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【シャドバ エボルヴ】ブースターパック「コンヴァージェント・ディスティニー」より「実りの参謀・ムニャール」など2枚をHOBBY Watch先行公開

【「Shadowverse EVOLVE」ブースターパック「Convergent Destinies/コンヴァージェント・ディスティニー」】
9月26日 発売予定
価格:1パック 440円
ブースターパック「Convergent Destinies/コンヴァージェント・ディスティニー」

 Cygamesとブシロードが共同で開発・運営を行なっているTCG「Shadowverse EVOLVE」の最新ブースターパック「Convergent Destinies/コンヴァージェント・ディスティニー」が9月26日に発売される。価格は1パック440円。

 今回、最新ブースターパック「Convergent Destinies/コンヴァージェント・ディスティニー」の発売に先駆けて新カード2枚の独占公開権をいただいたので、早速紹介したい。

「Shadowverse」第21弾カードパックのカードが登場

 「Convergent Destinies/コンヴァージェント・ディスティニー」は、その原作的な位置づけとなるデジタルカードゲーム「Shadowverse」の第21弾カードパック「リナセント・クロニクル」で登場したカードを中心に収録したブースターパックである。

 「アリサ」や「エリカ」など、「Shadowverse」のメインリーダーたちがフォロワーとして登場するほか、「ラティカ」や「モノ」など、ストーリー「天地侵略編」の人気キャラクターたちが再登場する。ブースターパック第7弾「森羅鋼鉄」やブースターパック第12弾「黒鉄の侵略者」で登場した「機械」「自然」のカードと共に活躍するカードが多数収録されており、「機械」や「自然」のカードを軸としたデッキを強化できる。

 基本レアリティは、LGが28種、GRが28種、SRが27種、BRが36種だが、パラレル仕様として、基本レアリティのカードとイラストや加工、フレームデザインが異なるSPが1種、URが9種、LGと加工やフレームデザインが異なるSLが28種収録される。また、トークンカード19種(うち再録9種)もパックに封入されている。なお、通常カードやトークンカードにも一部プレミアム仕様のカードがある。

ブースターパックのデザインは3種類用意される

能力によって場に出ると1枚ドローでき、【疾走】を持つ「実りの参謀・ムニャール」

ビショップクラスのコスト1フォロワーカード「実りの参謀・ムニャール」。能力によって場に出た場合、ファンファーレ能力で1枚ドローできるほか、【疾走】を持っており、攻撃時にコスト1追加で払えば、相手の場のフォロワー1体を選んで2ダメージ与える能力も備えている

 今回、独占公開権をいただいたカード2枚は、すべてビショップクラスのカードである。「実りの参謀・ムニャール」は、レアリティLGのフォロワーカードで、コスト1で攻撃力は1、体力も1、タイプは「自然・光輝・獣」である。

 能力によって場に出た場合、ファンファーレ能力で1枚ドローできるほか、【疾走】を持っており、場に出たターンからすぐに相手のリーダーやアクト状態のフォロワーへの攻撃が可能だ。さらに、攻撃時にコスト1を追加で払えば、相手の場のフォロワー1体を選んで2ダメージ与える能力も備えている。軽量なフォロワーだが、コスト2で体力2のフォロワーと体力1のアクト状態のフォロワーを破壊できると考えると、コストパフォーマンスは優秀だ。

コスト1で2点火力かムニャールを墓場から出せるスペル「不器用な信頼」

ビショップクラスのコスト1スペルカード「不器用な信頼」。相手の場のフォロワー1体に2ダメージを与えるか、自分の墓場の「カード名に『ムニャール』を含むフォロワー」1枚を場に出すかを選択できる。

 先ほど紹介した「実りの参謀・ムニャール」は、小回りが効くフォロワーであり、レアリティLGにふさわしいカードだが、その真価をフルに発揮するには、コストを払って通常の方法で場に出すのではなく、他のスペルやフォロワーなどの能力で場に出す必要がある。「実りの参謀・ムニャール」のファンファーレ能力を活かすために、デザインされたカードが次に紹介する「不器用な信頼」である。

 「不器用な信頼」は、ビショップクラス、レアリティSRのコスト1スペルカードで、相手の場のフォロワー1体に2ダメージを与えるか、自分の墓場の「カード名に『ムニャール』を含むフォロワー」1枚を場に出すかを選択できる。

 前者は一般的な火力スペルだが、後者は、まさに「実りの参謀・ムニャール」とのシナジーが強い能力だ。自分の墓場に「実りの参謀・ムニャール」があれば、「不器用な信頼」を唱えることで、墓場から「実りの参謀・ムニャール」を場に出し、1枚ドローできるので、手札を減らさずに場にフォロワーを出せ、すぐに攻撃が可能になる。

 また、「カード名に『ムニャール』を含むフォロワー」が対象なので、今弾で登場した「実りの参謀・ムニャール」だけでなく、ブースターパック第7弾「森羅鋼鉄」で登場した「森の参謀・ムニャール」も対象となる。

 「森の参謀・ムニャール」は、レアリティBR、コスト2のフォロワーで、攻撃力1、体力3、【疾走】を持ち、攻撃時に相手のリーダー1人か相手の場のフォロワー1体を選んで1ダメージを与える能力を持っている。「不器用な信頼」は、これらの「ムニャール」を多く入れたデッキの潤滑油となるだろう。墓場からフォロワーを出せるので、フォロワーを多数並べて、粘り強く戦えるようになる。

「自然」や「機械」を軸としたデッキを強化できる魅力的なブースター

 今回紹介した2枚のカードによって、「森の参謀・ムニャール」と「実り参謀・ムニャール」を軸とした新たなコンセプトのデッキを作ることができそうだ。強さに定評のある「自然ロイヤル」を強化するカードの登場も期待できる。同様に、「機械」を軸としたデッキを強化するカードも、「Convergent Destinies/コンヴァージェント・ディスティニー」には多数含まれることが予想される。「自然」や「機械」のカードを軸としたデッキを使っているプレイヤーには特に魅力的なブースターパックといえるだろう。