備え、大人が4人が乗れるようになっています。当時、リアエンジン車の「2代目フィアット・500」や「スバル・360」のように4座で3mクラスを実現した事例もありましたが、850cc水冷4気筒をフロントに搭載して定員4人としたクルマでここまで小型化された事例はありませんでした。当時のミニの先進性をうかがわせるエピソードです。
シャーシはモノコック(外板応力)構造。当時としてはめずらしい直列4気筒のエンジンを横置きにすることでこのサイズとスタイルを実現しています。FF駆動方式であるためキャビン内にドライブシャフトが無く、居住性が高いのも特徴です。ボディサイズに見合うタイヤとして10インチの小型タイヤも新開発されました。
それではトミカになった「モーリス ミニ」を見ていきましょう。ボディーカラーは通常版がレッド、発売記念仕様がグリーンとなっています。文字通り小さいミニの小気味よい走りや街中での存在感を感じるに最適なボディーカラーと思えます。それにルーフがホワイトとなっているのもなんともおしゃれ!トミカをパッケージから取り出した瞬間、「あ、これはかわいい!」と言葉が出てくると思います。机やいろんなところに飾っても絵になるトミカです。
丸目でつぶらな瞳のヘッドライトはクリアーパーツで表現、周囲もシルバー加飾を再現していてモーリスミニのかわいらしさの原点はここにあるのかもしれません。フロントグリルと前後バンパーはシルバーで再現、ディテールの細かさが陰影の高いシルバーでより際立ちます。なお、アクションはありません。
トミカプレミアムのシリーズは実車のホイールを忠実再現するのが見どころです。今回の「モーリス ミニ」でも実車の純正ホイールを忠実に再現しています!時代を感じさせるディッシュタイプでありボディサイズに合わせた10インチタイヤをイメージ通りに再現しています。
今回の2車種は2024年2月20日(土)発売!
今回ご紹介させていただいた2月のトミカ新車「No.88 日産 フェアレディZ NISMO」、トミカプレミアム新車「12 モーリス ミニ」はトミカの日にあたる第3土曜日の2月20日に発売となっています。
なお、今回定番トミカの「No.27 トヨタ ジャパンタクシー」「No.88 日産 エルグランド 道路パトロールカー」と入れ替えとなります。まだお持ちでなければ今のうちに見つけて納車しておくことをお勧めします!
トミカプレミアムでは「12 ランボルギーニ カウンタック 25th アニバーサリー」と入れ替えとなります。カウンタックといえばこのスタイルを想像する方も多いのではないでしょうか。その人気のほどをうかがわせる歴史を記念した車種ですのでこちらも納車しておくことをお勧めします。