レビュー
ガンプラ「HG 1/144 ジム 」レビュー
ショルダー・キャノン装備/ミサイルポッド装備
2023年11月17日 00:00
組立開始。オリジンHGシリーズのカッチリした組みごたえを味わう!
それでは一気に頭部を含めたボディ全体を組んでいきましょう。まずは上半身からになりますが、オリジンHGシリーズが持つクラスを超えたカッチリディテールと優れた可動性能に組みやすささえも持たせたすばらしい設計を感じられます。
腹部に内蔵される2つのポリパーツとそれを支える簡易的なメカフレームで保持力とともに高い関節可動性能を持たせています。肩関節はポリパーツを収めるメカフレームのケースでポリパーツの露出を抑えつつ説得力のある関節表現となっています。
さらにこのキットに初めて付属するミサイルポッドもここで組むことになります。各ミサイルポッドの弾頭先はシールで表現されます。両肩左右で20発、両腰左右で6発と一発ずつ貼りこむ作業は集中力が勝負です!
腕部と脚部を作る。オリジンHGシリーズが持つ驚異の精度と可動を両立させた設計が楽しい!
腕部の見どころは肘関節です。1/144スケールですからだいぶ細い印象の上腕・肘のメカフレームですが組んでみるとなんともカッチリしつつ、確実で高い可動性能を感じられます。
本キットの腕部は標準で右前腕は武装無し、左前腕はガトリングガン付きと指定されています。ガンプラ的には両方にガトリングガンを装備できるパーツが用意されていますのでアレンジして楽しむこともできます。
脚部は腕部に比べてギミックの大きさとともにちょっと大きな簡易メカフレームが用意されています。このメカフレーム群も単純な構造でありながらすばらしい可動性能を見せてくれます。筆者はオリジンHGシリーズを数体組んでいますが毎度そのカッチリな感触、動かしたときに感じる剛性感などその設計の楽しさを感じる部分です。
このメカフレームの構造がわかりやすく、なにがどこに作用するかが直観的で組んで楽しいものとなっています。膝関節は基本大腿部と脛下部の2重関節に加えて膝アーマー用に1軸を設けてあり関節可動に追従する動きが組むたびに気持ちがいいのでぜひ体験してみてほしい部分です。
装備を作る。豊富なオプションで量産型らしいバリエーションを堪能できる!
装備はビーム・スプレーガン(初期型)/ビーム・スプレーガン/ビーム・ライフル(初期型)/ハイパー・バズーカ/ビーム・サーベル/シールドとなります。ジムといえばビーム・スプレーガンのイメージがありますよね。
今キットのビーム・スプレーガンは通常版と初期型の2種が用意されていて装備の進化も感じられます。ビーム・ライフルも初期型が付属、ハイパー・バズーカといったバリエーション豊かな装備バリエーションでいかような作戦にも対応できる量産型モビルスーツを感じられます。
(C)創通・サンライズ