特別企画
【あみあみ展示撮り下ろし】漢の部屋に飾っておきたい究極の2体「模型王 北斗の拳 ケンシロウ 胸像」&「模型王 北斗の拳 ラオウ 胸像」
最大のライバル・ケンシロウとラオウを胸像で再現
2020年11月28日 00:00
- 12月発売
- 価格:13,900円(税別)
- 撮影:あみあみ秋葉原ラジオ会館店
- ※2体とも発売日と価格は同じ
1980年代。当時の少年たちの心を鷲づかみにして、離さなかった作品がある。それが、少年ジャンプに連載されていた原作・武論尊、作画・原哲夫よる漫画「北斗の拳」だ。ちょうど高校生だった筆者はリアルタイムで原作を読み続け、時には親戚の子供を出しに映画館にも足を運び、作品の終幕までしっかりと見届けた思い出がある。その当時は、あまりグッズなどはなかったのだが、今やこうした名作を題材にしたフィギュアなどが続々と発売され、常に新作がリリースされ続けているというのは喜ばしい状況である。
ということで前置きが長くなってしまったが、こちらはモデルマスター/模型王から2020年12月に発売されるレジン製塗装済み完成品フィギュアで、「北斗の拳」の主人公・ケンシロウと、最大のライバルである北斗の長兄・ラオウの姿を再現した胸像だ。
この2体の原型を担当したのは、海洋堂の香川雅彦氏だ。「キン肉マン」や「AKIRA」といったIPものから仏像シリーズまで幅広く手がけている同氏だが、バストアップだけという限られた範囲の作品でありながら、ケンシロウの髪の毛から胸元にかけての鬼気迫る迫力はさすが職人技といった仕上がりである。今回のケンシロウは胸元も大きめに開けられており、北斗七星の形に胸に刻まれた傷跡の一部も確認することができる。
原作では主人公のケンシロウに負けず劣らずの強さを誇るラオウだが、その威厳はこちらの胸像でもしっかりとにじみ出ている。多くの戦いのためか、やや汚れが目立つヘルメット部分は、その金属の質感が良く出ている。複雑な形状をした赤いマントを握りしめる拳には、血管のひとつひとつがわかるレベルの迫力と強さが感じられる。
2体とも台座を含めて約14cmという高さがあり、並べて机に置いておくことで「気(オーラ)」が充満してきそうな迫力がある。それぞれ、ケンシロウとラオウが描かれた豪華ティンボックスに入れられており、コレクションにも最適だ。
現在あみあみでは、「模型王 北斗の拳 ケンシロウ 胸像」、「模型王 北斗の拳 ラオウ 胸像」の2体ともデコマスが展示中だ。近くにお住まいならお店に足を運んで、全体的な造形の出来や彩色も含めてしっかりと確かめてから、指先ひとつで購入を決めて欲しい。
©武論尊・原哲夫/コアミックス 1983,版権許諾証BM-219