レビュー
「SHIELD-D-PRIME」レビュー【SYNERGENEX】
3つのIPを集約したフラッグシップアイテムにふさわしい完成度
2026年3月19日 00:00
- 【SHIELD-D-PRIME】
- メーカー:タカラトミー(T-SPARK)
- 2月 発売
- 価格:38,500円
- ジャンル:塗装済完成品フィギュア
タカラトミーのハイターゲット向けホビーレーベル「T-SPARK」から、ゾイド×トランスフォーマー×ダイアクロンの3つのIPがコラボした「SHIELD-D-PRIME」が2月に発売された。
「SHIELD-D-PRIME」は「ZOIDS」シリーズのライオン型ゾイド「シールドライガー」、「トランスフォーマー」シリーズのオートボットの司令官「オプティマスプライム」、そこに「ダイアクロン」シリーズの世界観が集約され、「T-SPARK」を象徴するアイテムとなっている。
シールドライガーモードからオプティマスプライムモードへの変形。1/60スケールのダイアクロン隊員やボレットコア、バイクのロードヴァイパーが付属し、変形合体遊びまで網羅している。
「SHIELD-D-PRIME」はダイアクロン隊員がライオン型ゾイド「シールドライガー」からインスピレーションを受けて開発された白いシールドライガーを、ダイアクロン隊の盟友「オプティマスプライム」がスキャンしたことで誕生したという設定になっている。
「ダイアクロン」、「トランスフォーマー」、「ZOIDS」が交わり、3つのIPのシナジーによってドラマチックな設定も生まれ、遊びが広がるアイテムとなっている。
本稿ではプレイバリュー満点の「SHIELD-D-PRIME」の魅力を紹介していく。
ZOIDSの躍動、トランスフォーマーの変形、ダイアクロンの創造を集約
最初はパッケージを見ていこう。
パッケージは表と裏でシールドライガーモード、オプティマスプライムモードの「SHIELD-D-PRIME」が描かれている。黒をバックに浮かび上がる各モードのビジュアルが非常に引き締まり、シックな質感も相まって「すごいものが来た」とワクワク感が止まらない。
ブリスターには「SHIELD-D-PRIME」本体、ダイアクロン隊員(2体)、ロードヴァイパー、ボレットコア、FZイオンブラスター、3連衝撃砲、2連装FZビームが収録されている。
また、シールドライガーモード用、オプティマスプライムモード用、ビームキャノンジェット用の各アダプターも入っている。こちらは別売りの「TFパワーベース」と合わせることでディスプレイできるアダプターだ。
その他、取扱説明書と「ダイアクロン」シリーズではお馴染みのスチールシートが入っている。スチールシートは「SHIELD-D-PRIME」本体の指定の場所に貼り付けることで、ダイアクロン隊員の足裏にある磁石と合わせて安定して立たせることができる。
前準備として電池を入れていく。本商品は電動ギミック、LED発光ギミックが搭載されており、そのため単4形アルカリ乾電池2本が必要となる。
電池ボックスは「SHIELD-D-PRIME」シールドライガーモードの背中にある電池ボックスに入れる。一部パーツを取り外し、ネジを外してカバーを外すことで単4形アルカリ乾電池を入れることができる。
ダイアクロンの技術とゾイドの躍動が合わさったシールドライガーモード
ここからは「SHIELD-D-PRIME」シールドライガーモードを詳しく見ていこう。シールドライガーモードはボレットコア、3連衝撃砲、2連装FZビームを取り付けることで完成する。
完成した「SHIELD-D-PRIME」シールドライガーモードは、「ZOIDS」シリーズの息吹を感じさせるシルエットがたまらない造形となっている。「青いイナズマ」の異名を連想させる青い装甲やシリンダーなどの細かなメカ造形も色分けで表現され、密度の高い造形美となっている。
特に「ZOIDS」の特徴であるCAPパーツも大型と小型でそれぞれ異なる造形となっており、元となった「シールドライガー」らしさが随所にちりばめられている。
そして、ギミックも満載。「シールドライガー」に搭載されていた脇腹のミサイルポッド展開をはじめ、背中の連装ビーム砲を彷彿とさせるSDP2連装FZビームキャノンを展開することができる。
ミサイルポッド展開に関しては、後述するオプティマスプライムモードへの変形ギミックの都合上、折りたたみの軸パーツでミサイルポッドの根元部分を支える機構となっている。胴体側に接続されているものではないため、外側に力が加わるとこの折りたたみ軸パーツを破損する恐れがあり、展開には注意が必要だ。
「シールドライガー」の最大の特徴であるEシールドジェネレーター展開も盛り込まれ、頭部のシールドジェネレーターの展開や肩部と大腿部の放熱フィン開閉が可能となっている。
もちろん、頭部コックピットとボレットコアにはダイアクロン隊員を搭乗させることができる。そして、腹部にロードヴァイパーを格納することができ、「ダイアクロン」での遊びも盛り込まれている。
シールドライガーモードの可動もライオンらしい動きを表現することができる。特に前脚は大きく開いて、力を溜めるようなポーズを取ることができる。背中にFZイオンブラスターを付けることで発射態勢を取るといった遊びもできる。
そして、ダイアクロン隊員たちとの共闘や触れ合いなど様々なシチュエーションが楽しめるのも魅力だ。設定を考えると「オプティマスプライム」の意志があるとも考えられ、ダイアクロン隊員たちとのコミュニケーションを取っている様子も「SYNERGENEX」だからこそできる遊びとなっている。
「ZOIDS」と言えば電動ギミックも外せない要素だ。「SHIELD-D-PRIME」では歩行はできないが、頭部が動き、口が開閉するライオンの雄々しさが感じられるものとなっている。また、コックピット部分が光ることで、あたかも意思を持っているかのようにキャノピーが光る。
ダイアクロン隊員が乗っていることで、人機一体となって力を発揮している雰囲気も非常にかっこいい。
そして、「トランスフォーマー」を象徴する変形ギミックは、シールドライガーモードからロボット形態となるオプティマスプライムモードへトランスフォームが可能。筆者の印象としては変形工程は多めで、足回りの変形が難しいと感じた。
しかし、ライオンから人型ロボットに変形するダイナミックなシルエット変化に加え、緻密なパーツ構成に舌を巻いた。はじめこそ変形手順に苦戦したが、腰回りや太もも周りのパーツ処理が緻密で印象の変化が強く感じられる箇所となり、触れていて楽しくなってくるギミックとなっている。
また、本体の一部パーツと各種武装を組み合わせた飛行メカ「ビームキャノンジェット」にすることができ、創造力を駆り立てる「ダイアクロン」らしい遊びも搭載。
「ZOIDS」、「トランスフォーマー」、「ダイアクロン」の長年培われた技術の粋が集結し、「触って遊んでこそわかる体験」が詰め込まれている。
(C) TOMY






















































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