レビュー

「Figure-rise Standard トライチェイサー2000」レビュー

キャラクター性が現れる外装パーツを組み立て

 組み立ても後半に差し掛かり、次に作るのはフロントのパーツ。左右へ伸びた金色のパーツや顔のような造形が再現されている。

【フロントパーツ 組み立て】
グリップパーツを取り付け。リード線の先端部を差し込む際は折り曲げて固定しやすいようにする
ピンセットやラジオペンチを使うとグリップパーツに差し込みやすい
フロントの金色部分はゴールドメッキパーツとクリアレッドで組み立て。さらにマーキングでクウガのマークを貼り付け
正面のクウガマークはモールドに合わせてマーキングシールを貼る
フロントの黒部分。ライト部分は光を反射するシールを貼り、クリアブルーパーツを被せる
ハンドル側には計器類が印字されたシールを張る
それぞれのパーツを合わせる
側面部分を作成

 ボディと合わせると、劇中の造形が再現されている。

【フロントパーツ】

 次にボディの外装を作成する。シルバーと赤の成型色で劇中のカラーリングが再現されている。また、側面の特徴的なクウガのマークはマーキングシールで再現できる。

【ボディ外装 組み立て】
ボディ外装はシルバーと赤の成型色で作成
クウガマークはモールドに合わせてマーキングシールを貼る
フレームの間に固定パーツを追加して左右から挟み込む
上部にシートと給油口が造形されたタンクパーツを付ける

組み立ても終盤に差し掛かり、次に作成するのはマフラー部位。ゴールドメッキパーツでマフラー部分、シルバー部分ではアンテナ部分を形成する。それぞれにシールを張り付け、排気口の表現やアンテナの根元の色合わせを行う。

【マフラー 組み立て】
ほぼ同じ構造だが、右側面側はパイプパーツがある
クウガマークはモールドに合わせてマーキングシールを貼る
フレームの間に固定パーツを追加して左右から挟み込む
上部にシートと給油口が造形されたタンクパーツを付ける
排気口部分に黒のシールを貼る
アンテナの根元部分に金色シールを貼る
マフラー側面にシールを貼る

 ここにエンジンからマフラーへ繋ぐパーツを差し込む。

【マフラーパイプ 組み立て】
4つのパーツからうねりのある造形を再現。シールを貼ることで劇中に近いカラーリングに
エンジンからマフラーのパイプに連結

 最後にスタンド、シフトペダル、キックスターターそれぞれのパーツを取り付ける。

【スタンドとシフトペダルとキックスターター 取り付け】
シフトペダルは左側面に取り付け
キックスターター、スタンドは右側面に取り付け

 これで「トライチェイサー2000」の本体が完成した。

【トライチェイサー2000】

 そして、別売りの「Figure-rise Standard 仮面ライダークウガ マイティフォーム」に対応したハンドパーツと右側のハンドグリップ「トライアクセラー」、初期のコントロールパネルを作る。

 ハンドパーツは「Figure-rise Standard 仮面ライダークウガ マイティフォーム」のハンドパーツに使う手甲パーツを使用することで完成し、コントロールパネルはシールによって劇中の造形を再現する。

【オプションパーツ】
親指と手の平を合わせる。手甲部分は後述する
トライアクセラーは黒の成型色のみ
ボタンやメーターなどをシールドで再現

 ここまでの筆者の製作時間は約3時間ほど。一つ一つのパーツの造形がしっかりとしているため、素組の状態での高い造形が実現し、ストレスの少ない工程で組み立ても楽しかった。

 ゴールドメッキ加工はゲート跡が残りやすいが、アンダーゲートや注入口の位置が工夫され完成した時は目立ちにくくなっている。

 個人的に苦戦したのがリード線の処理でグリップへの差込やフロントフォークへの巻き付けなど、指先だけは作るのは厳しく感じた。

 それでは、完成した「Figure-rise Standard トライチェイサー2000」を見ていこう