特別企画

“極力”失敗しないサバゲーコミュニティの入り方5選

気の合う仲間を見つけて新たな楽しみを!

 常に新鮮さを求めてソロ活動するの良いが、コミュニティに入ることで顔なじみと“気軽に”遊べるは非常に楽しい。購入した新装備を自慢し合ったり、次の作戦を和気藹々と決めたりと、所属することでしか体験できない面白さもある。しかし、「どうすればコミュニティに入れるか分からない」という初心者の方も少なくないだろう。

 本記事では、コミュニティに入る前の段階で、“極力”失敗しないためのサバゲーコミュニティの入り方や探し方を、筆者の経験をもとに紹介していく。ぜひ、気を楽にして読んでほしい。

 なお、筆者は中学の頃に、姉の彼氏に誘われて本格的にサバイバルゲームを始め、自分より10や20歳も上の方たちと遊んでいた。なお、現在は自身が幹事となって年2~3回程度、サバイバルゲームを主催している。

その1:知り合いツテで貸切戦に参加しよう

 最もベタなサバゲーコミュニティの入り方は、知り合いツテで既存のチームに入ることではないだろうか。この場合は、その知人からどういったコミュニティなのかを事前に探ることが、最も重要なポイントとなる。初心者向きなのか、ガチ向きなのか、ナリキリ重視、コミュニケーション重視など、ある程度加入する前に聞いておこう。自分の遊び方と合うかをしっかり吟味しておくといいと思う。

 いきなりチームに入るのはハードルが高い……という場合は、その知り合いが参加しているチームの貸切ゲームに一度参加してみると良い。そこでどんな雰囲気なのか掴めるので、もし気が合うならチームに加入したり、引き続き知り合いツテで参加し続けてみよう。

 最初に参加する際に大切なのが、貸切ゲームが行なわれる際に声をかけてもらうこと。当たり前のことだが、ここが一番重要なポイントとなる。仲介役となる知り合いに「貸切戦に参加してみたい」「一緒にサバゲーで遊びたい」と事前に声をかけておき、あとは連絡が来るのを待つのがいいだろう。

 これで、当日は知り合いと一緒にゲームに参加できるうえに、チーム内の雰囲気を探ることができる。チームに知り合いが1人いるのといないとでは、居心地の良さに雲泥の差があるので、ぜひとも一緒に参加することをオススメする。

その2:自分がサバゲーマー、もしくはサバゲーに興味があることを周りに伝えよう

 「知り合いツテって言われても、サバゲー好きの知人なんていなんですど」という場合も大いにあるだろう。そういうときは、必ず自分がサバイバルゲームに興味があることを、周りに伝えておくことがなによりも大切だ。

 仕事仲間であったり、ゲーム仲間であったり、そういったまったく別のコミュニティで、「実はサバゲーマーです」という人が潜んでいる可能性がある。そこから発展して、チームに加入するパターンも多い。

 この場合に大切なのが、何気ない会話のなかで「サバゲーを仲間内でやってみたい」「貸切サバゲーやってみたいんだ」というのを口に出して伝えておくこと。そこから、「あっ、あなたもサバゲーに興味あるんですか? 実は僕も~」という流れに発展する場合があるからだ。

 もしそういった流れにならなくてもいい。伝えておけば、いつかどこかのタイミングでサバゲーマーと出会う場合がある。伝えなければ出会える確率は0%、伝えておけば0.1%でも可能性が残る。宝くじな考え方で気長に実践してほしい。何事も、急がば回れの精神で。

その3:定例会参加者に聞いてみる

 例1の差分的な作戦だが、サバイバルゲームフィールド主催の定例会に参加して、そこで気の合った方に「貸切戦に参加してみたい」と言ってみるのもアリ。「だれも貸切戦をしたことがない……」というケースはほぼないと思うので、こちらもうまくいく可能性が高い。

 ただ、一度会ったばかりの方に「あなたのチームに入りたい」と言うのは判断を急ぎ過ぎているかもしれない。もし筆者がいきなり言われたなら、さらっと流してしまうことだろう。それゆえに距離感とタイミングが重要だ。中には「知り合いの知り合いまで」だとか加入に条件を設けているチームもある。まずは相手や相手のチームのことを知るところから始めてほしい。余談だが、筆者のチームもこのルールで運営している。

 最も良いのが、定例会に何度か通い、普通に会話できる程度の知人を作っておくこと。一緒に遊ぶなかで、相談を持ちかけてみるといい。繰り返すが、何事も、急がば回れの精神で。

その4:SNSなどネットサービスからコミュニティを探す

 「サバゲ チーム」などでWEB検索すれば、いくつかメンバーを募集しているチームが見つかる。そこから門扉を叩く……という手もある。募集要項の部分にあるであろう、チーム概要の部分をしっかり読んでおき、自分に合っているなと思ったら参加してみよう。

 実際にうまくいくこともあるが、ネックなのが実際に一度参加するまでチームの雰囲気が掴めないことだ。あるあるな事例として、「初心者歓迎!」「初心者ばかりのチームです!」と謳いながら、じつは結構ガチだった……というケースもある。

 もし可能であるならば、そのチームが遊んでいる様子を見学する、もしくは幹事の方と話す機会があれば先に聞いておくと良い。

その5:自分でコミュニティを立ち上げる

 「知らないコミュニティに入るのはちょっと怖い……」ということなら、いっそのこと自分で立ち上げてしまえばいい。何を隠そう、筆者はこのパターンに近い。

 自分の知り合いを集めてコミュニティを作ってしまえば、もれなく全員知り合いだ。気を使う必要がほとんどない。人見知りな方こそ、この方式をオススメする。

 もちろん、幹事の苦労はつきまとう。予約、準備、人数把握、当日の回しなど、考えることが非常に多い。また、参加人数をクリアするために、知り合いの知り合いまで呼ぶ必要も出てくるので、そのあたりの管理も行なわなければいけない。

 ただ、この方式は一度作ってしまえば結構楽になる。ぜひとも検討してみてほしい。

まとめ:コミュニティから始まる新たなサバゲー生活!

 ここまで、コミュニティに入る(or作る)方法をいくつか紹介してきたが、いかがだったろうか。これらを参考にしつつ、ぜひ自分に合うものを実戦してみてほしい。

 サバゲー自体、ひとりでは遊べないものだからこそ、人とのコミュニケーションは不可欠だ。最初は戸惑うかもしれないが、実際にコミュニティに所属してみると、ソロでは味わえない新たな面白さに気付くことができるので、ぜひ勇気を持って新たな扉を開いてほしい。

 いざコミュニティに入るとなるとしても「もし周りと気が合わなかったら」「もし自分の遊び方や考え方と全然違ったら」という不安はどうしても抱いてしまうだろう。そこは人間同士なので仕方ない。完全に気が合う人というのは中々見つからないものなので、そういう状況になった場合は、次のコミュニティを探すのがいいだろう。何度も何度も繰り返すが、急がば回れの精神で、焦らずじっくりと気の合うコミュニティを見つけてほしい。