レビュー
ガンプラ「EXモデル 09 1/144 ガンペリー」レビュー
充実度を増す「ククルス・ドアンの島」ガンプラ。ガンペリーを並べてみたかった!
2023年6月30日 00:00
- 【EXモデル 09 1/144 ガンペリー】
- 開発・発売元:BANDAI SPIRITS
- 発売日:2002年6月(現在2023年8月発送分を予約受付中)
- 価格:7,150円(税込)
- ジャンル:プラモデル
- 全高:約160mm
今回レビューするのは2022年に大ヒットを記録したガンダム映画作品「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」に登場し、ガンダムやガンキャノンを輸送するためのホワイトベースの艦載機である「ガンペリー」です。
最初にお断りですが「EXモデル 09 1/144 ガンペリー」(2002年発売)はククルス・ドアンの島に登場するものとは違いますのでご了承ください。劇中に登場したガンペリーがあまりにも印象的で、1/144スケールで存在するのはこのEXモデルだったためククルス・ドアンの島系ガンプラと共に紹介しましょう。
ガンペリーは基本的にMSや大型ミサイル等を搭載して戦場へ輸送するための航空機であり、3基のローターと4基のジェットエンジンで空を飛びます。TV版ファーストガンダム劇中では敵対するジオン公国軍兵士から“ナカワレ”とも呼ばれました。
なぜ“ナカワレ”かというと、このガンペリーのコンテナ左右半分ずつ、それぞれを上方へ跳ね上げるとガンダムのAパーツ(上半身)とBパーツ(下半身)が胴体中央部に出現。単独出撃したコアファイターとの空中ドッキングのためのABパーツ投下機構を持っているためです。
映画「ククルス・ドアンの島」ではこの機構は登場せず、ガンダムとガンキャノン、もしくはガンキャノン2機を搭載して“帰らずの島”ことアレグランサ島に輸送するために使われます。モビルスーツはコンテナ左右の開閉するベース部に張り付けられる形でマウントされ、目的地に付いたらモビルスーツはベッドに寝たままコンテナを展開してそこから作戦行動に入ります。
今回レビューする「EXモデル 09 1/144 ガンペリー」はモビルスーツ2機分を飲み込むほどの大きなコンテナを持つ航空輸送機です。いつも担当させていただいている人型の“モビルスーツ”とは勝手の違う組み立てとなりそうです。
映画「ククルス・ドアンの島」大好き筆者がこれまでレビューさせていただいた同作品のガンプラたちと共に並べてみたく、今回この大型キットを組んでみたいと思いました。それではさらに充実度を増す「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」ガンプラに色を添えるべく、ガンペリーいざ出撃!
▼EXモデルでククルス・ドアンの島のガンプラの世界をさらに広げる!
▼ガンダムとガンキャノンを搭載してアレグランサ島探査へ向かう!
「EXモデル 09 1/144 ガンペリー」のキット内容をチェック!
それではキットの内容をチェックしていきましょう。ランナーはA~Gで計10枚とかなりのボリュームですが、コンテナをはじめ一つ一つが大きなパーツで構成されていてパーツ自体の数は少ない印象です。人型であるMSタイプのガンプラと比較すると少々ものたりないでしょうか?
いやいや、そんなことはまったくなくBANDAI SPIRITSのプラモデルだけあって航空機でも接着剤はいらずにぐいっと固定できるようになっています。細かなパーツによる色再現はありませんがある程度のパーツ分割はされていますのでそこは自分のイメージで作っちゃえば良いかと思います!
組立開始。おおきなコンテナをかんたん箱組して本体に組付けるだけ!
EXモデルのガンペリー、組んでみると大きいだけでパーツ数も少なくパチパチと直線主体でパーツ割りされたコンテナを箱組し、フロントとサイドにあるローター、左右を張り合わせる大きな胴体にウイング等を組付ければほぼほぼ完成となります。
と、まぁだいぶ簡単な部類に入る組立工程ですしコンテナは面が広く間延びしている印象ですので、コンテナや胴体にはモールドが掘ってありますからこれを利用してざざっとスミ入れしてつや消しコートすることにしました。
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