レビュー
「ヘキサギア ゲルトルード」レビュー
ダイナミックなボディで魅せるアクションと多岐にわたるカスタム性能を搭載
2024年4月23日 00:00
- 【ヘキサギア ゲルトルード】
- 開発・発売元:コトブキヤ
- 2024年4月24日 出荷予定
- 価格:14,850円
- ジャンル:プラモデル
- サイズ:全長約360mm
- ※コトブキヤショップ限定商品
コトブキヤのスクラップ&ビルドをテーマとしたオリジナルメカプラモデル「ヘキサギア」シリーズの新商品「ゲルトルード」がコトブキヤショップならびにコトブキヤオンラインショップ限定で4月24日に発売される。価格は14,850円。
「ヘキサギア」シリーズはスクラップ&ビルドをコンセプトとしたコトブキヤが贈るオリジナルメカプラモデルシリーズ。特徴として六角形ジョイント機構を備え、各キットのパーツを組み合わせてオリジナルのメカを作り出せるカスタム要素が盛り込まれている。
さらに、同シリーズは1/24スケールで統一され、展開される商品のカスタムのしやすさはもちろん、パイロットとなる「ガバナー」を搭乗、騎乗させることでより臨場感あるディスプレイや遊びを展開できるのも魅力だ。
それらキットとしての魅力に加え、重厚なSF世界観も展開されている。組織や機体の開発背景などを汲み取ってオリジナルメカを作るのも醍醐味と言えるシリーズだ。
今回は発売に先駆けて「ゲルトルード」のテストショット(試作品)を組み立て&レビューをお届けする。
“魔槍”の名を冠する新たな第三世代ヘキサギア「ゲルトルード」
今回紹介する「ゲルトルード」は、設定上は第三世代に属する機体となっている。
ヘキサギアでは、バイクやジープなど車両の形をしたものを第一世代、歩行しコクピットを装甲に覆われた巨大メカである第二世代、そして、AIによって‟獣のように意志を持った”獣型の巨大メカを第三世代として区分されている。
これまでの第三世代はAIによって‟獣のように意志を持った”獣型の巨大メカだが、「ゲルトルード」は巨大な甲虫のような外観をしている。
大型砲撃戦闘ヘキサギア「ブロッケード・アイビー」に使用された「コクピット」と「インセクトレッグ」の2つのユニットを元に、近接戦に適した大型の格闘用破断圧砕兵装「バイティングシザース」、特殊飛行装置「オーニソプターウイング」、多数のハッチが独立開閉する「マルチロックミサイル」を装備した機体となっている。
一方で、第三世代の特性ともいえる機動力と格闘戦に適した「ゾアテックスモード」と走行形態となる「ビークルモード」のコンバート(変形)機能はなく、さらに騎乗による人機一体の操縦方法ではなく第二世代ヘキサギアのようなコックピット方式となっている。
これは初期の第三世代ヘキサギア「モーター・パニッシャー」や「ブロックバスター」が大型化、重火力搭載による進化した姿とも言えるだろう。
それでは次は「ゲルトルード」のキット内容を見ていこう
流線形のデザインから放たれる肉厚なアクション
「ゲルトルード」を構成するパーツはランナーはAからTの21種。うちパーツG、H、Iは各3枚、G1、K1、M1、P1、R1、S1、T1は各2枚となっている。成型色も内部フレームのメタリック系に外装のヘキサホワイト、差し色にブルー系、ミサイル弾頭のレッドがある。また、「バイティングシザース」と「オーニソプターウイング」にはラメ入りのクリアーパープルとなっている
パーツ点数も豊富で、大きく分けて「コックピット」、「インセクトレッグ」、「バイティングシザース」、「オーニソプターウイング」、「マルチロックミサイル」を組み立てることができる。
パーツを確認したところで、次は組み立て工程を紹介していこう。
(C) KOTOBUKIYA
※画像は試作品を使用しています。実際の製品とは若干異なります。ご了承ください。