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【TAMIYA SHOWCASE】タミヤからヨンパチファントム登場! 傑作機シリーズの新作プラモ「1/48 F-4B ファントムII」を撮り下ろしでチェック

【TAMIYA SHOWCASE 東京会場】

会場:タミヤ プラモデルファクトリー 新橋店

開催期間:3月12日~3月22日

 タミヤから1月に発表された2021年上半期の新製品が、現在全国4箇所で開催中の「TAMIYA SHOWCASE」にて展示されている。

 そこで今回はタミヤ プラモデルファクトリー 新橋店にお邪魔して、特に気になる新製品をピックアップして紹介する。

 最初は、発表と同時に世界のエアクラフトモデラーを狂喜させた1/48 傑作機シリーズ No.121「1/48 マクダネル・ダグラス F-4B ファントムII」をお届けする。

1/48 傑作機シリーズ No.121「1/48 マクダネル・ダグラス F-4B ファントムII」

「1/48 マクダネル・ダグラス F-4B ファントムII」価格・発売時期未定

 「F4ファントムII」と言えば、1958年の初飛行から永きに渡り世界11カ国で採用された傑作戦闘機。30年以上最前線で運用され、その後も様々な形で活用されている。航空自衛隊でも永く愛用されてきたので、航空機ファンでなくとも名前は知っているだろう。

 これまでタミヤでは1/100、1/72、1/32で「F4ファントムII」を製品化してきたが、1/48スケールに関してはイタレリ社のロングセラーキットをタミヤが国内で販売してきた。

イタレリ 1/48飛行機 No.2737 「1/48 RF-4E ファントム2」

 イタレリのキットも傑作と名高いが、本来凹んでいる外装パネルの繋ぎ目がいわゆる凸モールド(出っ張っている)になっているなど、細部の表現の古さは否めなかった。そのタミヤ1/48「F4ファントムII」の空白が、ようやく埋められる事になったと言えば、世界のエアクラフトモデラーの喜びをおわかり頂ける事と思う。

 航空自衛隊の「J型」など、様々なバリエーションがある中、先陣を切ってモデル化される「B型」は、最初に量産された海軍型の機体で、ベトナム戦争においてミグ戦闘機と死闘を繰り広げた。製品ではその「ミグキラー」のデカールも用意されるとのこと。

 今回の「SHOWCASE」は急遽決まったという事もあり、展示されているのは、製品を素組みでスミ入れを行なったものとなる。素組でもその緻密なディテール表現がしっかりと確認でき、かなり高い満足度が味わえるキットとなりそうだ。

コックピット周りの細かなディティールに注目!
噴射口内部のディティール

 タミヤ最新鋭の1/48キットだけに、驚きのディティールを備えた、まさに「傑作機」と言える商品となるだろう。

なお、本商品は2021年上半期発売予定。価格は未定となっている