ニュース

【シャドバ エボルヴ】ブースター第11弾「宿命の弾丸」より「妖精の開花」など3枚をHOBBY Watch先行公開

【「Shadowverse EVOLVE」ブースターパック第11弾「宿命の弾丸」】

8月23日 発売予定

価格:1パック 440円

 Cygamesとブシロードが共同で開発・運営を行なっているTCG「Shadowverse EVOLVE」のブースターパック第11弾「宿命の弾丸」が2024年8月23日に発売される。「Shadowverse EVLOVE」は2022年4月28日に第1弾が発売されたTCGで、名前の通り、スマートフォンで遊べる人気のデジタルカードゲーム(DCG)「Shadowverse」をベースにしている。

 最新ブースターとなる、ブースターパック第11弾「宿命の弾丸」の発売に先駆けて「宿命の弾丸」に含まれる新カード3枚の独占公開権をいただいたので、早速紹介したい。

「バニー&バロン」らが収録、新たなパラレルカードとして特別な衣装のSPカードも登場!

 まず、「宿命の弾丸」がどんなブースターパックなのかを簡単に説明する。「宿命の弾丸」は、DCG「Shadowverse」の第18弾カードパック「Storm Over Rivayle / レヴィールの旋風」で登場した「バニー&バロン」らが収録されたブースターパックである。

 いわゆる絵違いなどと呼ばれるパラレルカードも強化され、これまでのUR(アルティメットレア)とSL(スーパーレジェンド)に加えて、SP(スペシャル)というイラストを美しく魅せることを追求した超豪華仕様のカードが極稀に出現する。第11弾に収録されているSPカードは2種類あり、そのうち1種類は、既存の人気カード「ダークドラグーン・フォルテ」の新イラストカードとなる(もう1種類は第11弾で新規収録されるカードの絵違い)。また、「メルティングシュガー・セリーナ」と「アクセルヒーロー・マイザー」のURカードは、2枚並べると1つのイラストとなるようにデザインされている。

 さらに第11弾では、ブースターパックの仕様が変更されている。これまでトークンカードは通常のカードよりも分厚く丈夫なカードになっており、必ず1パックに1枚トークンカードが入っていたが、第11弾ではトークンカードの厚みが通常カードと同等になり、トークンカードが封入されないパックが存在するようになった。

「宿命の弾丸」のイメージイラスト

「フェアリープリンセス・アリア」をデッキから出せる「妖精の開花」

 今回、独占公開権をいただいたカード3枚は、すべてエルフクラスのカードである。

 「妖精の開花」は、GRレアリティの2コストスペルカードであり、そのテキストは「これをプレイする際、追加コストとして場の妖精・トークン4体を墓場に置く。(追加コストを支払わなければプレイできない)自分のデッキから『フェアリープリンセス・アリア』1枚を探し、場に出す。」というもの。

 コスト自体は2コストと軽く見えるが、追加コストとして場に出ている妖精・トークン4体を墓場に置くことが要求されているため、プレイするためには、場を整える必要がある。その代わり、その能力は強力であり、エルフのスターターデッキ「麗しの妖精姫」の切り札であるLGレアリティのフォロワーカード「フェアリープリンセス・アリア」をデッキからサーチして直接場に出せる。

 「フェアリープリンセス・アリア」は、6コストのフォロワーカードであり、ファンファーレ能力で、9枚の「フェアリー」の中から好きな枚数を場に出し、好きな枚数をEXエリアに置くことができる。「フェアリープリンセス・アリア」が場に存在する限り、他の妖精・フォロワーすべてが【突進】を持つため、「フェアリープリンセス・アリア」のファンファーレ能力で出した「フェアリー」トークンも、すぐにアクト状態の相手のフォロワーを攻撃できる。

エルフクラスの2コストスペルカード「妖精の開花」。プレイには、場の妖精・トークン4体を墓場に置く追加コストが必要。自分のデッキから『フェアリープリンセス・アリア』1枚を探し、場に出すことができる。
スターターデッキ「麗しの妖精姫」に収録されている「フェアリープリンセス・アリア」。ファンファーレ能力で、9枚の「フェアリー」の中から、好きな枚数を場に出し、好きな枚数をEXエリアに置くことができる

場に「フェアリー」トークンを並べられる「物見のエルフ」

 「物見のエルフ」は、BRレアリティのフォロワーカードであり、3コストで攻撃力は3、体力は3、タイプは「エルフ族」である。「自分のデッキの上1枚を見る。それをデッキの下に置いてよい。『フェアリー』2枚をEXエリアに置く。」というファンファーレ能力を持っており、次のドローの質を高められるだけでなく、「フェアリー」2枚をEXエリアに置くことができる。EXエリアに置かれたカードは、手札のカードと同じようにコストを払ってプレイできる。

 さらに、「物見のエルフ」は進化が可能なフォロワーであり、進化コストは1コストである。「物見のエルフ」が進化すると、攻撃力と体力がそれぞれ4に向上するだけでなく、「フェアリー」2体を直接場に出すことができる(EXエリアから出すのではない)。

 この「物見のエルフ」は、先ほど紹介した「妖精の開花」と強いシナジーを持つカードである。「妖精の開花」をプレイするには、場に存在している妖精・トークン4体を墓場に置く必要があるが、「物見のエルフ」を使えば、素早く妖精・トークン4体を場に並べることができる。

 例えば、「物見のエルフ」を進化させてフェアリーを2体EXエリアからプレイする事で、合計4体の妖精・トークンを1枚のカードから場に並べることができる。「妖精の開花」のプレイ条件を1枚のカードから達成する事ができるため、非常に相性の良いカードとなっている。

 さらに前のターンにプレイした妖精・トークンが場に残っていれば、妖精・トークンをプレイするためのPPを「妖精の開花」のプレイに使用できるため、一気に強力な盤面を作ることが可能だ。

 今回紹介した「妖精の開花」と「物見のエルフ」は、既存のエルフデッキを大幅に強化してくれるカードだ。他のクラスについても、こうした既存のデッキパワーを高める新カードが登場するだろう。

エルフクラスの3コストフォロワーカード「物見のエルフ」。「自分のデッキの上1枚を見る。それをデッキの下に置いてよい。『フェアリー』2枚をEXエリアに置く。」というファンファーレ能力を持つ
「妖精」タイプを持つ「フェアリー」トークン
エルフクラスのフォロワー・エボルヴカード「物見のエルフ」。進化時に「フェアリー」2体を場に出すことができる。

 ブースターパック第11弾「宿命の弾丸」には、まだ公開されていない魅力的なカードが多数収録されており、新たなコンセプトのデッキの作成はもちろん、既存のデッキも大きく強化できるカードの登場が期待できる。発売が楽しみだ。