レビュー
ガンプラ「SDガンダム クロスシルエット F9ノ1改」レビュー
2023年11月10日 00:00
組立開始。こだわり設計のガンプラクオリティで組みやすい!
キット内容の確認時に感じましたが意外と少ないパーツ数で構成されており、手軽に組み上げられそうです。大きな特徴のシルエットの変化をとそれに伴う関節の有無での表現の違いを体感できる内容になっています。まずはSDスタイルで組んでいき、一通り完成したらCSスタイルに組み替えてその違いをみていきましょう。
まずはSDシルエットで組んでいきましょう! 腕部の可動できる関節は肩と手首となります。SD用フレームがあり、そこへ装甲を組付けていきます。青紫の装甲パーツには黄色のラインなどのシールでカラーリングを再現していくことになります。
脚部もSDスタイルでは膝関節が固定されています。ソール下側はパーツによるカラーリング、他はシールでの再現となっています。膝アーマー左右にあるダクト部もシール再現となっています。
腰部の前後左右にある装甲は可動しませんが、後ろと左右の装甲は一体成型で設計されていて組みやすさに貢献しています。SDスタイルの腰部のコアになる部分は両脚のボールジョイントを受け止めるアーム的な接続部が一体成型されています。
SDガンダムシリーズだけにボディに対して大きなサイズとなる頭部はさすがのディテールを持っています。F91をモチーフとしながらも随所に忍者装束をイメージしたディテールを配置していて、所々にのぞくSDガンダムとガンダムF91、どちらのイメージも私たちの目を楽しませてくれます。
最後に装備類を組んでいきましょう。F91ベースということでメインはV.S.B.R.(ヴェスバー)となるわけですが、F9ノ1改ではそれが大型の苦無(クナイ)となっています。さらにビームシールドも2つに割れて手に持てる武器としても機能します。忍者刀もあり、楽しさ倍増です。そしてジムヘッドも付属しています。
“F9ノ1”がこれまで表に出てこなかったのは、変幻自在に姿を変えられる能力のためであり、それは軽装モードだったり無個性全開のジムヘッドだったりSD頭身で身を潜めていたり……キットの紹介のところでは「なんだこれ……ボーナスパーツ……?」という印象でしたがこういうバックストーリーがあるそうです!
(C)創通・サンライズ