特別企画

【タミヤ撮り下ろし】「1/24 Honda シティ ターボ」、80年代を象徴するホンダのじゃじゃ馬マシンがモトコンポと共に25年ぶりの登場!

【1/24 Honda シティ ターボ】

2025年1月25日発売予定

価格:3,300円

 東京・新橋にあるタミヤプラモデルファクトリー東京にある「新商品展示コーナー」。様々なタミヤの新商品が展示されているなかから、今回は「1/24 Honda シティ ターボ」を紹介する。

 タミヤのプラモデル「1/24 Honda シティ ターボ」は、1月25日発売予定で価格は3,300円。当キットは1981年から1986年まで発売された初代シティのターボチャージャー付きモデルを再現したもの。背高でユニークな姿から「トールボーイ」と呼ばれたシティは、その斬新なデザインと低価格、さらには「モトコンポ」という折り畳み式原付を収納できることや、放映された奇抜なCMが話題を生み、当時の若者たちに大ブレイクした車輌だ。

「1/24 Honda シティ ターボ」は1月25日発売予定。価格は3,300円

 今回のキットの元となっている「シティ ターボ」は先にも述べた通り、シティのターボチャージャー付きモデルだ。排気量は1.2Lのままでエンジンをほぼ新設計。ターボと電子制御インジェクションによって、その走りを大幅にパワーアップしている。

現在の軽自動車よりも小さく軽い驚きのサイズでデビューしたシティ
車体全面にターボチャージャー搭載モデルを表す「TURBO」の文字が刻印されている
ターボ車になったことでボンネットにバルジが追加されている

 また、本キットではシティの相棒ともいえる「モトコンポ」が付属している。「モトコンポ」はホンダ・シティと同時に発売されたシティ搭載用の折り畳み式原付。モーターバイクとオーディオの“コンポ”を組み合わせた造語であり、持ち運びできるバイクという意味を表している。全長118.5cm、重量42kgの超軽量・コンパクトなバイクで、ハンドルとシート、ステップを折りたたんで箱型ボディに収納することで、シティの荷室エリア収納して持ち運ぶことができる。

80年代とは思えないほどに斬新すぎるデザイン
ハンドルを車体部分に収納することで、シティのラゲッジにすっぽり入るだけでなく、ドライバー後方視界を妨げないようにちゃんと考えられた車高や車体形状になっている
シートのリアにあるHONDAの文字が実にチャーミング
シティ ターボとモトコンポ

 多くの人を虜にした「シティ ターボ」がタミヤから25年ぶりの再登場。発売はまだ先だが、タミヤプラモデルファクトリーではしっかりと塗装された本キットをみることができる。シティに思い出がある方は、この機会にタミヤプラモデルファクトリーに足を運び、当時の思い出を振り返ってみるのはどうだろうか。