特別企画

【ガンダムベース撮り下ろし】“新たなリアル”を追求した「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」がガンダムベースに展示中。新情報はこの5月に発表!

【RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0】

8月発売予定

価格:3,850円

 この3月に発表され、8月に発売が予定されている「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」の試作品が、ガンダムベース東京に展示中だ。

「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」展示コーナー。ガンダムベース東京では、「機動戦士ガンダム」45周年特別展示の一角に設けられていた

 発売から13年が経過した初代「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム」は、当初お台場に建造された1/1スケールガンダムを本物として位置付け、それを1/144スケールに凝縮して開発されたが、今回新たに発売される「Ver.2.0」は、最新の設定や解釈を取り入れ、新たな造形で発売となる。

「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」。8月発売予定。価格は3,850円
【「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」PV】

 商品の発表にあたり、BANDAI SPIRITSは3つのポイントを提示し、現在までにそのうち2つを明らかにしている。一つは「モビルスーツの建造を追体験させるセミモノコック構造をイメージした内部フレーム」。設定に基づいた「セミモノコック構造」をイメージし、外装と一体となって機体の強度を担う、一年戦争当時のMS特有の構造を再現し、桁材(フレーム)と内部機器のディテールを、スライド金型を多用した成形で表現している。これもただ立体造形として表現するだけでなく、MSを実在する機械そして兵器として捉え、可動部の外装はフレームの動きに追従させて、可動時に外観を損なわないような工夫が随所に施してある。

写真では見えないが、セミモノコック構造を再現したフレームで設計されている
可動軸の再解釈により、新たな関節構造を採用。関節に見える部分がきちんと曲がるという設計になっている

 もう一つは「最新の解像度で描くメカニックデザイン、1/144スケールに1/1のリアリティを凝縮」。外部装甲のシャープな成形により、ガンダム本来のデザインラインを立体感あふれる造形で再現している。機体の特徴であるトリコロールカラーは全てパーツの色分けで表現し、各所の分割ラインは飾りではなく、内部構造との関係性で決まるような設計が施してあり、説得力のあるものに仕上がっている。もちろんコア・ファイターも同様のコンセプトで設計され、変形合体とともに、合体後の可動にも無理がない仕様だ。

旧バージョンとはまた違うプロポーションを確立した
腹部には設定通り、変形したコアファイターを内蔵。にもかかわらず、可動粋も備える

 そして最後の「進化したアクションや武装」の詳細については、この5月に静岡ホビーショーで展示、新情報を公開予定となっているので、そちらも楽しみにお待ちいただきたい。