レビュー
「MODEROID ローグカイゼルグリッドマン」レビュー
2024年3月15日 00:00
各形態も再現できる「MODEROID ダイナゼノン」
ここからは「MODEROID ダイナゼノン」の組み立て工程を紹介していく。
本キットでは「ダイナソルジャー」、「ダイナウイング」、「ダイナストライカー」、「ダイナダイバー」を組み立てていく。
そのコアとなる「ダイナソルジャー」は竜の頭部に人型のデザインとなっており、劇中では各メカとの合体(コンバイン)や武器のダイナミックキャノンなどに変形する。MODEROIDでは造形再現はもちろん、各形態への合体・変形機構も再現されている。
頭部は「ダイナゼノン」の顔を顎下の内側に隠すようにして組み立てる。なお、頭部のアンテナパーツはパーツが小さいので接着剤での固定をオススメする。
胴体部は可動ギミックが詰め込まれており、ボックス型のシルエットの中に、「ダイナレックス」の牙や頭部が収まり腕部の展開ギミックと緻密な設計が伺える。
腕部は鋭い爪のような手や四角い造形が再現されている。
脚部は膝アーマーの可動やつま先の可動を有している。モールドなど施され、立体感ある造形となっている。
各パーツを合わせて「ダイナソルジャー」が完成。各部にシールを貼って細かい色分けを再現できる。
次は「ダイナウイング」を組み立てていく。
こちらは全翼機のようなデザインのメカで、翼の可動やキャノンの可動などが搭載されている。
胴体兼翼には左右に展開ギミックを備え、角度調整のための可動がある。薄めの本体だが、ギミックがしっかりと詰め込まれている。
ヘルメットとキャノンパーツの組み立て。ヘルメットは「ダイナゼノン」形態時に使用され、細かいパーツ構成となっている。キャノンもシンプルな構造となっている。
各パーツを合わせて「ダイナウイング」が完成。ヘルメットパーツは中央後部に収納する形で劇中のデザインがしっかりと再現されている。
ここから各部にシールを貼って色分けを行なう。
次は「ダイナストライカー」を組み立てる。スポーツカーのようなデザインをしたメカだが、「ダイナゼノン」の両腕パーツともあり、構成パーツも多めとなっている。
見た中に詰め込まれた可動ギミックの数々は圧巻で、「ダイナストライカー」時はビジュアル重視のカバーパーツで劇中デザインをしっかり表現されている。MODEROIDならではの表現でメカ単体で見ても非常に美しい造形となっている。
完成したら各部にシールを貼って色情報を追加していく。
最後に「ダイナダイバー」を組み立てていく。
「ダイナダイバー」は潜水艦型のメカで、左右の円筒型の艦体と艦首で構成されている。
左右の艦体部にはミサイルの発射口の開閉ギミックや後述する「ダイナレックス」とのコンバイン時に使用するグリップの展開ギミックが仕込まれている。また、「ダイナゼノン」、「ダイナレックス」時には両足となるため可動部も備えている。
次に艦首、艦橋、スクリューユニットを組み立てる。
艦橋は可動タイプと形状重視の2種類がある。形状重視では「ダイナダイバー」に合わせたデザインとなっており、可動タイプは「ダイナゼノン」時などでサイドアーマーになる。
各パーツを合わせて「ダイナダイバー」が完成。そして、シールを貼ってディテールを補強する。
最後に「ダイナゼノン」用の手首パーツを組み立てる。握り手と開き手、ダイナセイバー展開手の3種類となっている。
すべての組み立てが完了したところで次のページではアクションやギミックを詳しく見ていこう。
「MODEROID ローグカイゼルグリッドマン」商品概要
価格:13,500円
仕様:組立て式プラスチックモデル・ノンスケール
サイズ:全高約240mm(肩先端部まで)
原型制作:Caloan(GOD BRAVE STUDIO)
設計:
グリッドマン (Universe Fighter)&ビッグゴルドバーン:TEAM NAVEL(ユニテック)
ダイナゼノン:T-REX
メーカー:グッドスマイルカンパニー
(C)円谷プロ (C)2023 TRIGGER・雨宮哲/「劇場版グリッドマンユニバース」製作委員会