レビュー
「MODEROID ローグカイゼルグリッドマン」レビュー
2024年3月15日 00:00
驚異のボリュームでグリッドマンの仲間が集う
完成した各キットを見ていこう。
最初は「MODEROID グリッドマン (Universe Fighter)&ビッグゴルドバーン」だ。
「グリッドマン (Universe Fighter)」は全高約100mmの手のひらサイズでありながら、劇中ディテールがしっかり作り込まれている。左腕にはプライマルアクセプターの造形が作られ、胸部はクリアパーツと塗装済みパーツ、細かなパーツの色分けで濃密な造形美を実現している。
アクションポーズも取ることができ、格闘やグリッドビームといった劇中アクションも楽しめる。
「ビッグゴルドバーン」は全長約280mmで巨大なドラゴンの姿を体現。両翼を広げ、波打つ尻尾は有機的な雰囲気を醸し出している。
一方で背ビレのクリアパーツや翼の青いライン、巨大なドリルとメカメカしさもあり迫力満点。成形色で表現された金色も劇中をイメージさせるものとなっている。
そして、「グリッドマン (Universe Fighter)」と並べてサイズ差から生まれる迫力も見どころだ。そして、アタッチメントパーツを使用することで「グリッドハイパーフィクサービーム発射形態」の再現も劇中アクションも楽しめる。
続いて「MODEROID ダイナゼノン」を見ていこう。
組み立て段階でも語った通り、「ダイナソルジャー」、「ダイナウイング」、「ダイナストラカー」、「ダイナダイバー」の各メカが再現されている。TVアニメ「SSSS.DYNAZENON」では主人公の麻中蓬たちが手にしていた状態を彷彿とさせるサイズ感となっている。
そして、一部パーツの差し替えによって「ダイナソルジャー」を中核とした各メカとのコンバイン形態や人型巨大ロボットの「合体竜人 ダイナゼノン」、そして恐竜型の巨大ロボット「合体強竜 ダイナレックス」への合体も可能としている。2021年に発売されたキットだが、その合体機構やプロポーションは完成されており迫力ある造形は見惚れるばかりだ。
次のページではすべてが集結した「超竜王合体超人 ローグカイゼルグリッドマン」形態を紹介していく。
「MODEROID ローグカイゼルグリッドマン」商品概要
価格:13,500円
仕様:組立て式プラスチックモデル・ノンスケール
サイズ:全高約240mm(肩先端部まで)
原型制作:Caloan(GOD BRAVE STUDIO)
設計:
グリッドマン (Universe Fighter)&ビッグゴルドバーン:TEAM NAVEL(ユニテック)
ダイナゼノン:T-REX
メーカー:グッドスマイルカンパニー
(C)円谷プロ (C)2023 TRIGGER・雨宮哲/「劇場版グリッドマンユニバース」製作委員会