特別企画
【エアガン施設探訪】都内最大級屋内CQBフィールド! 池袋駅徒歩10分の「ASOBIBA 池袋フィールド」に行ってみた
2024年5月31日 00:00
- 【ASOBIBA 池袋フィールド】
- 場所:東京都豊島区南池袋3-9-5 サトミビル 地下2F
- 営業時間:
- 平日 11時~22時
- 土日祝 10時~22時
- アクセス:
- 「池袋駅」徒歩10分
- フリー参加戦料金:
- 平日午前3,500円
- 平日午後4,000円(午前の部から連続参加で2,000円)
- 土日祝午前 5,000円
- 土日祝午後 4,500円(午前の部から連続参加で2,000円)
圧倒的なアクセスの良さ、初心者でも遊びやすい充実したサービスなどで長く支持されているサバイバルゲームフィールドがBAKERUの運営する「ASOBIBA」グループだ。「ASOBIBA」を冠するフィールドは弊誌でも何度か紹介している。
今回紹介する「ASOBIBA 池袋フィールド」は2017年に誕生した屋内フィールド。まず注目していただきたいのが、池袋駅から徒歩10分のビルの地下2階という立地の良さだ。2024年2月に「ASOBIBA 秋葉原フィールド」が閉店したため、その注目度&需要はさらに上昇中。「都内で気軽にインドアサバゲーを楽しむならココ!」という代表的なフィールドとなっている。本記事では、そんな「ASOBIBA 池袋フィールド」についてレポートしていく。
戦場は繁華街のビル地下2階!
「ASOBIBA 池袋フィールド」は、JR池袋駅東口から出て徒歩約10分に位置するフィールド。「ツルハドラッグ 南池袋店」と「肉のハナマサ 池袋店」に挟まれた場所にあるビル地下2階で営業している。入口には案内板が貼られているが、一見すると広いサバイバルゲーム場があるとは思えないため、初見の方は戸惑うかもしれない。しかし、奥にあるエレベーターで地下2階へ降りると、約300坪の地下駐車場を改装した広々とした空間が広がっている。
営業時間は平日11時~22時、土日祝日は10時~22時。フリー参加戦、貸切共にオープンから16時までが午前の部、16時以降が午後の部という2部構成になっている。ちなみに、貸切の場合は23時~翌朝5時までの深夜の部も利用可能だ。なお、当日参加も可能だが、基本的には予約者が優先となっている。予約で参加枠が埋まっている場合の当日参加はできないため、極力予約してからの行った方がいいだろう。また、初めて「ASOBIBA」グループのフィールドで遊ぶ場合には参加費と別途会員登録料金1,000円が必要となる。
レギュレーションに関しては、「ASOBIBA」グループ全体で統一されている。特徴的なものを挙げると「ダッシュ禁止」「フルオート、バースト射撃禁止」「フリーズコール禁止」などだ。安全に遊ぶためにも、ゲーム前の説明をよく聞くようにしたい。
次項からは早速フィールドの様子を見ていく。
元駐車場で動くたびに射線が変わるCQBメインの遭遇戦!
フィールド内には、バリケードやドラム缶などのオブジェクトが多数設置。動くたびに射線が変わるインドアフィールドらしい戦闘が楽しめるのが特徴だ。
また、交戦距離が近いため武器の性能差があまり出ず、初心者も遊びやすい「ASOBIBA」らしい配慮も感じられた。なお、レイアウトに関しては、利用者からのアンケートを聞きながら随時変更しているので、一度利用した方も日が経てば新鮮な気持ちでプレイできるようになっている。実は筆者は2年ぶりに本フィールドを訪れたのだが、以前と様子が随分変わっていた。年々改良されているのだ。
フィールドは大きく分けて「バトルエリア」と「ストリートエリア」の2つのエリアに分かれている。主戦場となる「バトルエリア」はCQBメインの遭遇戦が特徴だ。敵の足音、影、息遣いなど、すぐそこに敵がいる緊張感を存分に味わえる。もう一方の「ストリートエリア」は一段高くなった場所で、サイドからバトルエリアを狙える。占領できれば有利に立ち回れるが、狙われやすく激戦が予想される。
本フィールドで特徴的なのは「フィールド内に設置されている車は通り抜け可能」という点。乗り込んで身を隠したり、映画の銃撃戦さながらドアを盾に戦ったりと、面白い使い方ができる。
また、驚いたのがスタート地点だ。以前はフィールドの端と端というオーソドックスなものだったのだが、現在はバリケード1枚を隔てて隣り合う状態となっている。なんならゲーム開始まで会話すら可能だ。もちろん、スタート地点同士は行き来や射撃はできない。攻め込むにはフィールドを迂回する必要があるため、スタート直後戦闘というのは起きないのだが、こんなに近くで敵の本拠地を感じられるのは新鮮だ。
こうしてスタート地点同士が隣り合っているのには利点がある。というのも、どちらもフィールドの出入口付近にスタート地点があるため、準備からゲーム開始までかなりスムーズに遊べるのだ。
次項ではセーフティや各種サービスについて紹介していく。
清掃が行き届いた綺麗な空間! 充実のレンタルで手ぶら利用も可能
セーフティエリアは椅子とテーブルが並べられており、最大利用可能人数は50名ほどだ。地下施設だが、「蒸し暑い」などといったことはない。空調面にはかなり気を使っているので、夏場や冬場でも快適に遊べる。
まずは各種設備についてみていく。エリアに設置された液晶モニターは、最初のルール説明の際にスライドが表示される他、ゲーム中はフィールド内カメラの映像が映し出される。ヒット後もゲームを観戦して楽しみながら待てる。
また、セーフティで気が付いたのは「ほとんどBB弾が落ちてない」ということ。もちろん、ほとんどのフィールドがしっかりとした清掃を行なっているのだが、ここまで落ちてないのは珍しい。清掃に関してもかなり力を入れているようだった。
もちろん男女別の更衣室も完備しているのに加えて、女性用更衣室には各種アメニティもある。嬉しい方も多いのではないだろうか。その他、トイレや喫煙室もセーフティから近いので諸々の利便性が高い。ドリンク&アイスの自動販売機もある。
加えて、エアガン本体から消耗品まで幅広く取り扱う物販コーナーも完備。修理用工具が並べられた作業台もあり、突然愛銃が故障してもメンテナンスできる。当日忘れ物をしても安心だ。
次にレンタル面をみていく。レンタルには2種類あり、ハンドガン・マスク・グローブの「ハンドガンセット」(2,500円)と、そこに帽子・スカーフ・迷彩服を加えた「フルセット」(3,500円)が用意されている。
レンタルできるハンドガンは東京マルイの「電動ハンドガン GLOCK18C」だ。バッテリー・多弾マガジン・BB弾約100発・BBローダーが付いてくる。かなり使いやすいので、これさえあれば問題なくゲームを楽しめる。手ぶらでいっても遊べるので初心者も誘いやすい。
なお、前述した2種のレンタルに500円追加するとハンドガンではなくG&Gのアサルトライフル「CM16改」を借りられる。ドットサイトがついているので初心者も狙いやすい。
どれも都内フィールドであることを考えるとかなり良心的な価格だ。また、店舗で実施しているキャンペーンを利用するとレンタル代が安くなる場合もあるので、行く前に公式HPをチェックするといいかもしれない。
次項からはシューティングレンジの紹介にはいる。
時間制限ナシのシューティングレンジ! SRやSGのレンタルも
フィールド横には横幅3m、最長7mのシューティングレンジも用意されている。最奥には着弾が分かりやすい電子ターゲットが設置されているので、サイトやホップの調整にもってこいだ。
ゲームに参加している人の利用はもちろんのこと、1,500円でシューティングレンジのみの利用もできる。時間や弾数は無制限なので、設置された工具類を利用しながら心ゆくまで調整できるのが嬉しい。
また、シューティングレンジ利用料金には先述の電動ハンドガンとシューティンググラス、BB弾100発が含まれている。加えて、シューティングレンジ利用時のみ別途有料でレンタル可能な銃も用意されており、普段とは違うエアガンで遊べる。追加でレンタルできるのは、東京マルイのエアーコッキング「VSR-10(スコープ付)」、ガスブローバックガン「デザートイーグル」・「ハイキャパ4.3」、ガスブローバック マシンガン「M4 MWS(ドットサイト付)」、ガスショットガン「M870」など。幅広いニーズに対応している。
今最大の盛り上がりを見せる都内サバゲーマーから愛される室内フィールド
「ASOBIBA 池袋フィールド」は現在、秋葉原フィールドが閉店したことで、都内のサバゲーマーたちからより一層注目を集めている。土日のフリー参加戦では50名集まることも珍しくないそうだ。ゲームの戦力の偏りなどについてスタッフの方に聞いたところ「初心者、中級者、上級者それぞれバランスが取れた割合で参加されているのでとても良い状態です」とのこと。
ゲームでは、ベーシックな「殲滅戦」や「フラッグ戦」の他、制限時間内に何度も復活できる「カウンター復活戦」などが用意されている。ゲームマスターを行なうスタッフがその日の諸々の状況を鑑みてルールを決めているので、一方的な勝負にもなりにくい。なにより初心者が「初めて遊んだけど面白かった!」といえる空間創りに注力しているので、初心者の方だけでなく、友人知人をサバゲーに誘いたい方もぜひ利用してみてほしい。
過去に何度か利用していた筆者も、「うわ、広くなってる!」「え、スタート地点面白っ!」と今回の取材でフィールドのリニューアル具合に驚いた。これまで利用したことのある方も、この機会にまた足を運んでいただければ幸いだ。
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