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ついにフィナーレ!「実物大ユニコーンガンダム立像 ファイナルセレモニー」レポート

ありがとう!約9年間お台場のシンボルだった実物大ユニコーンガンダム立像が虹の彼方に

【実物大ユニコーンガンダム立像 ファイナルセレモニー】
イベント開催日:2026年8月29日

 2017年9月24日から8年11カ月間にわたり、東京・お台場のダイバーシティ東京 プラザ 2F フェスティバル広場で展示されてきた「実物大ユニコーンガンダム立像」。2026年8月31日の展示終了を前に、そのフィナーレを飾るファイナルセレモニーが8月29日に行われました。本稿ではその模様をお届けします。

【実物大ユニコーンガンダム立像】
2026年8月31日(月)ついに展示終了となります

 このファイナルセレモニーでは、まず声優の大河元気さんの進行で歴代の実物大ガンダム立像を振り返る「Path of UNICORN GUNDAM STATUE」を実施。続いて、8月22日(土)から10日間限定で実施されているWALL-G 特別演出『UNICORN GUNDAM Statue ― BEYOND POSSIBILITY ―』が実演されました。

 さらに、ゲストとして作詞・作曲・編曲家で音楽プロデューサーの澤野弘之さんとアーティストのSennaRinさんを迎え、スペシャルライブや花火の打ち上げも実施。実物大ユニコーンガンダム立像のフィナーレを盛大に盛り上げました。歩くのも困難なほどに埋め尽くされた会場の来場者からは、盛大な拍手と「ありがとう!」の声が送られました。

【【生配信】実物大ユニコーンガンダム立像 ファイナルセレモニー】

歴代の実物大ガンダム立像を振り返る「Path of UNICORN GUNDAM STATUE」

 2026年8月29日(土)19:40、小雨がぱらつくあいにくの天気となりましたが、ファイナルセレモニーは声優の大河元気さんの進行で、実物大ガンダム立像の歴史を振り返るコーナーからスタートしました。初の実物大ガンダム立像は、2009年にお台場・潮風公園で展示された「RX-78-2 ガンダム Ver.G30th」。52日間で約415万人が来場し、その後は仕様変更を重ねながら潮風公園・東静岡・お台場の3カ所で展示されました。

【歴代の実物大ガンダム立像を振り返る】
声優の大河元気さんがMCを務める

 さらに、お台場のユニコーンガンダム、中国・上海のフリーダムガンダム、福岡のνガンダム、そして大阪・関西万博会場の新たなガンダム像へと続き、この17年間で合計8体が展示されたことが説明されました。他にも立像から派生する形で横浜に「動くガンダム」が公開されたことも紹介され、ファンが夢見た光景が着実に歴史を重ねてきたことが感じられる内容となりました。

 そして話題は、惜しまれつつも展示が終了する実物大ユニコーンガンダム立像へ。この立像はアニメ『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』に登場するRX-0 ユニコーンガンダム1号機がモデルで、機体の特徴であるアンテナの開閉や各部装甲の展開による「変身」、装甲の隙間から覗くサイコフレームの発光が見事に再現されていると説明されました。

【実物大ユニコーンガンダム立像】
約9年間、お台場のシンボルに!

 耐久性や安全性を保ちながらV字アンテナの開閉を実現するには相当な苦労があり、開く時と閉まる時のスピードを変えることで対応した、という設計・製造関係者の声が紹介されました。

 続けて、実物大ユニコーンガンダム立像のトリビアクイズが2問出題されました。立像の組み立てに要した期間(答え:約2カ月半)や、名称の「Ver. TWC」が何の略か(答え:「Tokyo Waterfront City=東京臨海副都心」)といった問題に、詰めかけた来場者からは正解の声が多数聞こえました。さすがです!

 クイズのシンキングタイム中、大河さんがサイコフレームの発光理由について「我々にもわからんのです」と作中の台詞になぞらえてコメントすると、作品に詳しい来場者から笑いが起こるなど、会場はほんわかとした雰囲気に包まれました。

 大河さんは、立像が2017年9月24日の展示開始からいつもにぎわっていたことや、2026年5月の展示終了アナウンス後にはファンから名残惜しむ声が聞かれたことなどを語りました。また、同年6月からカトキハジメ氏によるファイナルデザインの装飾が施されたことも告げられ、これまでの歩みを振り返りました。

澤野弘之さん、SennaRinさんによるスペシャルライブと花火打ち上げ

 ファイナルセレモニーは有終の美を飾るスペシャルライブコーナーへ。『機動戦士ガンダムUC』、『機動戦士ガンダムNT』、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』で音楽を担当する澤野弘之さんと、ボーカリストのSennaRinさんが登場しました。

 『機動戦士ガンダムUC』の挿入歌「Sternengesang」にSennaRinさんが日本語詞をつけた「yet.」、そして『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』の挿入歌「ENDROLL」を披露しました。

ダイバーシティ東京 プラザの壁面にはライブ映像と共に『UC』の映像が流れ、立像のサイコフレームも楽曲に合わせて神々しく光り輝きます。この特別なシチュエーションでの演奏と歌唱は、ガンダムの世界観が東京・お台場から世界へ広がっていくような時間となりました。

【澤野弘之さん、SennaRinさんによるスペシャルライブ】
特設ステージでのスペシャルライブ
SennaRinさん
澤野弘之さん

 演奏後、澤野さんは『UC』や立像の音楽に携わったことを「感慨深く、光栄なこと」と語りました。また、「ENDROLL」の演奏後には、『閃光のハサウェイ キルケーの魔女』で雨の中を走るハサウェイの場面を意識し、「ハサウェイの気持ちが少しわかったかも?」とコメントしました。

 SennaRinさんは、作詞をしていた時にこの立像を見に来ていたことや、福岡の実物大νガンダム立像も見に行くなど、聖地巡礼をしていたというエピソードを披露。ガンダムシリーズや立像との縁、そしてこのファイナルセレモニーでの歌唱や今後の活動に込める想いを語りました。

【澤野さんとSennaRinさんによるパフォーマンス】
ガンダムシリーズや立像との縁を演奏と歌声に込めて

 続いてこの日のバンドメンバーを紹介したあと、実物大ユニコーンガンダム立像のテーマソング「Cage」をこの日のためにリアレンジした「Cage enD」(2026年8月30日 0:00配信リリース開始)を演奏。そのエモーショナルな歌声と演奏で、立像への感謝を届けてくれました。それに呼応するようにサイコフレームの発光カラーも繊細に変化し、まるで惜別の光のように広場を照らしていきました。

 スペシャルライブ終了後、いよいよ『実物大ユニコーンガンダム立像 ファイナルプログラム』が始まりました。約9年間の立像の歴史を、『ガンダムUC』本編と壁面で上映されてきたアニメーションを編集した特別な映像『UNICORN GUNDAM Statue ― BEYOND POSSIBILITY ―』で振り返ります。

【ファイナルプログラム】
実物大ユニコーンガンダム立像が虹色に

 映像終了のタイミングで花火が打ち上がった際には来場者からも驚きと共に大きな歓声が上がりました。お台場のこの場所で花火が上がるのはとても珍しいことで、特別感がさらに高まる演出となりました。

【花火打ち上げ】
立像の先に花火が打ちあがりました

 その後、再び特設ブースに登壇した大河さんの挨拶でセレモニーは終了。するとここで、エンディング映像と共にバナージ・リンクス役の内山昂輝さんとハロ役の広橋涼さんから、お別れを告げる録り下ろしメッセージが流れるというサプライズがありました。

 メッセージの中には「またいつか、新たなガンダムに会える日を信じて……」というものもあり、今後の可能性を大きく感じさせながらファイナルセレモニーの最後をドラマティックに締めくくりました。

 会場を埋めつくした来場者からの大きな拍手と共に、「ありがとう!」の声があちこちから上がります。8年11カ月もの間、お台場を、東京を、そして日本を世界に発信し続けた「実物大ユニコーンガンダム立像」は、感動的なエンディングを迎えました。

約9年間ありがとう!「実物大ユニコーンガンダム立像」

 「実物大ユニコーンガンダム立像」の展示は、ファイナルセレモニー後の8月31日(月)までとなります。各時間に行われる演出も最終日まで実施されます。“可能性の獣”とも呼ばれるユニコーンガンダムの実物大立像が魅せてくれた勇姿を、ぜひ最後まで見届けてください。改めて、ありがとう「実物大ユニコーンガンダム立像」!

【約9年の感謝と共に】