レビュー
【ゾイド】「RMZ-001 ブレードライガー」レビュー
2025年3月4日 00:00
ムービングキットは違う“躍動感”が「ブレードライガー」の新たな魅力を引き出す
「RMZ-001 ブレードライガー」の第一印象はやはりカッコイイの一言に尽きる。
アニメよりもディテールが加わりしっかりと見ごたえのある造形に仕上がっている。2023年に発売された「AZ-01 ブレードライガー」のデザインに近い雰囲気も感じられた。
そして、ムービングキットの1/72スケールから1/100スケールで全体的な大きさはコンパクトになっているが、その存在感は衰えず、満足度の高い出来栄えとなっている。
本稿ではアニメのバン専用機仕様で撮影している。
展開ギミックとして肩、腰のコンプリッションリフジェネレイターの展開や頭部のEシールドジェネレーターの展開ができる。また、背中のロケットブースターも本体を起こして展開する動きが再現されている。
そして気になる可動域だが、獣らしい動きを数多く表現できる。ポリキャップを使用しているため、可動軸もしっかりしておりきっちりとポーズを決めることができ、ポージングがしやすい。
特に首回りの可動はライオンのように腰を落として咆哮を上げるポーズや飛び掛かるポーズが自然に決まるようになっている。
もちろん、レーザーブレードを展開してのブレードアタックなどアニメでのアクション再現をできるのも魅力だ。
本キットではディスプレイ用のスタンドはないが、胸部下部に3mmの軸受けがあり、100円ショップで販売されているディスプレイスタンドで飾ることができる。
そして、ジオラマと別売りの「RMZ-002 ジェノザウラー」を並べればアニメの激闘を再現することもできる。自由なポージングで再現したかったシーンやオリジナルの戦闘描写を表現することができ、アクションプラキットならではの遊びが詰まっている。
以上、「RMZ-001 ブレードライガー」レビューをお送りしてきた。
1/100アクションプラキットシリーズ「リアライズモデル」で表現された「ブレードライガー」はムービングキットにはない魅力が詰め込まれていた。造形の緻密さはもちろん、可動域の広さで動物的な動きがしっかりと表現できている。
金属生命体としてのメカディテールと有機的な動きの表現が楽しめ、様々なポージングをしたくなるキットとなっている。
「リアライズモデル」シリーズでは様々なゾイドの展開が予定され、どんなゾイドが登場するのか楽しみだ。
(C) TOMY
(C)ShoPro