特別企画

「Shadowverse EVOLVE」ブースターパック第9弾「光影の二重奏」より「竜の炎・ジルニトラ」などを先行公開

ドラゴンクラスの3枚

【Shadowverse EVOLVE:ブースターパック第9弾「光影の二重奏」】

2月23日 発売予定

価格:1パック 440円

 Cygamesとブシロードが共同で開発・運営を行なっているTCG「Shadowverse EVOLVE」のブースターパック第9弾「光影の二重奏」が2月23日に発売される。価格は1パック440円。

 今回はブースターパック第9弾「光影の二重奏」の発売に先駆けて、新カード3枚「竜の炎・ジルニトラ」「竜翼の暗殺者」「ドラゴンクロー」についてを先行して紹介する。

新デッキはもちろん「吸血鬼ナイトメア」なども強化できる「光影の二重奏」

 まず、「光影の二重奏」がどんなブースターパックなのかを簡単に説明する。「光影の二重奏」は、アプリ「Shadowverse」の第8弾カードパック「Dawnbreak,Nightedge/起源の光、終焉の闇」に収録された「月と太陽」などのカードが中心となるブースターパックである。

 また、新デッキタイプを組むためのカードが登場するだけでなく、「吸血鬼ナイトメア」や「秘術ウィッチ」など人気の既存デッキタイプを強化するカードも登場する期待のブースターパックだ。

「光影の二重奏」のイメージイラスト

「ジルニトラ」を場から墓場に置くことで3コストで出せる「竜の炎・ジルニトラ」

ドラゴンクラスのフォロワー「竜の炎・ジルニトラ」。場のカード名に「ジルニトラ」を含むフォロワーを1体を墓場に置くことで3コストでプレイできる。これが場にいる限り、自分の場の竜族・トークンすべては【疾走】を持つ。ファンファーレ能力で「ドラゴン」1体を出し、「自分の場の竜族・トークンの数」分のカードを引く

 今回、先行公開するカード3枚は、すべてドラゴンクラスのカードである。「竜の炎・ジルニトラ」は、LGレアリティのフォロワーカードであり、6コストで攻撃力は3、体力は4、タイプは「ドラゴニュート・竜族」となっている。

 「Shadowverse EVOLVE」において「ジルニトラ」という名前のフォロワーカードはこれが初めてではない。ブースターパック第1弾「創世の夜明け」のドラゴンクラスにおいて、LGレアリティのフォロワーカード「ジルニトラ」が存在する。

 この「ジルニトラ」は、3コストで攻撃力3、体力2だが、ファンファーレ能力で「ドラゴン」1枚をEXエリアに置くことができ、さらに2コスト払ってアクト状態にする(カードを横向きにする)ことで、EXエリアに置かれている「ドラゴン」を場に出せる。

 この場に出た「ドラゴン」は【突進】を持ち、さらに【覚醒】状態なら自分のPPを2回復できるという強力なカードであり、1弾、2弾環境で猛威を振るった「ランプドラゴン」デッキでもよく使われていた。

 第9弾で登場する「竜の炎・ジルニトラ」は、この「ジルニトラ」とシナジーがあるカードであり、本来6コストだが、場のカード名に「ジルニトラ」を含むフォロワーを1体を墓場に置くことでコストが3減り、3コストでプレイできる。フォロワーの数は変わらず、実質的には「ジルニトラ」が進化して「竜の炎・ジルニトラ」になるようなものだが、3コストで「竜の炎・ジルニトラ」を出せるのはなかなか強い動きだ。

 「竜の炎・ジルニトラ」は、場にいる限り、自分の場の竜族・トークン全てに【疾走】を与える能力があり、ファンファーレ能力で「ドラゴン」1体を場に出し、その後「自分の場の竜族・トークンの数」だけカードを引くことができる。最低でも1枚は引ける計算だ。

 例えば、場に「ジルニトラ」がいて、5PP残っているなら、2コスト払って「ジルニトラ」をアクトして、EXエリアの「ドラゴン」を場に出し、「ジルニトラ」を墓場において、残りの3コストで「竜の炎・ジルニトラ」を場に出せば、「ドラゴン」が2体場に出ることになるので、カードを2枚引ける。人気の「ランプドラゴン」をさらに強化するカードとして活躍するだろう。

墓場の《ドラゴン》スペルの枚数と同じダメージを与える「竜翼の暗殺者」

ドラゴンクラスのフォロワーカード「竜翼の暗殺者」。ファンファーレ能力で、相手の場のフォロワー1体を選び、自分の墓場にある《ドラゴン》スペルの枚数と同じダメージを与える

 「竜翼の暗殺者」は、BRレアリティのフォロワーカードであり、3コストで攻撃力は3、体力は3、タイプは「ドラゴニュート・キラー」となっている。スタッツは平均的だが、ファンファーレ能力で、相手の場のフォロワー1体を選び、自分の墓場にある《ドラゴン》スペルの枚数と同じダメージを与えることができる。ゲーム後半で《ドラゴン》スペルが墓場に多くある状態だとかなり強くなるカードだ。

スペルカード「ドラゴンクロー」も便利

ドラゴンクラスのスペルカード「ドラゴンクロー」。相手の場のフォロワー1体を選んで2ダメージを与え、さらに1枚カードを引く

 3枚目のカードは、BRレアリティのスペルカード「ドラゴンクロー」である。コストは2コストで、相手の場のフォロワー1体を選んで2ダメージを与え、さらに1枚カードを引くというもので、プレイしても手札が減らないので、コスト論的に考えてもなかなかお得なカードである。「ドラゴンクロー」を積極的に使って、墓場の《ドラゴン》スペルの枚数を増やし、「竜翼の暗殺者」のファンファーレ能力をより強く使うといった作戦も考えられる。

 なお、ブースターパック第9弾「光影の二重奏」には、第1弾や第2弾に収録されていた「ドラゴン」トークンカードも再録される。そちらの画像も挙げておく。

「ドラゴン」トークンカード。第1弾や第2弾に収録されていたものと基本的には同じだ

 ブースターパック第9弾「光影の二重奏」には、まだ公開されていない魅力的なカードが多数収録されており、新デッキタイプだけでなく、既存のデッキタイプを強化できるカードが登場する予定である。発売が非常に楽しみだ。