レビュー
「Figure-rise Standard 仮面ライダードライブ タイプスピード」レビュー
2023年9月22日 00:00
スタイリッシュな造形をその手で作り上げる
ここから組み立て工程を見ていこう。
「仮面ライダードライブ」の特徴的な頭部は細かくパーツ分けがされ、シールによってディテールを追加するものとなっている。正面の目や後頭部のライト部分にはホイルシールが貼られ、そこにクリアパーツを被せる構造となっている。
そのため目元はホイルシールの反射によって明るくなり、迫力あるものとなる
また、自動車のパイプやメカニカルな造形も細かく再現され、間近で見ても精緻な造形美が伺える。
胴体は黒のインナー部分と赤い外装部分を重ねて組み立てる。肩口には引き出し機構が備わっており、可動への配慮もされている。
こちらは脇腹や正面、襟部分にシールを使用して色分けが施されている。
腕のパーツは、黒を基本としたカラーリングに肩や前腕に赤が入る。肩のアーマーパーツはクリアパーツを挟み込み、横から見た時のディテールも完備。また、前腕部に細かい円形のパーツをはめ込みと細かい部分での質感表現が光る。
左腕パーツは手首にシフトブレスが装着されている。シールによる色分けがされているが、装填するシフトカー「シフトスピード」は別パーツで造形されている。
可動は手首、肘、二の腕と肩口があり柔軟に動かすことができる。また、肩アーマーも可動部があり、ポージングの見栄えに合わせて調整することができる。
次に足パーツは黒のスーツ部分に赤のアーマーで構成されている。膝関節は膝パーツを被せて、関節の構造を目立たないようにしている。
シールも側面のラインと足先、足首に使用する。また、アーマー部分もシールを使用して、スーツの色に合わたものとなっている。
太ももの軸可動、膝、足首に可動部があり、必殺技「スピードロップ」時のキックポーズや劇中の印象的なポーズを取ることができる。
次はベルト「ドライブドライバー」を装着した腰部パーツは、股関節軸を挟み込み、ベルトパーツをはめ込む形となる。
「ドライブドライバー」と右腰に備えた「シフトカーホルダー」はシールで細かく色分けされている。「シフトカーホルダー」にはマックスフレア、ミッドナイトシャドー、ファンキースパイクのカラーリングが再現されている。
各部パーツができたところで、一度すべてを合わせればタイヤを装着していない状態の「仮面ライダードライブ タイプスピード」が完成する。
そして、特徴的なタイヤは3つのブロックで構成され、正面と背面、下部の3箇所に付ける。タイヤの溝もしっかり造形され、中央の赤いラインはシールとなっている。
側面部分の「type SPEED」の文字はマーキングシールで表現されている。
武器であるドア銃とハンドル剣はシンプルな構造となっている。複雑なカラーリングはシールによって表現されている。
交換用手首は開き手と右手用の握り手がある。
台座はクリアパーツで構成され、2つの支柱で高さや角度を調整することができる。
完成したところで、「Figure-rise Standard 仮面ライダードライブ タイプスピード」のアクションを紹介していこう。
(C) 石森プロ・東映